■ malva fc11番・出浦知弘選手インタビュー
セニョール戦で4得点をあげ、絶好調の出浦選手!
―今期のチーム状況はどうですか?―
やっぱり、ここまで勝ってきて上向きではあるし、石井秀樹選手が新たに加入したことによってチームが活性化しています。彼はチームが悪い雰囲気になったとしても、それを変えてくれる選手なんです。
普段の練習では、メンバーが揃わない日も多いです。マルバのサッカースクールでスタッフとして働いている選手が多いので、そのスタッフだけでの練習となってしまうこともありました。ただ、お互いにコミュニケーションを取り合うことを意識して、密な練習が出来ているんじゃないかなと思いますね。
昨シーズンよりチームも少しずつですが、ステップアップできているのではないかと思います。
3節・中野戦では出浦選手が無回転スーパーゴールを決めたものの、2-4で敗戦となってしまった。
―第3節・中野戦ではリードしながらも逆転負けしてしまいましたね?―
あそこはやっぱり、自分たちの甘さでしたね。2部に落ちたのもそこが原因だったのだと思います。
結局勝ちきれない、勝てる試合をモノにできない・・・必然と2部に落ちてきた“自分たちの甘さ”というのを中野戦では再度気づかされました。
あとの試合を全勝すれば1部へのチャンスはあると思うので、もうこれ以上“甘さ”を出さないように、気を引き締めてやっていきたいと思います。
―今日の試合、セニョール戦を振り返って。狙い通りの展開だったのでしょうか?―
まぁ、そうですね、失点0で終わりましたし。でも、全然100%の出来ではないですね。
ミスが多いので、そのミスを無くさないといけないと思います。もっともっとやらないといけないですし、相手に合わせてしまう時間帯もあったので。
相手に合わせるのではなくて、自分たちのフットサルをやれたらいいなと思って練習しているので。
思い通りという部分では・・・正直もうちょっと点は入ったかなと。僕は2点分外してしまいました・・・チーム全体で見たらもっと外しているので、最後の詰めをしっかりしていかないと駄目ですね。
僕たちの目標はこの“2部”じゃ無く、あくまで勝ち続けて“1部”へ戻ることなので。
―出浦選手のゴールはスーパーゴールが多いですが、どうしたらそういう素晴らしいゴールを決められるのでしょうか?―
やっぱり、相手と闘って“勝ってやろう!!”という、勝ちたいと思う気持ちですよね。
“ボールに込める想い”
本当に勝ちたい気持ちというのが、ボールにうまく乗り移った時に、そういう得点が生まれるんじゃないかと思っています。
―今期、出浦選手のコンデションはどうですか?―
去年はシーズン途中からマルバに戻ったこともあって、うまくチームにフィットできずにチグハグでした。でも、選手権でだいぶチームにフィットしてきて、自分としてはいい結果が出たんですけどね。
今期の開幕1ヶ月前に肉離れしてしまって、その影響がまだありますね。違うところの怪我もありますし、今は痛み止めを飲みながらプレーしている状態です。
なので、コンディション的にはまだまだですね。8月くらいから上がってくればいいかなと。
―今日は4得点でしたが、怪我が癒えればもっとたくさん点が取れそうですよね?-
4得点はたまたまですよ。取れるときに僕が取ってあげればチームが楽になるかなとは思いますが、僕は得点をそこまで貪欲に狙っているわけではないので。(笑)
僕が点を取ることがチームの助けになるのなら勿論がんばりますが。
―チームの中での役割として、出浦選手に一番求められていることは何ですか?―
やっぱり“ボールを運んでリズムを作ること”や“チャンスを作ること”ですね。
チームのいい活性剤になれればいいなと思っています。
―出浦選手の目標を聞かせてください。―
もちろん『日本代表』を目指します。
フットサル選手としてやっている限りは“代表”を目指すモチベーションがなければやっている意味がないので。
“代表”があって、“Fリーグ”があって。
今期も花巻から声が掛かりましたが、仕事のこともありますし断念しました。でも、またチャンスがあればFリーグという舞台に挑戦したいという気持ちは今も変わらず持っています!