TV番組の中で紹介されたことから「海ブドウ」の人気が再熱している。
ヨーロッパでは「シーキャビア」と呼ばれる貴重で高価な食材として
知られるようになったそうだ。
海ブドウは沖縄の海でしか育たないので生の海ブドウではなく
乾燥させたものを食しているのだろう。
海ブドウは生のままが一番美味しい。
乾燥品や塩漬けされているものが出回っているが、まったく別物である。
海ブドウは保存ができない。
冷蔵庫に入れるとしぼんでしまう。
昔、西表の民宿のオバサンに「宮古島からのお土産は何がいい?」と
聞くと「海ブドウが食べたい。」といわれた。
さっそく海で自然の物を取って土産に持って行った。
その翌日に民宿の裏の海に潜ってみると、なんとそこは海ブドウだらけだった。
地元の人は誰も知らなかった。当時は沖縄では宮古島、久松の海岸でしか
生息していないものと思われていた。
海ブドウは特殊な環境のところで育つ。
現在は沖縄各地で養殖され、特産品として全国に販売されており、
「モズク」と並ぶ沖縄県の代表的な海藻である。
ミネラルを豊富に含み低カロリーでプチプチとした食感が特徴。
最近では美容、健康に関する効果について注目されておりさまざまなな研究が
されているという。
海ブドウ関連のものが色々と出ているが、やはり自然のものが美味しい。
市場などで時々自然のものが売られている。