城北埼玉の入試から家に戻ったのが15時過ぎ。
すぐにでも次男を病院に連れて行きたいところですが、
ひとつだけ急いで行かなければならない所がありました。
それは小学校です。
筑駒の出願は他の学校とは大きく異なります。
正直とっても面倒くさいです。
1次出願、2次出願、入試、発表、召集日、手続き、
最低でも6回学校に行かなければなりません。
抽選があればさらにもう1日。
入試日や発表、召集は日にちで決まっていますので、
2007年のように土日に当たればラッキーですが、
手続き関係は全て平日です。
有給休暇の日数にはまだまだ余裕があっても、
私のチームは3人の小さい所帯で、
管理職などではないですが、一応私がチーフです。
若い同僚達は働く母に多大なる理解を示してくれていますが、
それに甘えてそうそう迷惑をかけるわけにはいきません。
1日で済むことは1日で、半日で済むことは半日で、
走り回って一気に済ませるようにしていた私にとって、
筑駒の受験スケジュールは結構キビシかったです。
国公立ですからしかたないのですが、働く母の場合、
平日動ける人の手が何かしら必要にかもしれません。
まず1次出願。
1月10、11日の2日間限り、11日は15時までです。
11日午後にお休みをいただいたのは、
本川越に前泊する準備のためもありましたが、
筑駒の1次出願のためでもありました。
正午で切り上げるはずの仕事がなかなか終わらず、
筑駒の事務所に着いたのは締切1時間前を過ぎた14:15。
11月に参加した筑駒の説明会での、抽選について説明では
「基本的に抽選はしたくない。しかし1000人を越えると、
試験会場の教室の問題があり、抽選をせざるを得ない。
ここ何年も抽選はしていない、つまり出願者は1000人以下です」
とのこと。
11日15時で出願を締め切るまで、抽選の有無はわからないのです。
そのため出願者全員が抽選があるかないかを確認する必要があります。
確認期間は12、13日の2日間のみ。
確認方法はインターネット上のホームページか、
出願時に知らされる特設電話での案内テープです。
長男の受験番号は921。
この時刻でこの番号ということは、おそらく今回も抽選はなさそうですが、
確認はしなければなりません。
長男を城北埼玉に送り届けた後に、ホテルから筑駒にかけた電話は、
この確認のためでした。
案内テープでは「今年の出願者は927人。抽選はありません。」と流れました。
受験番号ラストかと思いましたが、
私の後に出願した方がまだ6人いたということです。
さて、1次出願に必要なものは、「願書」と「住民票」。
筑駒は通学地域に制限がありますから、
間違いなく通学地域に居住しているとあう証明として、住民票の提出が必要です。
現在は地域外に住んでいるけれど、
4月までに保護者の転勤などで転居を予定している場合などは、
勤務先の証明が必要だったりして、さらに面倒くさいようです。
抽選がある場合はたしか15日に
保護者か本人が行かなければならないところでしたが、
抽選がなくて助かりました。
次は2次出願期間が23、24日の平日2日間。
この時に必要なのが、出願時にいただいた受験票と「成績報告書」です。
城北埼玉の入試から帰宅した私は、まず小学校に向かい、
担任の先生にお願いしてあった「成績報告書」を受け取りに行ったのです。
この報告書の依頼については反省事項があります。
担任の先生への報告書記入の依頼を、冬休み前に済ませておくべきでした。
出願書類は12月中旬には入手してあったのに、
(必要なのは23日だから、年明けに担任の先生にお願いすればいいわ)と
悠長に構えていた私。悠長過ぎました。
記入していただいた報告書は、重要書類ですし、
「子供に渡し、持ち帰らせて下さい」では、
もしものこと(紛失とか破損とか)があった時に大変です。
担任にお礼を伝えるためにも、保護者が受け取りに行くべきと思います。
しかし、公立小学校は土曜休みですし、
私が帰宅する平日19時くらいには先生方はほとんど帰宅されています。
1月15日の週の平日に、
報告書を受け取るためだけに会社を休んだり早退するのは厳しい。
私自身が学校に受け取りに行くことを考えたら、
12日の入試のためにとってあ有休を活用し、
その日にいただきに行くのが最も効率的でした。
冬休みが始まってからこれに気づいた私は、
新学期の始まる前日(西大和の入試の日)に、
担任の先生のご自宅に電話を入れ、事情を話しお願いをし、
用紙を9日に子供に用紙を持たせて、
12日夕方に報告書を無事受け取ることができました。
筑駒の報告書書式は極めてシンプルで、
通知表の内容を書き写す程度の内容でしたが、校長先生の印も必要です。
校長先生がご出張などでご多忙だったりすることも想定し、
早め早めにお願いすることをお勧めします。
長男の通う小学校では、中学受験をする生徒がとても少なかった
(長男のクラスで男女各3人ずつ)ので、
先生のご負担はそれほどでもなかったと思いますが、
受験生、特に報告書を必要とする女子が多かったりすると、
先生が書く報告書の数はかなり多くなりますよね。
筑駒の場合、もし抽選があり、抽選に外れた場合は受験できませんので、
せっかく書いていただいた報告書が不要になってしまうことになります。
それについても一言申し添えておくと良いと思います。
2008年入試からは筑駒の通学地域が広がり、
これまでは地域外だった埼玉県のいくつかの市などからも
出願が可能になりました。
これに伴い抽選を実施する可能性もありますので心に留めておくと良いですね。
また筑駒では、合格した場合、手続きの際に、
小学校の保健教諭記入の「健康状態報告書」の提出が必要です。
合格後慌てないように、
これについても早めにお願いをしておくと良いでしょう。
私の場合、「報告書」を受け取りに行く時に、
「健康状態報告書」の用紙コピーを持参し、保健の先生に手渡しておきました。
「もし合格して、ここに進学を決めた場合は、これの記入をお願いします」
「不合格だったり、合格してもここに進学しないことになれば不要ですので、
進学先が決まり次第すぐ連絡します」
ということを伝えておきました。
ところで、この「成績報告書」、合否にどの程度影響するのでしょう?
よく話題にはなりますが、真実は永遠に謎ですよね。
説明会では「入試各教科100点満点の他、
報告書を100点満点に換算し、500点満点の総合点で判断します」
という以外には、あまり具体的な話はありませんでした。
質問をした方もいらっしゃいましたが
「算数オリンピックで上位に入賞など際立ったものがあれば加味します」
との回答で、どのように点数化されるかはわかりませんでした。
サピックスの先生は「ほとんど関係ないんじゃないでしょうか?」
とのこと。私もそんな気がします。
特別に素行が悪いとかなら別ですが、滅多にそういうことはないでしょうし、
マイナス要因になる事例はあまりない気がします。
強いて言えば欠席日数が極端に多い場合は、欠席理由を確認するくらいでは?
成績については各教科3段階評価で、
筑駒を受験する児童はオールAと想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはないです。
長男は主要4教科はA、他はCはありませんでしたがBはいくつかありました。
プラス要因についても、おそらく算数オリンピックで上位とか、
すごい経歴のお子さんは多数いたと思いますが、
長男は何もありませんでした。
「○○委員の仕事に積極的に取り組んだ」とか、そんな程度です。
ボーダーで並んだりすれば少しは影響があるかもしれませんが、
入試4教科の点差がひっくり返るようなプラスマイナスはないような気がします。
「国立中学なのに学力偏重で、小学生の受験熱を助長している」
という一部の批判をかわすため
「うちでは入学考査に小学校での生活もちゃんと加味してますよ」という
筑駒のポーズである、という説をたまに聞きますが、
もしかしたらそういう理由もあるのかも?なんて思います。
すぐにでも次男を病院に連れて行きたいところですが、
ひとつだけ急いで行かなければならない所がありました。
それは小学校です。
筑駒の出願は他の学校とは大きく異なります。
正直とっても面倒くさいです。
1次出願、2次出願、入試、発表、召集日、手続き、
最低でも6回学校に行かなければなりません。
抽選があればさらにもう1日。
入試日や発表、召集は日にちで決まっていますので、
2007年のように土日に当たればラッキーですが、
手続き関係は全て平日です。
有給休暇の日数にはまだまだ余裕があっても、
私のチームは3人の小さい所帯で、
管理職などではないですが、一応私がチーフです。
若い同僚達は働く母に多大なる理解を示してくれていますが、
それに甘えてそうそう迷惑をかけるわけにはいきません。
1日で済むことは1日で、半日で済むことは半日で、
走り回って一気に済ませるようにしていた私にとって、
筑駒の受験スケジュールは結構キビシかったです。
国公立ですからしかたないのですが、働く母の場合、
平日動ける人の手が何かしら必要にかもしれません。
まず1次出願。
1月10、11日の2日間限り、11日は15時までです。
11日午後にお休みをいただいたのは、
本川越に前泊する準備のためもありましたが、
筑駒の1次出願のためでもありました。
正午で切り上げるはずの仕事がなかなか終わらず、
筑駒の事務所に着いたのは締切1時間前を過ぎた14:15。
11月に参加した筑駒の説明会での、抽選について説明では
「基本的に抽選はしたくない。しかし1000人を越えると、
試験会場の教室の問題があり、抽選をせざるを得ない。
ここ何年も抽選はしていない、つまり出願者は1000人以下です」
とのこと。
11日15時で出願を締め切るまで、抽選の有無はわからないのです。
そのため出願者全員が抽選があるかないかを確認する必要があります。
確認期間は12、13日の2日間のみ。
確認方法はインターネット上のホームページか、
出願時に知らされる特設電話での案内テープです。
長男の受験番号は921。
この時刻でこの番号ということは、おそらく今回も抽選はなさそうですが、
確認はしなければなりません。
長男を城北埼玉に送り届けた後に、ホテルから筑駒にかけた電話は、
この確認のためでした。
案内テープでは「今年の出願者は927人。抽選はありません。」と流れました。
受験番号ラストかと思いましたが、
私の後に出願した方がまだ6人いたということです。
さて、1次出願に必要なものは、「願書」と「住民票」。
筑駒は通学地域に制限がありますから、
間違いなく通学地域に居住しているとあう証明として、住民票の提出が必要です。
現在は地域外に住んでいるけれど、
4月までに保護者の転勤などで転居を予定している場合などは、
勤務先の証明が必要だったりして、さらに面倒くさいようです。
抽選がある場合はたしか15日に
保護者か本人が行かなければならないところでしたが、
抽選がなくて助かりました。
次は2次出願期間が23、24日の平日2日間。
この時に必要なのが、出願時にいただいた受験票と「成績報告書」です。
城北埼玉の入試から帰宅した私は、まず小学校に向かい、
担任の先生にお願いしてあった「成績報告書」を受け取りに行ったのです。
この報告書の依頼については反省事項があります。
担任の先生への報告書記入の依頼を、冬休み前に済ませておくべきでした。
出願書類は12月中旬には入手してあったのに、
(必要なのは23日だから、年明けに担任の先生にお願いすればいいわ)と
悠長に構えていた私。悠長過ぎました。
記入していただいた報告書は、重要書類ですし、
「子供に渡し、持ち帰らせて下さい」では、
もしものこと(紛失とか破損とか)があった時に大変です。
担任にお礼を伝えるためにも、保護者が受け取りに行くべきと思います。
しかし、公立小学校は土曜休みですし、
私が帰宅する平日19時くらいには先生方はほとんど帰宅されています。
1月15日の週の平日に、
報告書を受け取るためだけに会社を休んだり早退するのは厳しい。
私自身が学校に受け取りに行くことを考えたら、
12日の入試のためにとってあ有休を活用し、
その日にいただきに行くのが最も効率的でした。
冬休みが始まってからこれに気づいた私は、
新学期の始まる前日(西大和の入試の日)に、
担任の先生のご自宅に電話を入れ、事情を話しお願いをし、
用紙を9日に子供に用紙を持たせて、
12日夕方に報告書を無事受け取ることができました。
筑駒の報告書書式は極めてシンプルで、
通知表の内容を書き写す程度の内容でしたが、校長先生の印も必要です。
校長先生がご出張などでご多忙だったりすることも想定し、
早め早めにお願いすることをお勧めします。
長男の通う小学校では、中学受験をする生徒がとても少なかった
(長男のクラスで男女各3人ずつ)ので、
先生のご負担はそれほどでもなかったと思いますが、
受験生、特に報告書を必要とする女子が多かったりすると、
先生が書く報告書の数はかなり多くなりますよね。
筑駒の場合、もし抽選があり、抽選に外れた場合は受験できませんので、
せっかく書いていただいた報告書が不要になってしまうことになります。
それについても一言申し添えておくと良いと思います。
2008年入試からは筑駒の通学地域が広がり、
これまでは地域外だった埼玉県のいくつかの市などからも
出願が可能になりました。
これに伴い抽選を実施する可能性もありますので心に留めておくと良いですね。
また筑駒では、合格した場合、手続きの際に、
小学校の保健教諭記入の「健康状態報告書」の提出が必要です。
合格後慌てないように、
これについても早めにお願いをしておくと良いでしょう。
私の場合、「報告書」を受け取りに行く時に、
「健康状態報告書」の用紙コピーを持参し、保健の先生に手渡しておきました。
「もし合格して、ここに進学を決めた場合は、これの記入をお願いします」
「不合格だったり、合格してもここに進学しないことになれば不要ですので、
進学先が決まり次第すぐ連絡します」
ということを伝えておきました。
ところで、この「成績報告書」、合否にどの程度影響するのでしょう?
よく話題にはなりますが、真実は永遠に謎ですよね。
説明会では「入試各教科100点満点の他、
報告書を100点満点に換算し、500点満点の総合点で判断します」
という以外には、あまり具体的な話はありませんでした。
質問をした方もいらっしゃいましたが
「算数オリンピックで上位に入賞など際立ったものがあれば加味します」
との回答で、どのように点数化されるかはわかりませんでした。
サピックスの先生は「ほとんど関係ないんじゃないでしょうか?」
とのこと。私もそんな気がします。
特別に素行が悪いとかなら別ですが、滅多にそういうことはないでしょうし、
マイナス要因になる事例はあまりない気がします。
強いて言えば欠席日数が極端に多い場合は、欠席理由を確認するくらいでは?
成績については各教科3段階評価で、
筑駒を受験する児童はオールAと想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはないです。
長男は主要4教科はA、他はCはありませんでしたがBはいくつかありました。
プラス要因についても、おそらく算数オリンピックで上位とか、
すごい経歴のお子さんは多数いたと思いますが、
長男は何もありませんでした。
「○○委員の仕事に積極的に取り組んだ」とか、そんな程度です。
ボーダーで並んだりすれば少しは影響があるかもしれませんが、
入試4教科の点差がひっくり返るようなプラスマイナスはないような気がします。
「国立中学なのに学力偏重で、小学生の受験熱を助長している」
という一部の批判をかわすため
「うちでは入学考査に小学校での生活もちゃんと加味してますよ」という
筑駒のポーズである、という説をたまに聞きますが、
もしかしたらそういう理由もあるのかも?なんて思います。
ハッキリしなくてごめんなさいね。
教科の評価は3段階の数値で、他に委員会みたいな活動についてコメントを記入していただいたと記憶しています。
もう一点教えてください。
評価の対象は直近の成績でしょうか?
それとも5年ぐらいから関係あるのですか?
(平均?)
やはり100点換算と聞くと、気になります・・・
調査票がどう換算されるのかわかりませんが、
ずんぐり兄の時には5年生と6年生それぞれの欄がありましたよ。