旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

ラダックでマルカ・バレーのトレッキング2

2023年09月06日 | 旅行



トレッキングの回、続編。
この回で終わりやす。

サクッといきます。

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4日目
ハンカール2からニマリン・ベースキャンプへ。







ひたすら美しい大自然の中を歩く。
ここら辺は本当に美しい。

個人的にはネパールのアンナプルナより歩いていて楽しかった。

ハンカール2からは、登り道が多い。
と言うよりほとんど登り。

標高は4000m以上。

同行したアリスは、
「息ができない!」と言って苦しんでいた。

僕とガイドにかなり遅れて登ってきて、
「遅くてごめん」と言いつつ、
高山植物の写真を撮りながらマイペースで来ていた。
さすがフランス人。

ベースキャンプ付近は動物天国で、
野生のマーモットやウサギ?ネズミ?類や、
馬、ヤクなどで溢れている。



ベースキャンプ到着。
6時間くらい歩いたかしら。




本日はテント泊。

二マリン・ベースキャンプは、
標高4841m

結構な標高なので高山病の症状が出る場合があるだろう。

ベースキャンプには、
残雪の6000m級の山々に単独でアタックする強者も居る。

改めて、マムートやアクテリクスは彼らが着るとカッコ良さを増すと感じた。
軟弱ハイカーの僕がアークテリクスを着ていると「なんだかなー」と感じる。

他の宿泊地同様にぼっとん式のトイレもあるが、
ベースキャンプのトイレはかなり汚いです。

他の隊のガチ系の経験豊富なガイド達と話し、
「僕らは山が好きだが、山は僕らの事を好きではない」と
言っていた言葉が心に残る。
深い。


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5日目

ベースキャンプから標高5300mの峠越え。
峠からチョグドへ。

4800mから5300mへひたすら登る。





景色がダイナミックすぎて、一見、なだらかな丘に見えるが、
実際には急登。



こんな感じ。

標高5000m近い。




ズドーン。
峠の上に到着。
標高5300mやー。
いや正確には5200mちょいか。まーいーや。

ただただ美しい。

僕は高地順応がうまくいったのか、
比較的、楽に登る。
同行者のアリスは苦しそうだった。



タルチョ、たなびく。






一休みしてチョグドへ。
ひたすら下り、砂利道を歩く。







峠を越えてからが結構、長距離。
川を複数渡る。
浅いように見えるが、結構深い。流れも急。
幅の広い川もあり、飛石をジャンプしながら越える。
落ちたら笑える。
ここは体力より運動神経の方が重要な気がする。

アトラクション満載で楽しい道。

後ろ姿で見えるのが、僕らのガイドさん。
超経験豊富のプロのガイド。
ラダックのガイドには半素人ガイドも居るが、彼はガチ系。





荷物運搬してる馬さん。
すごい急な坂道も昇り降りする。
お疲れ様です。

なお、僕らは馬が降りてきている道を登る。
急坂です。



チョグドへ到着。
6時間位かかったかなー。

写真の時は曇りだが、
ほぼ晴天で心地よかった。

普通はチョグドからレーへその日のうちに車で戻る。
僕らは翌日ゴンパ巡りするので、チョグドで宿泊。

チョグドでは客待ちの車(ジープ)が複数います。

めでたくトレッキング終了。

お疲れ様でした。




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