うんたま森のキジムナー

ニンニク

ニンニクは「忍辱」とも漢字で書くそうだ。
この漢字の意味するところは
「仏教において、どんな恥や苦しみもこらえて、
心を動かさないこと」とある。

禅寺には「葷酒山門に入るを許さず」という戒律が
あり酒や葷(ニンニク、ニラ、ネギのような臭みのある野菜)
を食べた者は寺に入ってはダメ!

ニンニクには滋養強壮の効果があり女人禁制の寺の修行では
食べることが許されない。それでも隠れて食べていたので
隠語が「忍辱」という字をあてた。

ニンニクを食べると性がつく。
沖縄では、オバァが管理する台所には瓶に詰められた
ニンニクが必ずといっていいほど置いてある。
ニンニクの醤油漬け、ニンニクの泡盛漬けなどなど・・・
昔は、そうそう簡単に病院に行くことなどできなかった。
それなら「病気にならないようにしよう。」というのが
沖縄の考え方。
そこでニンニクパワーが注目された。

刺身にはトガラシとニンニク醤油をつけて食べたり、
醤油漬けのニンニクをそのままいただいたり、
食するだけではなく湿布薬にもニンニクの泡盛漬けが
使われる。強精効果もあるそうで、全国的に出生率が
低下しているにも関わらず、沖縄は子だくさん。
これもニンニクに秘められたパワーなのかも知れない。

船の上ではエンジンの音や風の音がうるさいので、
顔を近づけて話すことが多いためニンニクはあまり
食べないようにしている。


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