うんたま森のキジムナー

来間島

北風のときに、飛行機は来間島上空を通過して
宮古空港に着陸する。
1995年に来間大橋が開通するまで、私にとって
来間島は謎に包まれた神秘的な島だった。
当時の人口は300人以上いたと思う。

過疎化が進んで今では人口は150人ほどで
本土からの移住者が多い。

橋が開通するまでは、人が住んでいる気配
すら感じなかった。前浜漁港から漁に出て、
夜中の1時過ぎに戻ってきた。
漁港近くの東屋で人の気配がするので行って
みると中学生くらいの男女が4〜5人いた。

「こんな時間に何をしている?」と聞くと
「船に乗り遅れた。」と言う。
「親が心配しているんじゃないか。」と
言うと「知っているさぁ、ほら向こうに
灯りがついてるよ。」という。

見ると来間島の港から灯りが見えた。
どうせついでだからと子供達を船に乗せて
来間島まで送ったことがある。

あの頃は来間島の集落がどこにあるのか
すら知らなかった。
来間大橋は2005年古宇利島大橋が開通するまで
沖縄県最長の橋だった。
橋の長さは1690mで農道である。
今は気軽に行くことができるが、あの頃は謎に
包まれた神秘的な島だった。


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コメント一覧

きじむな
今日は旧暦の1月16日です。
官公庁、学校も午前中まで、午後からお墓詣り
になります。毎年、雨が降る日です。
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