『八重の桜』、覚馬さんとおっかさまの再会シーンで泣いてしまいました。
戦で大勢の人々が死に、知人も家族も死んでいくのを見てきた母の、
生きていた長男を抱き締める嬉しさは想像するに余りあります。
覚馬さんも会津の戦の惨状を聞いていたでしょうし、
九年間会えなかった家族に会えたこと、
自分の身体が自由にならないために迎えに行くこともできず、
女だけで遥々京都まで来させてしまった不甲斐なさ、
様々な思いで感無量だったことでしょう。
京都で子供ができていたのは衝撃でした。
九年間、愛しい夫の生死も不明な中を待ち続けたうらさん。
やっと生きていると分かったのに夫は別の女性と子供を儲けていた・・。
気の毒で仕方ない。
でも、覚馬さんにも何か事情があったのだろうし、
その辺りの心情や状況がこれからわかるといいなあ。
夕方放映していた『新島八重~女銃士からハンサムウーマンへ~』では、
この先新島譲が登場した後の物語の展開を紹介していましたが、
新島が好みの女性について
「右を向けと言われたらいつまでも右を向いているような女は嫌だ」
と言ったときに、後ろで新島を睨む覚馬さんが見えました。
うらさんがまさしく、そんなタイプの女性であったので、
うらさんを否定されているように感じて睨んだのだとしたら、
少し救われるかなあ。
物語も後半。もう明治なんだなあ。
覚馬さんファンの中高生も多いようなので、
来年の受験で同志社の志望者が増えたらすごいかもしれない。
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