旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

ひと味違う雰囲気のチベタンの家へ

2018年01月29日 | 仕入れ旅
彼は他の行商とは明らかに異なる雰囲気を持っていた。

以前からその風貌を気になっていたが、
初めて彼の自宅へ招かれた。

そしたら、
ありゃりゃ

家中に、古い物が、あるわ、あるわ



古道具オンパレード
これだけの古道具の数は、そこら辺の骨董店より遥かに多い。

しかも、カム地方で、古道具を扱う業者は珍しい。

「物が大きいから行商には持っていけないだろう」
と言うが、その通りだ。

店舗、やりゃ良いのに、と思う。


ただ、由緒ある家柄で余裕があるのは間違いなく、
高額商品を取引している形跡もあったので、
いわゆる、チベットにおける他の行商とは少し異なるスタイルと趣向なのだろう。


ピカピカの黒のロングブーツに、質の良い濃茶色のチュパ(民族衣装)に
同じ茶系の細身のニット。
それに、ファーの帽子、数少なく古い装飾品の数々が、いつ見ても彼のお約束のファッション。

成金のチベット人は、すぐに金とかを身につけ、
服装も洋服になりがちの人々も多くいるが、
彼は伝統的な民族衣装をいつも着込み、そのランクを見事に上げている。


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