新日鉄名古屋製鉄所へ、工場見学に行ってきました。ちなみに、原則として写真撮影禁止です。この写真は、特別に二ヶ所だけ撮影を許された場所の内、一箇所で撮影したものです。逆光だったので、マズいかなぁとも思いましたが、案外綺麗に撮れていますね。
製鉄所は思った以上に広くて、バスを使って移動しました。製鉄所内には、スタッフ輸送用の路線バスが走っていたり、片側二車線の道路が網の目状に整備されていたり、さながら一つの街のようでした。何だかの事情で、再開発するなんて話になったら、随分と愉快な場所になるでしょう。リアルシムシティーができます(Joke)。
移動中、バスの車窓から見える軌道に燃え萌えしている内に、鉄板を作る工場へ着き、工場内を徒歩で見学する事に。いやはや、暑かったです。鉄板を熱して、水を浴びせながら伸ばしていました。ラインからは大分離れていたのですが、熱気と湯気と音が、凄まじい事凄まじい事。遊園地に欲しいぐらいです(ちょ
ちなみに、待ち合わせの新日鉄前駅に、予定時間より1時間も早く着いてしまったので、ちょっと撮影もしてみました。この歪み加減、いかにもW32Hらしいでしょ。
この写真を撮影した後、あまりに雰囲気が良かったものですから、駅ホームでマターリしてしまいました。駅の周囲を歩き回っていたら、色々な発見ができたような気もしますが、まあ、仕方無いです。雰囲気良すぎるんだもの。
ちなみに駅前は、案の定寂れていました。1時間に2本しか列車が止まらない駅ですから、まあ、仕方が無いといえば仕方が無いのかも。新日鉄への通勤客も、自家用車や職員輸送バスを使っているようでしたし。ただ、その分、写真のような味のある建物も残っていて、ニヤニヤできました。
こういう、いかにも戦後っぽい建築物も、いつの間にか数を減らしているように思います。そろそろ、保存が必要になるのではないでしょうか。そういう意味で、日本昭和村には期待していたのですが、さて、どうなるやら。日本昭和村の街中Verとか、バブルVerとか、そういうのができても愉快だと思いますが、採算合わないでしょうな(苦笑)