マシマロ

記録

『経済人類学を学ぶ』栗本 慎一郎

2009-06-06 07:45:30 | book
経済の原点。

現在の「資本主義市場経済」が人類の歴史において最も異質な経済システムであるということ。

100年もたたないうちに、そのほころびが見えてきたということ。

というか、最初から分かっていたということ。

ウェーバー、ケインズに次ぐ第三の偉人、カール・ポランニー。


この社会を、「元通りにする」政策が当たり前のように行われる今。

経済のシステムががらりと変わってしまうこの理論は排除され、経済人類学を本格的な学問として取り扱う大学は少ないようだ。

だって怖いと思う。お金を使ってものを交換し合うことは何のことはないすごく当たり前の話なんだから。




「資本主義市場経済は人を幸せにする!」という台大前提が崩れつつある、か

『東京のクリームソーダ』片岡義男

2009-06-03 06:33:08 | book
どこにでもある喫茶店のディスプレイ。クリームソーダです。

いつも見てる風景だけれどもやはり何かが違うのは、



どれにしようかな
そんなこえがないからなのか



やっぱり写真は、現実を写せないのかも

PAPER PLANES 09SPR/SUM #01

2009-06-02 00:31:19 | book
バルセロナからはるばるやってきた雑誌

なんでこうも豪華な雑誌が作れちゃうんだろ。海外。



赤いマーカー
黄色い蛍光ペンが利いてる

ポテトのあぶらっぽさ
ガーリーえろすもスパイス


質感のある紙もまたをかし


ほんとーに、ただの会話ってのもをかし



女の子は必見かっこかわゆい一冊。

『ソングライン』ブルース・チャトウィン

2009-06-02 00:27:05 | book
ソングライン、という言葉を私は最近知った。
オーストラリアのアボリジニーたちは、歌を地図代わりに使っていた、と。

なんだか実感できない世界観なのであります

私たちは、当たり前のようにつくられた道の上を歩いているけど、それって結構すごいこと

ほんとはただ単に大きな大地があるだけ。

そんなところに放り出されたら、私も動き出すしかないとおもう旅を欲してしまう たぶん。

それが自分の存在意義を確認することでもあるからね

いったことないけどそんなとこ。
いってみたい。


お金と蛆虫が共存するこの世界観に、もぐりこんでみたいとおもった。