関東フットサルリーグ2部試合レポート

関東フットサルリーグ2部OFFICIAL BLOG

【第9節第5試合】malva ibaraki fc vs FUTURO

2014年08月18日 20時29分48秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部第9節

 

malva ibaraki fc 2-2 FUTURO

前半 1-0

後半 1-2

 

【得点経過】

17分 劔重(マルバ)

21分 島崎(FUTURO)

29分 島崎(FUTURO)

30分 相田(マルバ)

 

【シュート数】

マルバ 38本(前半14本、後半24本)

FUTURO 20本(前半10、後半10本)

 

【個人シュート】

マルバ 劔重8、相田7、山崎6、鈴木4、岡田3、根本3、石川3、塩澤2、緑川1、八代1

FUTURO 島崎8、鈴木5、濱野4、上條1、碓井1、松田1

 

【累積ファール】

マルバ 前半5、後半5

FUTURO 前半3、後半5

 

【警告】

7分 中野(FUTURO)反スポーツ

13分 碓井(FUTURO)ラフ

27分 田畑(FUTURO)繰返違反

36分 相田(マルバ)異議

36分 碓井(FUTURO)ラフ

38分 劔重(マルバ)反スポーツ

 

【退場】

36分 碓井(FUTURO)警告2回

 

【試合レポート】

共に1敗で首位デルミリオーレクラウド群馬を追いかける2チームの対戦は痛みわけに終わった。

 

試合は両チームの気持ちが現れるような試合展開。両チームとも一歩も引かずまさに一進一退。チャンスは作るがあと1歩のところでディフェンスが足を出して決定機を作らせない。試合が動いたのは17分。マルバ劒重が前線で粘り倒れこみながらシュート。これがゴールラインを割りマルバが先制して前半を折り返す。

 

負けると昇格が遠のくFUTUROは後半開始2分、左の濱野から中央の島崎が流し込み同点に追い付く。さらにその7分後、再び島崎の中央で持ち出してからのシュートが決まりFUTUROが逆転に成功する。勢いに乗りたいFUTUROだったが1分後、マルバ相田にゴールを決められ試合は振り出しに。白熱した試合はFUTUROが退場者を出しマルバに第2PKが与えられるなど、両者にチャンスが訪れるが決めきれず上位対決は痛みわけに終わった。

 

マルバは自分たちの力を十分に発揮できた試合だと思う。攻撃に関しても守備に関しても上位にいることを改めて確認できた試合だった。昇格するにはもう1試合も落とせないが、どのような戦いを見せるのか。

 

FUTUROにとっては、もったいない試合となってしまった。1点ビハインドからの逆転直後に同点弾を決められてしまう。一瞬の気の緩みがあったか。しかし、マルバ同様実力は確かなものだ。次節は同じ昇格を目指すコロナ権田との対戦。今節同様、昇格に直接的に関わる試合なので白熱した試合が期待される。

 

FUTURO島崎選手

FUTUROの攻撃はこの選手から始まる。この試合の2得点にも現れているようにFUTUROには欠かせない選手だ。


【第9節第4試合】Iwatsuki FC/tzk vs デルミリオーレクラウド群馬

2014年08月18日 20時18分22秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部第9節

 

Iwatsuki FC/tzk 1-2 デルミリオーレクラウド群馬

前半 1-0

後半 0-2

 

【得点経過】

1分 オウンゴール(tzk)

35分 チアゴ(クラウド)

39分 チアゴ(クラウド)

 

【シュート数】

tzk 20本(前半8本、後半12本)

クラウド 44本(前半19本、後半25本)

 

【個人シュート】

tzk 中村4、大久保3、石垣3、島田3、菅原2、辻本2、木村2、星1

クラウド チーニョ15、チアゴ9、ジオゴ7、須崎5、関口4、船山3、志村1

 

【累積ファール】

tzk 前半2、後半1

クラウド 前半3、後半5

 

【警告】

32分 須崎(クラウド)ラフ

39分 山下(クラウド)無許可入

 

【退場】

なし

 

【試合レポート】

勝ち点10で6位のIwatsuki FC/tzkと無敗で首位を走るデルミリオーレクラウド群馬の1戦。試合は思わぬ形で幕を開ける。

 

開始30秒、tzk左からのキックインがクラウドディフェンスにあたりゴールに吸い込まれtzkが先制に成功する。ラッキーな形で先制したtzkは勢いに乗り攻勢を強めるが2点目を取るまでには至らない。クラウドも早く同点に追い付くために積極的にシュートを打つがtzkディフェンスは足でブロックし決定機を作らせない。効果的な攻撃が出来ないクラウドに対して、隙を見ながらチャンスを作るtzkペースで前半を折り返す。

 

後半もクラウドがtzkゴールを目指しシュートを放つ。クラウドはチーニョを中心に攻めるがなかなかゴールを割ることが出来ない。逆にtzkがクラウドの一瞬の隙を突いてクラウドゴールに迫る場面も見られる。このまま試合が終わるかと思われた35分クラウドチアゴが起死回生の1発。左サイドの関口の横パスからのチアゴの右足ダイレクトシュートは低い弾道でゴールに突き刺さった。さらに試合終了10秒前、CKから再びチアゴが豪快に蹴りこみ執念の逆転に成功。tzkにとっては悔しい敗戦となった。

 

tzkは、ラッキーな形で先制したがその後もクラウドの猛攻をしのぎながら2点目のチャンスを作っていた。この試合はtzkペースだったと言っても過言ではないだろう。それだけに終了5分前で逆転されたことは悔しい。しかし、無敗で首位を走るクラウドをここまで追い込んだことを自信に残りの試合も戦って欲しい。

 

クラウドはひやひやした試合だったのではないか。シュートは打つもののなかなか効果的な攻めが出来ず、逆にtzkにチャンスを作られる場面もあった。決して自分たちのフットサルが出来ていたわけではないがその中でも逆転できたということがクラウドが首位を走っていることをよく表している。クラウドの強さがでた試合だった。

 

クラウド チアゴ選手

1点ビハインドの中2得点を挙げクラウドを勝利に導いた。この選手の広い範囲から放つ右足の強烈なシュートは全チームの悩みの種だ。


【第9節第3試合】ヒュンフシュピーラー山梨 vs 府中AFCサテライト

2014年08月18日 20時03分42秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部第9節

 

ヒュンフシュピーラー山梨 3-3 府中AFCサテライト

前半 2-0

後半 1-3

 

【得点経過】

2分 渡辺(ヒュンフ)

2分 保坂(ヒュンフ)

20分 藤井(府中)

20分 深澤(ヒュンフ)

26分 磯田(府中)

35分 磯田(府中)

 

【シュート数】

ヒュンフ 15本(前半10本、後半5本)

府中 26本(前半9本、後半17本)

 

【個人シュート】

ヒュンフ 保坂6、深澤5、渡辺2、望月1、市村1

府中 松永6、磯田5、小野3、三ヶ尻3、磯崎3、大津2、小林2、藤井1、野崎1

 

【累積ファール】

ヒュンフ 前半5、後半7

府中 前半5、後半4

 

【警告】

8分 鈴木達(ヒュンフ)反スポーツ

8分 鈴木恵(ヒュンフ)距離不足

 

【退場】

なし

 

【試合レポート】

試合は開始早々いきなり動く。前半2分中央でボールを受けたヒュンフ渡辺が左足を振りぬくとこれがゴールに突き刺さりヒュンフが先制に成功する。出鼻をくじかれた府中は切り替えたいところだったが、その30秒後カウンターからヒュンフ保坂に冷静に流し込まれ2失点目を喫してしまう。しかし、これで目が覚めたか。徐々に府中がペースを取り戻しヒュンフゴールに迫る機会が増えてくる。その後は一進一退の攻防が続きスコアは動かずに前半を折り返す。

 

なんとか追い付きたい府中は後半開始早々藤井のゴールで1点差にするが、10秒後負けじとヒュンフ深澤がゴールを決め再び2点差に戻す。もう後が無い府中は攻勢を強めると25分磯田のゴールで1点差とし同点を目指すがヒュンフディフェンス陣も身体を張ってゴールを割らせない。府中の攻撃が実ったのは試合終了4分前、ゴールライン際から落とされたボールから府中磯田がこの試合2点目のゴールを決める。壮絶な打ち合いは同点で終了した。

 

ヒュンフは2点のリードを守りきれず同点にされてしまった。2点先取した後、チャンスをものに出来なかったのが悔やまれる。しかし、府中に数多くのチャンスを作られながらも逆転されなかった点は良かったかもしれない。次節はミリオネア横浜と対戦。しっかりと勝利をしたいところだ。

 

府中は開始早々の2失点が悔やまれる。また、後半1点差にした直後の失点は非常にもったいない。チームとして改善すべき点が見つかったはずだ。ただ、試合を通して何度もチャンスを作れたこと、2点ビハインドから同点に追い付いたことは府中の攻撃力の証だ。

 

府中 磯田選手

窮地に追い込まれた府中を自身の2得点で救った。得点感覚を今後の試合でも発揮できるか。


【第9節第2試合】コロナフットボールクラブ権田 vs ミリオネア横浜

2014年08月18日 18時10分43秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部第9節

 

コロナフットボールクラブ権田 6-0 ミリオネア横浜

前半 2-0

後半 4-0

 

【得点経過】

11分 朏島(賢)(権田)

16分 小池(権田)

27分 金子(権田)

27分 山村(和)(権田)

28分 朏島(賢)(権田)

36分 金子(権田)

 

【シュート数】

権田 31本(前半17本、後半14本)

ミリオネア 14本(前半4本、後半10本)

 

【個人シュート】

権田 山村(朋)8、大場6、金子5、朏島(賢)4、山村(和)3、小池2、横田2、朏島(慎)1

ミリオネア 大場4、笠原3、砂山2、伊藤2、平識1、藤瀬1、湯本1

 

【累積ファール】

権田 前半3、後半1

ミリオネア 前半6、後半3

 

【警告】

33分 早川(ミリオネア)無許可入

 

【退場】

なし

 

【試合レポート】

昇格を目指し現在4位につけているコロナフットボールクラブ権田といまだ勝ち点の無いミリオネア横浜の神奈川ダービー。

 

試合開始から権田がミリオネアを攻め込むがミリオネアも集中した守りでゴールを割らせない。逆にミリオネアも堅い守りからカウンターで権田ゴールを脅かす。試合の均衡が敗れたのは前半11分。右サイド権田キャプテン山村(朋)から中央で待っていた朏島(賢)が押し込み権田が先制点を奪う。その後5ファールにより権田に第2PKが与えられるもミリオネアゴレイロ武藤がセーブするなどミリオネアも集中を切らさない。しかし、前半残り4分権田小池にゴールを決められてしまいミリオネアは前半を2点ビハインドで終える。

 

後半、どうしても追い付きたいミリオネアはキックオフからパワープレーを開始する。ミリオネアは序盤こそペースを掴むが徐々に権田にペースを引き戻される。そして、27分権田金子がチーム3点目を決めるとミリオネアは集中が切れたか。この後権田が3点を追加し神奈川ダービーは6対0で権田の勝利に終わった。

 

権田はすでに1敗していて昇格にはもう落とせない状況。その中でしっかりと勝つことが出来たのは大きいはずだ。序盤こそミリオネアの堅い守りに手を焼いていたが支配率は試合を通して高かった。一人ひとりの技術が高く見ていて面白い。またこの試合を無失点で終えられたことも自信になったはずだ。次節は昇格を争うFUTUROと対戦。昇格に大きく関わる試合で勝つことが出来るか。

 

ミリオネアはこの試合にも敗れてしまい今季初の勝ち点ゲットとはならなかった。後半開始からパワープレーをし勝ち点を得ようとしていた。実際プレーにもその気持ちは現れ、試合中盤までは権田をてこずらせていた。点差程の実力差は無かったが決定力が結果に出たか。次節こそは勝ち点を取ることを期待したい。

 

コロナ権田金子選手

試合を決定付ける3点目を含むこの日2得点。ピッチで存在感を示し、与えられたチャンスをものにした。


【第9節第1試合】三栄不動産FC宇都宮 vs MORANGO栃木

2014年08月18日 16時57分14秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部第9節

 

三栄不動産FC宇都宮 5-2 MORANGO栃木

前半 2-0

後半 3-2

 

【得点経過】

3分 樋山(三栄不動産)

8分 竹本(三栄不動産)

26分 神永(三栄不動産)

28分 神永(三栄不動産)

30分 沼尾(MORANGO)

38分 神永(三栄不動産)

38分 大木(MORANGO)

 

【シュート数】

三栄不動産 46本(前半24本、後半22本)

MORANGO栃木 14本(前半9本、後半5本)

 

【個人シュート】

三栄不動産 神永10、野崎7、宮崎7、福島(史)6、伊藤5、福島(勇)4、樋山2、吉岡2、竹本2、石川1

MORANGO栃木 沼尾6、大木4、金子3、井上1

 

【累積ファール】

三栄不動産 前半3、後半4

MORANGO 前半1、後半2

 

【警告】

30分 伊藤(三栄不動産)反スポーツ

36分 金子(MORANGO)反スポーツ

 

【退場】

なし

 

【試合レポート】

暫定順位7位の三栄不動産FC宇都宮と勝ち点1のMORANGO栃木の栃木ダービー。

 

開始早々に試合が動く。3分樋山の左サイドからのシュートがMORANGOディフェンスに当たりゴールに吸い込まれる。

三栄不動産にとっては嬉しい先制点。MORANGOにとっては幸先悪い立ち上がりとなった。

その後前半中盤までは一進一退の展開が続いたが、8分三栄不動産がボールカットから3対1の状況に。中央で持ち出した竹本の右足トウシュートがゴール右隅に決まり三栄不動産が追加点を挙げる。

MORANGOも何度もゴールチャンスを迎えるが三栄不動産ゴレイロ星が立ちはだかり前半は三栄不動産2点リードで折り返す。

 

後半開始から三栄不動産が攻勢を強め、26分、28分に三栄不動産神永が立て続けにゴールし試合を決定づける。

MORANGOも30分にFKから沼尾が決めるが、38分三栄不動産神永がこの日3点目を挙げる。直後にMORANGO大木がこぼれ球を押し込み再び3点差とするがそのまま試合終了。5対2で三栄不動産FC宇都宮の勝利となった。

 

三栄不動産は、先制点を挙げた勢いのまま試合を進めることができた。数多くのチャンスを作り、しっかりと決めきれたことが勝利につながった。また、ピンチも何度か迎えたもののゴレイロを中心として体を張りゴールを守り、相手を勢いに乗せなかったことも勝因だろう。同順位だったヒュンフ山梨と府中が引き分け、Iwatsuki tzkが敗れたため5位に順位を上げた。

 

MORANGOは、先制されてからの試合運びは悪くなかったもののチャンスで決めることができなかったことが結果になってしまった。キャプテン金子から始まる攻撃に磨きをかけることと、ディフェンス面での最後の踏ん張りが挽回の鍵か。残りの4試合で逆転残留を目指したい。

 

三栄不動産神永選手

この試合で3点を挙げチームの勝利を確実にしたのはもちろん、危ない場面で効果的なシュートブロックをするなど攻守にわたりチームに貢献した。

 


関東フットサルリーグ2部2013年シーズン選手名鑑絶賛配布中!

2014年06月29日 02時44分32秒 | photo report

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【第3節第5試合】府中アスレティックFCサテライト vs P.S.T.C.ロンドリーナ

2014年06月26日 02時17分08秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第3節

府中アスレティックFCサテライト vs P.S.T.C.ロンドリーナ
前半 0-4
後半 4-3 


試合のデータはこちらから
http://www.pitin.com/kanto/

【試合レポート】
今年昇格してきたロンドリーナは開幕戦で権田に関東の洗礼を浴びると、前節はその敗戦が嘘のように攻撃陣が爆発し6-1でミリオネアを下す。まだまだ若いチームであるだけに好調不調のふり幅が激しいのであろう。

対する府中はここまで2連敗と苦しい開幕スタート。破竹の勢いで関東に昇格してきたかつてのメンバーはだいぶ減ってきたが、新メンバーも個性あふれる選手がそろう。

両チームともFリーグチームの下部組織ということでトップのメンツを保つためにも負けられない一戦であることは間違いない。

府中のスターティングファイブは
18番麻賀、4番小野、23番稲子、5番宮川、ゴレイロセサル。対するロンドリーナは10番岡村、6番安嶋、14番成澤、15番高橋、ゴレイロ政野屋。

前半キックオフ直後の1分、 ロンドリーナ6番安嶋が左角付近から右足インステップシュート、このこぼれを10番岡村がインサイドで確実に決め先制。するとロンドリーナは6分に高橋、7分に高溝のゴールが決まり早々に3点のリード。12分にも大畑が決めてなんと4-0。

府中はまず一点を返し一矢報いたいところであるがロンドリーナの前プレをうまく攻略できない。

はっきりと差が出てしまった前半は4-0のまま終了。府中はどのような修正を加えてくるだろうか。

後半のスターティングは府中17番磯崎、23番稲子、18番麻賀
、16番坂本、ゴレイロせサル。ロンドリーナは10番岡村、6番安嶋、1
4番成澤、15番高橋、ゴレイロ政野屋という前半のスタートと同様のメンバー。

21分、ロンドリーナ6番安嶋のカウンターからのゴレイロとの1対1を冷静に沈め5点目をあっさりと決めると、23分には9番平山も決めて6-0でロンドリーナリード。

ここまでいいところなしの府中。しかしここから府中の猛追が始まる。

まずは24分、府中のカウンターから中央11番小林から右サイド22番丸山へ、ペナ外からのシュートはゴレイロに触られたがゴールイン。お次は26分、中央やや右の府中15番渡辺からペナ内16番坂本への速いパスをワントラップしてシュート。これはゴレイロの脇の下にころがし2点目。

そして30分、府中コーナーから逆サイドへの浮き球パス、15番渡辺はうまくトラップで相手をかわしてシュート、こぼれに16番坂本が反応しこの日2点目となるゴールを決める。

府中は組織的にチャンスを生み出せているわけではないものの、個人の技術と逆転への執念だけでここまで詰め寄った。この勢いのまま逆転できるか。

一方のロンドリーナは相手の猛攻をうまく受け流せず、力で跳ね返そうとしすぎてかえって相手の思うように個人対個人の局面が生まれてしまってばたついてしまっている。前半のように厚みのある攻撃を展開して再び主導権を握りたいところ。

残り2分に差し掛かったころ、ハットトリックがかかっている16番坂本がゴール前中央でシュート、このこぼれを7番磯田が決めて6点差あった点差を2点差まで詰める。

この壮絶な打ち合いとなった試合はロンドリーナが逃げ切りに成功する。残り1分、ペナ外左からのFKを6番安嶋が右足で強烈シュートを決めてこの日2点目。そしてこのまま試合終了。

ロンドリーナは一時6点差をつけたものの、2点差まで追い上げられてしまった。守備の部分、試合のコントロールの部分で課題を残した。しかし、厚みとスピード感あふれる攻撃は非常に鋭かった。岡村のキープ力や林田のドリブル、平山の仕掛け、安嶋の駆け引きの巧みさなどそれぞれの選手に非常に個性がありどこからでも点が取れるチームになっている。チームの若さを考えればこの長いシーズン、非常に手強い相手になることはたやすく予想できる。

一方の府中は試合の入り方をもう少し慎重に行きたいところであったが、6点差から2点差まで詰め寄る精神力は見事。特に坂本は常に味方に厳しい要求をする場面が目についた。2ゴールと結果でも示し、あと一歩で逆転という流れを作ったと言っても過言ではないだろう。渡辺、磯田など今年から加入した選手の中にも非常に技術に優れる選手も多くこちらもチームの成長がとても楽しみなチームである。

 
安嶋選手
駆け引きのうまさと強烈な右足でロンドリーナの攻撃を担う万能型のアラ。この日2得点の活躍。


【第3節第4試合】コロナフットボールクラブ権田 vs 三栄不動産FC宇都宮

2014年06月26日 02時13分48秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第3節

コロナフットボールクラブ権田 vs 三栄不動産FC宇都宮
前半 1-0
後半 2-1




試合のデータはこちらから
http://www.pitin.com/kanto/

【試合レポート】

ここまで1勝1分とまずまずの開幕を切った権田。今節は2連勝の首位三栄との対戦。


立ち上がりから積極的にシュートを放つ。するとセットチェンジ直後、横田がピヴォ当てからゴール前へ侵入、ゴレイロとDF1枚を引き付けて朏島慎へのおぜん立て、これを無人のゴールに流し込み先制。

先制しても権田ペースは変わらず。攻撃では
ポゼッションを高め、守備時にはアグレッシブに前プレをかけていくという理想の試合展開。

三栄に作らせたピンチは1、2度のみ。押しに押した前半は1-0と意外にもおとなしいスコアでハーフタイムを迎える。

後半の立ち上がり、ファーストチャンスは三栄。左サイドを三栄11番伊藤が独力で20メートルほど持ち運ぶが、ゴレイロ野邨が上手く距離をつめしっかり抑える。

すると27分、朏島賢がシュート精度の高さを活かしたコントロールシュートを沈め2点をあげる。ゾーンで引きに入る三栄に対し、権田はミドルシュートを増やす。

すると横田が左サイドでボール奪取からカウンター、ゴレイロを引き出したところで山村和へパス。これを山村和が無人のゴールに決め、3点目。山村和の権田加入後初得点。


後半終了間際に三栄3番野崎にミドルシュートを決められ完封とはならなかったが終始、主導権を握ったこの1戦は3-1で権田が勝利を収めた。


 
野邨選手
惜しくも無失点には 抑えられなかったが相手のチャンスにはこの男が立ちはだかった


【第3節3試合目】ミリオネア横浜 vs デルミリオーレクラウド群馬

2014年06月26日 02時08分02秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第3節

ミリオネア横浜 vs デルミリオーレクラウド群馬
前半 0-2
後半 1-3



試合のデータはこちらから
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【試合レポート】
前節の昇格組のロンドリーナとの神奈川ダービーでは屈辱の大量失点負けを喫したミリオネア。エース川崎の移籍や、新選手の加入などでフィット感がイマイチな中での試合であったためこの試合ではそういった部分をどう修正することができるかに注目したい。


対するクラウドは初関東リーグの試合は去年”関東リーグ1年生”だったモランゴと。2-2で引き分けたが”新入生”として挨拶はばっちりだ。

立ち上がりは五分五分の試合展開。藤瀬の思い切りよく打ったやや遠目からのファーストシュートはポストに直撃する。得点もそう遠くないように思われた。

しかし、8分、クラウドのチーニョのドリブルを阻止しようとしたがこれがファールに。クラウドにPK献上。
これをチーニョがゴール左に冷静に決め先制を許す。9分にも失点を喫し、あっという間に2点のビハインド。

その後もクラウド優勢で試合は進むが0-2で前半終了。


早々にチーニョの個人技から失点をしてしまう。

このままずるずるといきたくないミリオネアは高い位置からプレッシャーをかける。

しかし、29分にもコーナーからジオゴにミドルシュートを決められてしまい4点を追いかける形に。


相手に球際で制圧され、いつものパスワークが展開できないミリオネア。伊藤、岩瀬らがアラ勝負からやや強引にシュートまで持ち込むがゴールならず。

諦めまいとキャプテン大場が放ったシュートのこぼれ球に岩瀬が反応し、ゴール右に吸い込まれ1点を返す。

残り4分、クラウドに第2PKを与えてしまうがここを凌ぎきり同点へ、いや逆転へ望みをつないだが終了間際にクラウド志村にも得点をゆるし最終スコア1-5でタイムアップ。

 
チーニョ
この日も存在感抜群の2得点。ボールを持った時の怖さはリーグ随一。 


【第3節第2試合】フュンフシュピーラー山梨 vs FUTURO

2014年06月26日 01時55分16秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第3節が開催された。

フュンフシュピーラー山梨 vs FUTURO
前半 0-2
後半 1-0 



試合のデータはこちらから
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【試合レポート】
前節が今シーズンの開幕戦であったフトゥーロはモランゴに4-2で勝利。今節の相手フュンフシュピーラー山梨とはともにパスワークを持ち味とするチーム同士、負けられない一戦となる。

前半の立ち上がりからスピード感のある切り替えの目まぐるしい展開。フュンフ望月の右アラ勝負から何度もシュートに持っていかれるがフトゥーロは体を張って守る。

先手を取ったのはフトゥーロ。4分、島崎の右アラから果敢に仕掛け右足インステップシュート。これは豪快にネットを揺らし先制。


先制後はフトゥーロのポゼッション率が高まっていく。しかし、シュート本数自体は少なく、じっくり回して相手が崩れるのを窺う。

すると9分、右サイド松田からの中央への速いパスを島崎が少しコースを変え2点目。

良い時間に追加点をあげることに成功したフトゥーロはベンチからの声もポジティブなものが増えてくる。フュンフも板山、望月、名取ら関東2部を代表する選手たちが奏でるパスワークからピンチになりそうな場面があるが今日のフトゥーロは集中していた。2-0フトゥーロリードで前半を折り返す。

両者決定的な場面に持ち込めない後半の立ち上がり。持ち込めないというべきか、持ち込ませていないというべきか。経験あるチーム同士、相手の隙を窺う。

32分フュンフタイムアウト後、
名取が右足トゥシュートや、浮き球を受けたフュンフ板山が胸トラップから左足シュートまで持ち込むも、フトゥーロDFが体を張った守りを見せる。

徐々にフュンフに得点の雰囲気が出てきたが、フトゥーロも決定的チャンス。右角の島崎からの折り返しを中で濱野が合わせるがこれをフュンフゴレイロ鈴木が掻き出す、そのこぼれをフトゥーロ鈴木が反応するもフュンフ市村が気合の入ったシュートブロックでゴールならず。

残り1分、フュンフ左サイド望月が左足キックフェイントで右足に持ち替え、右足で中へパス、これを18番市村が合わせ1点差に詰め寄るがここでタイムアップ。



島崎選手
この日は文句なしのMOM。2得点で勝利に貢献。中心選手が不在の中、それを感じさせない活躍を見せた。