罹災判定に書いてある謎の（パスコ）さん。
ずっと気になってたんですけど、さっき大崎市のハザードマップhttp://www2.wagamachi-guide.com/osaki/indexhazard.asp?selml=2を見ていたら同じパスコ（pasco）さんを発見。
調べて見ると どうやら株式会社パスコさん http://www.pasco.co.jp/ の模様。
2011年3月 平成23年（2011年）東日本大震災に関する情報 では、さまざまな地図が見られますので、ハザードマップと併せてみるととても効果的。
特に下の方の「東日本大震災（発生前、発生後）の地形変化図」では濃い赤や青で地系の変化が見られるようになってるのですが、内陸である大崎市鹿島台、ちょうど我が家も含む山に沿った地帯が白く変化してるのが興味深いです。コレ面白い♪
『パスコでは2010年10月21日（発生前）と2011年3月13日（発生後）に撮影したTerraSAR－Xの画像を重ね合わせて、仙台市周辺の津波による地形変化図を作成しました。この図はTerraSAR－Xの画像の特性を活かし、地表面の凸凹が変化した箇所を抽出しています。濃い赤または濃い青で表示されている部分が津波で変化した箇所（浸水区域）と考えられます。』
濃い赤や青が津波の浸水域と考えられるってことは、白は地盤沈下？
隆起してるのでないのは確実で、東側にダダ下がりのど根性ハウスの下が硬い山側の地盤と海からの軟弱な地盤の境目にあって東側に傾いてるってのと同じだ！！
とにかく大崎市鹿島台一帯になんらかの地盤の変化があったのは確実ってことですね。（市街地の可能性？もあるな・・・。）
海から離れているのに松島とかかと同じ所があるってのが、太古の昔の鹿島台（沼の前は海だった）を感じさせてホントに面白いです。
こういう面白い発見があるから、ネットは止められないのですな～。
追記8/24 09:56
TerraSAR－Xについて調べてみました。
「テラサー・エックス」(TerraSAR-X)による東日本大震災の観測結果 http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_terrasarx_tohokueq_110313.htm
『TerraSAR-Xの仙台付近の画像で、災害前の2010年10月21日(日本時間、以下同じ)観測の画像を赤に、災害後の2011年3月13日(5時43分頃)の画像を緑と青に割り当てたカラー合成画像です。この図で赤色の個所は、災害後に後方散乱(画像の明るさに相当)が小さくなったことを示し、津波により冠水しているなどの状況が考えられます。
赤く表示された領域が災害後に後方散乱(画像の明るさに相当)が大きく変化した個所で、津波による浸水や、建物倒壊などの被害を表していると考えられますが、散乱係数の変化を機械的に抽出したものであり、必ずしも実際の被害の状況と一致しない可能性もあります。』
つまり赤と青のフィルムを重ねて、その光の拡散で判断をする と。いうことは白くなっている所もやはりなんらかの変化が起きていると考えられそうですね。パスコさんのＰＤＦhttp://www.pasco.co.jp/disaster_info/110311/images/map_28b.pdfを拡大してみると、鹿島台でも赤く変化している所が点在してます。鹿島台と美里町の境、鳴瀬川に沿った地区も白いですね。
もっとわかりやすいのがＪＡＸＡのこの図。http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/l_dis_terrasarx_tohokueq_110313_f2.htm
まるでホットスポットのような感じで鹿島台 東経１４１度５分の線辺り にも、赤く変化してる所がありますね。
ん？赤と青と緑を重ねてるってことは光の三原色ですね。http://www1.odn.ne.jp/~suga/filter/rgb.html
ってことは、白く見える所は黒（影）だからやっぱ市街地かな？でもま、こんな内陸の鹿島台に赤いホットスポットがあったの発見できたし、 衛星でみる東日本大震災もとても興味深いです♪発災当日の仙台あたりにしか電気のツイテナイ、真っ暗な宮城県も衝撃的ですた。
jaxaさんの画像にグーグルさんの地図を重ねてみました。素人仕事なのでおおまかですが、ホットスポットがどの辺かな？って自分でイメージしたかったものですから・・・、おおざっぱなんでアレですが。
