5キロ袋のお米が4千円以上している。
ついこのあいだまで宮古島に観光に訪れた人はお土産にお米を
買っていた。本土では米不足が深刻な問題となっていると
報道されていた。宮古島では米が不足するということはなかったが、
値段がじわりじわりと上がってきた。
数年前の統計資料では、沖縄の米の自給率はわずか3%だった。
今ではもっと下がっているだろう。
沖縄でとれるお米こと「島米」という。
沖縄の中でも宮古島はかって稲作が盛んであった。
とくに島尻地区では水田が広がっていたそうだ。
稲作の伝来は中国南部から宮古島に宝貝を求めにきた人々が
稲作を伝えたという。弥生以前の縄文黒潮ルートによる
稲作伝来は有力説の一つとなっている。パーントゥで有名な島尻ではかって
稲作が盛んだったところで、稲作体験を兼ねた泥んこ祭りが
毎年行われている。沖縄で栽培されているお米の品種は
「ひとめぼれ」と「ちゅらひかり」毎年6月に出荷される。
「日本で一番早く新米が販売されるお米」として知られている。