うんたま森のキジムナー

読書の秋

読書の秋 本屋さんにはランキング表が張り出して
あった。北風が強く吹く日が多くなり、私は海に入ること
より船番をする日が増えてきた。

みんなが海に入っているあいだ、船の上で本を
読んでいる。よくお客さんに
「最近、読んだ本で面白かったのは?おすすめは?」
と聞かれる。

そこで、2~3おすすめを紹介しよう。
これからの高齢化社会に起きる問題を見据えた
「ドッグファイト」(楡周平)

沖縄関係の本なら「アンマーとぼくら」(有川浩)

そして今、宮古島で一番売れている本が
「漂流」(角幡唯介)

1994年に37日間に及ぶ漂流から奇跡の生還をした人がいた。
宮古島で売れているのは、これが伊良部島の漁師さんだから。
自分の身内のように共感するのかもしれない。
読書とは無縁の友達の漁師がいる。
近くに船をとめているので、チョットお邪魔したら操舵席に、
この本が置いてあった。

「本なんて読むの?」と言ったら、
「これを読んだら怖くなった。」と言いながら
海に出て行く力が湧いてきたそうだ。


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