受験そのものについてではないのですが、
受験前後に小学校であった出来事で、どうしても納得できないことがありました。
ずんぐり母としてはかなりひどい出来事と思いましたので、
学校や教育委員会に抗議をし、一応「対応」らしきものがあり、
現在は既に話は終了しています。
ずんぐり母としては、納得したというよりも
「もう小学校のことは過去のこと」という心境です。
ただ、通っていた小学校でこのようなことがあった、ということは
記録に残しておきたいと思います。
ずんぐり母は、某SNSにも入っておりまして、
そちらの日記にも書いた内容の転載ですが、ご容赦ください。
ずんぐり弟の通う公立小学校6年生は2クラス、受験率は2割くらいです。
合格発表や入学手続きもほぼ終了しつつある2月16日、
中学受験をした子供達が担任に呼ばれ、
校長先生に「無事受験がおわりました」と報告をしたそうです。
そこまでは良いのですが、その場で、
集まった受験メンバーみんなの前で順番に、
「進学先を言いなさい」と指示されたそうです。
当然のことですが、既に2月10日頃までに、
区に提出する書面で全員が進学先を担任に渡していますから、
担任はそれぞれの進学先をわかっています。
おそらく担任経由で校長もご存知のはずです。
なのにいったい何のために、集まった全員の前で、
進学先を言わなくてはならなかったのでしょう?
受験生の中には、第一志望の学校に合格できなかった児童もいます。
ずんぐり弟の仲の良い子でもそうですが、
とても不本意な結果だったために、気持ちの整理がついておらず、
「友達に進学先は言いたくない」と言う子達もいました。
そのことは、個別に担任に相談した保護者もいますので、
担任も知っていたはずです。
私もずんぐり弟には、
「お友達が自分から言わない限りは、どこに決まったかは聞き合わないように」と
言い聞かせていましたので、本人も承知していました。
ですのでずんぐり弟はその時、
「学校名は一人ずつ個別に校長先生に言ったらいいんじゃないですか」と
抗議したそうなのですが、
担任が「校長先生の都合があるから」、と却下したそうです。
隣の組の担任は、「皆に言えないような学校なら行く必要ない!」
というようなことを言い、校名を言うことを強制したそうで、
ほぼ全員がしぶしぶ学校名を言い、報告会は終了したそうです。
結局その場では最後まで言えなかった子が1人いて、
あとでその先生に呼ばれて校長に個別で言わされたとのことです。
その子は教室に帰ってきて泣いていたそうです。
合格発表が終わって2週間、ようやく手続きなどが済むか済まないかの時期に
なぜそのようなことをされたのか、全くもってその意図がわかりませんでした。
中学受験は、しなくても公立中に進学できますから、
中学受験をするかしないかは個々の家庭の判断です。
受験は合格もあれば不合格もあるし、第一志望に受かる子ばかりではありません。
「中学受験する」という選択をした以上、
残念な結果が出てもそれを受け入れる覚悟が必要で、
どんな結果であっても親子とも受け入れなければならないことです。
それを乗り越えて強く大きく成長できるんだということは、
どの親も子もわかっています。
でも受け入れられるようになるまでに必要な時間は、子供によって違います。
発表の翌日にケロッと切り替えられる子もいれば、
2月末頃まで、「第一志望の学校から、繰り上げ合格の連絡が来ないかな?」と、
電話の前で待っていた子もいたはずです。
進学先に新しい制服を着て通い始めて、友達ができて、新しい生活が始まって、
初めて切り替われる子もいるでしょう。
今回のことは、そんな個々の成長を全く配慮してない言動だと思うのです。、
子供には人権やプライバシーはないのでしょうか?
先生方にはそういう意識はなかったのでしょうけれど、
今回のことは教師による「嫌がらせ」「いじめ」にも値することだと
ずんぐり母は思いました。
20日に保護者会がありましたので、担任に事実関係を確認し、抗議をしました。
子供から聞いた話はほぼ全て事実でした。
「名前を言えないような学校には行く必要はない」という発言については、
「そうは言っていない。
『どんな学校に行くのでも、胸を張って誇りを持って進学してほしい』
というようなことを言った」と釈明していました。
ずんぐり母からは、「たとえそうだとしても、
みんなの前で学校名を強制的に言わせる理由にはならない。
先生はそのつもりでも、子供達にはそれは届いていない」ことを伝えました。
保護者会では、個別ではなく、
あえて皆さんの前で意見を言わせていただきました。
3年後、公立中から高校受験をするであろう児童の保護者の方にも
聞いてほしかったからです。
ほぼ全員が高校受験をする公立中では、受験の結果が出た2週間後に、
クラス全員の前で一人ずつに、進学先を発表させるのでしょうか?
中学受験した児童に対しては、
ずんぐり区の他の小学校でも同様のことをしているのでしょうか?
以上のような意見を含め、
「どういう意図で今回のようなことをしたのか?」
「今回の保護者からの声を聞いてどう思うか?」を、近日中に回答してほしい。
そして傷ついている子供達が、笑顔で卒業できるようにフォローをしてほしい。
と要望しました。
クラス担任は神妙な顔していらっしゃいましたが、謝罪はありませんでした。
「後日きちんと回答します」とのことでした。
隣の組の担任には保護者会の後、別のお母様方が抗議をしていました。
抗議した方から聞いた話によると、先生は
「そんなにオオゴトにすることではないでしょう。
何が問題なんですか?」とおっしゃったそうです。
それでも「納得いきません」と抗議すると、最後は
「じゃあどうしたらいいんですか?」
「わかりました。○○君に謝ればいいんですね」と頭は下げたものの
誠意は全く感じられなかったそうです。
「そんなに隠したいなら受験なんてしなければいいじゃないですか」
とまで言われた、と、お母様は怒りでワナワナしていました。
他の保護者からもいろいろな話を聞きました。
うちの組担任は子供達を校長のところに連れて行く時に
「校長先生には受験が無事終わったことを報告しに行くだけだからね。
学校名は言わなくていいんだからね」とおっしゃったそうです。
まさか子供達に嘘をついて連れて行くわけはないでしょうから、
うちの担任は学校名公表について、その時まで知らなかったと思われます。
それであれば、校長室でそういう展開になった時に、
「学校名は個別でいいんじゃないですか?」と止めていただきたかった。
それでもA君はお母様に
「僕が弱いからいけないんだ。だから先生に抗議しなくていいよ」と、
先生をかばっていたそうです。
隣の組担任は後日(報告会の後で、保護者会の前)、
最後までみんなの前では学校名を言えなかったA君が
廊下でお友達とふざけている時、
「A君はずんぐり小の代表として○○中に進学するんだから、
きちんとしなきゃダメでしょう」と、あえて学校名つきで注意をしたそうです。
A君は校長への報告会で、みんなの前で学校名を言いませんでしたから、
A君の進学先は他の受験したお友達も知りません。
先生はそれをわかっていながら、
あえてお友達に聞こえるように学校名を出したのです。
A君がみんなの前ではまだ進学先を言えないのは、どういう気持ちからなのか?
そんなA君の気持ちを、なぜ思いやっていただけなかったのでしょう。
見かねたお母様が先生に抗議したところ、
「A君が廊下を走ったから叱ったんです。
A君がお友達に学校名を知られたくないなんて知りませんでした」と
シレッとした顔でおっしゃったそうです。
ずんぐり弟の所属する組では、そのような指示はなかったのですが、
隣の組では入試前に、
「何日にどこの中学を受験するか紙に書いて提出するように」と
担任から指示されたそうです。
(全部書かなきゃいけないのかなぁ?)と考え書きあぐねる子には、
「嘘つきは非行の始まりです!」とプレッシャーがかけられ、
Bちゃんは(どの公立小でも提出の決まりがあるんだ)と思い込み、
素直に指示通り提出したそうです。
ところが組担任はその事実を全く記憶していない、とおっしゃるのだそうです。
紛失されたのか廃棄されたのか?
学校に提出した個人情報がどのように管理されているのか不安を覚えました。
さらに、C君のお母様から、2月の受験前に
「息子は入試のため2月1日学校を休みますが、
受験することをお友達には言っていないので、
欠席理由を『受験のため』とは言わないで下さい」と
申し出があったにもかかわらず、
当日登校したクラス全員の前で、
「C君のお母さんからは内緒にするよう言われているんですが、
今日C君は受験のためお休みです」と公表したそうです。
どれもこれも 児童を教育する立場の教師の言動として、
理解できないことばかりでした。
我が家はずんぐり弟が末子ですので、
卒業まで波風立てずに黙って卒業することも考えました。
しかし、ずんぐり弟は報告会以来、学校に行くのが憂鬱だ、と、
そして「俺が大人になってここに住んでいても、
自分の子供はずんぐり小には絶対通わせない」と言っていました。
実はずんぐり小はずんぐり母の母校でもあります。
楽しい思い出がたくさん詰まった母校、
尊敬し信頼できる恩師を持てないずんぐり弟をとてもかわいそうに思いますし、
それがずんぐり母自身の母校であることが残念でたまりませんでした。
これまで小学校に関して疑問を感じたことがあっても、
抗議をしたことは一度もありませんでした。
ずんぐり弟が卒業すれば、小学校と縁が切れますので、
今回のことがキッカケで学校が変わろうと変わるまいと、
正直なところあまり関心はありませんでした。
ですが、今回の一連の学校の姿勢には、どうしても黙っていられませんでした。
当事者の先生方に、
子供達の心につけた傷の大きさを知ってほしかったのです。
担任の先生からは23日に謝罪のお手軽をいただきました。
その先生個人の誠意は感じられましたが、
学校全体から保護者全員に対する回答は何一つ得られませんでした。
卒業前にゴタゴタするのも嫌だと思い、卒業式前日に
教育委員会に手紙を出しました。
卒業式の翌日、教育委員会の方からお電話がありました。
教育委員会の対応としては
・卒業式翌日、校長と両担任を教育委員会に呼び、厳重注意をした。
・来年度のずんぐり小には定期的に教育委員会から指導担当者を派遣し、
児童の人格への配慮に欠いた指導をしていないか観察する。
・小学校名は伏せ、ずんぐり区内の小学校の校長会において本件を報告し、
児童の人格への配慮に欠いた指導のないように指導する。
というお話があり、校長から、該当児童に対して謝罪訪問をしたい、という
提案を受けているが・・・とご相談を受けました。
年度替りの時期でしたので、早く決着をつけたい、
という理由もあったかもしれませんが、
区の対応としては、非常に迅速で、できることはやってくれた、と感じました。
校長からの謝罪については、「個々のご家庭の考えもあるでしょうから、
個別にお電話などで訪問したい旨をご相談され、
ご家庭からのご要望があれば、個々にご訪問されてはどうでしょう?
とりあえず、ずんぐり家としては、伝えたいことを伝えましたので、
訪問やお電話はいただかなくて結構です。」とお答えしました。
約束通り、ずんぐり家には訪問も電話もありませんでしたが、
後日校長からお手紙をいただきました。
この校長はもともと3月で退任が決まっていました。
2人の担任は、今もずんぐり小に勤務していて、
それぞれ1年生と3年生の担任をなさっているそうです。
前述のBちゃんの弟さんの担任になったそうで、
Bちゃんのお母様は嘆いていました。
これで小学校での出来事はおしまいです。
あまり楽しくない内容を長々と書いてしまいました。
お読みになって不快にさせてしまいましたら申し訳ありません。
これからのずんぐり小に何か変化があるのかは、
卒業した今となってはわかりませんが、
何とも後味の悪いずんぐり弟の卒業シーズンでした。
受験前後に小学校であった出来事で、どうしても納得できないことがありました。
ずんぐり母としてはかなりひどい出来事と思いましたので、
学校や教育委員会に抗議をし、一応「対応」らしきものがあり、
現在は既に話は終了しています。
ずんぐり母としては、納得したというよりも
「もう小学校のことは過去のこと」という心境です。
ただ、通っていた小学校でこのようなことがあった、ということは
記録に残しておきたいと思います。
ずんぐり母は、某SNSにも入っておりまして、
そちらの日記にも書いた内容の転載ですが、ご容赦ください。
ずんぐり弟の通う公立小学校6年生は2クラス、受験率は2割くらいです。
合格発表や入学手続きもほぼ終了しつつある2月16日、
中学受験をした子供達が担任に呼ばれ、
校長先生に「無事受験がおわりました」と報告をしたそうです。
そこまでは良いのですが、その場で、
集まった受験メンバーみんなの前で順番に、
「進学先を言いなさい」と指示されたそうです。
当然のことですが、既に2月10日頃までに、
区に提出する書面で全員が進学先を担任に渡していますから、
担任はそれぞれの進学先をわかっています。
おそらく担任経由で校長もご存知のはずです。
なのにいったい何のために、集まった全員の前で、
進学先を言わなくてはならなかったのでしょう?
受験生の中には、第一志望の学校に合格できなかった児童もいます。
ずんぐり弟の仲の良い子でもそうですが、
とても不本意な結果だったために、気持ちの整理がついておらず、
「友達に進学先は言いたくない」と言う子達もいました。
そのことは、個別に担任に相談した保護者もいますので、
担任も知っていたはずです。
私もずんぐり弟には、
「お友達が自分から言わない限りは、どこに決まったかは聞き合わないように」と
言い聞かせていましたので、本人も承知していました。
ですのでずんぐり弟はその時、
「学校名は一人ずつ個別に校長先生に言ったらいいんじゃないですか」と
抗議したそうなのですが、
担任が「校長先生の都合があるから」、と却下したそうです。
隣の組の担任は、「皆に言えないような学校なら行く必要ない!」
というようなことを言い、校名を言うことを強制したそうで、
ほぼ全員がしぶしぶ学校名を言い、報告会は終了したそうです。
結局その場では最後まで言えなかった子が1人いて、
あとでその先生に呼ばれて校長に個別で言わされたとのことです。
その子は教室に帰ってきて泣いていたそうです。
合格発表が終わって2週間、ようやく手続きなどが済むか済まないかの時期に
なぜそのようなことをされたのか、全くもってその意図がわかりませんでした。
中学受験は、しなくても公立中に進学できますから、
中学受験をするかしないかは個々の家庭の判断です。
受験は合格もあれば不合格もあるし、第一志望に受かる子ばかりではありません。
「中学受験する」という選択をした以上、
残念な結果が出てもそれを受け入れる覚悟が必要で、
どんな結果であっても親子とも受け入れなければならないことです。
それを乗り越えて強く大きく成長できるんだということは、
どの親も子もわかっています。
でも受け入れられるようになるまでに必要な時間は、子供によって違います。
発表の翌日にケロッと切り替えられる子もいれば、
2月末頃まで、「第一志望の学校から、繰り上げ合格の連絡が来ないかな?」と、
電話の前で待っていた子もいたはずです。
進学先に新しい制服を着て通い始めて、友達ができて、新しい生活が始まって、
初めて切り替われる子もいるでしょう。
今回のことは、そんな個々の成長を全く配慮してない言動だと思うのです。、
子供には人権やプライバシーはないのでしょうか?
先生方にはそういう意識はなかったのでしょうけれど、
今回のことは教師による「嫌がらせ」「いじめ」にも値することだと
ずんぐり母は思いました。
20日に保護者会がありましたので、担任に事実関係を確認し、抗議をしました。
子供から聞いた話はほぼ全て事実でした。
「名前を言えないような学校には行く必要はない」という発言については、
「そうは言っていない。
『どんな学校に行くのでも、胸を張って誇りを持って進学してほしい』
というようなことを言った」と釈明していました。
ずんぐり母からは、「たとえそうだとしても、
みんなの前で学校名を強制的に言わせる理由にはならない。
先生はそのつもりでも、子供達にはそれは届いていない」ことを伝えました。
保護者会では、個別ではなく、
あえて皆さんの前で意見を言わせていただきました。
3年後、公立中から高校受験をするであろう児童の保護者の方にも
聞いてほしかったからです。
ほぼ全員が高校受験をする公立中では、受験の結果が出た2週間後に、
クラス全員の前で一人ずつに、進学先を発表させるのでしょうか?
中学受験した児童に対しては、
ずんぐり区の他の小学校でも同様のことをしているのでしょうか?
以上のような意見を含め、
「どういう意図で今回のようなことをしたのか?」
「今回の保護者からの声を聞いてどう思うか?」を、近日中に回答してほしい。
そして傷ついている子供達が、笑顔で卒業できるようにフォローをしてほしい。
と要望しました。
クラス担任は神妙な顔していらっしゃいましたが、謝罪はありませんでした。
「後日きちんと回答します」とのことでした。
隣の組の担任には保護者会の後、別のお母様方が抗議をしていました。
抗議した方から聞いた話によると、先生は
「そんなにオオゴトにすることではないでしょう。
何が問題なんですか?」とおっしゃったそうです。
それでも「納得いきません」と抗議すると、最後は
「じゃあどうしたらいいんですか?」
「わかりました。○○君に謝ればいいんですね」と頭は下げたものの
誠意は全く感じられなかったそうです。
「そんなに隠したいなら受験なんてしなければいいじゃないですか」
とまで言われた、と、お母様は怒りでワナワナしていました。
他の保護者からもいろいろな話を聞きました。
うちの組担任は子供達を校長のところに連れて行く時に
「校長先生には受験が無事終わったことを報告しに行くだけだからね。
学校名は言わなくていいんだからね」とおっしゃったそうです。
まさか子供達に嘘をついて連れて行くわけはないでしょうから、
うちの担任は学校名公表について、その時まで知らなかったと思われます。
それであれば、校長室でそういう展開になった時に、
「学校名は個別でいいんじゃないですか?」と止めていただきたかった。
それでもA君はお母様に
「僕が弱いからいけないんだ。だから先生に抗議しなくていいよ」と、
先生をかばっていたそうです。
隣の組担任は後日(報告会の後で、保護者会の前)、
最後までみんなの前では学校名を言えなかったA君が
廊下でお友達とふざけている時、
「A君はずんぐり小の代表として○○中に進学するんだから、
きちんとしなきゃダメでしょう」と、あえて学校名つきで注意をしたそうです。
A君は校長への報告会で、みんなの前で学校名を言いませんでしたから、
A君の進学先は他の受験したお友達も知りません。
先生はそれをわかっていながら、
あえてお友達に聞こえるように学校名を出したのです。
A君がみんなの前ではまだ進学先を言えないのは、どういう気持ちからなのか?
そんなA君の気持ちを、なぜ思いやっていただけなかったのでしょう。
見かねたお母様が先生に抗議したところ、
「A君が廊下を走ったから叱ったんです。
A君がお友達に学校名を知られたくないなんて知りませんでした」と
シレッとした顔でおっしゃったそうです。
ずんぐり弟の所属する組では、そのような指示はなかったのですが、
隣の組では入試前に、
「何日にどこの中学を受験するか紙に書いて提出するように」と
担任から指示されたそうです。
(全部書かなきゃいけないのかなぁ?)と考え書きあぐねる子には、
「嘘つきは非行の始まりです!」とプレッシャーがかけられ、
Bちゃんは(どの公立小でも提出の決まりがあるんだ)と思い込み、
素直に指示通り提出したそうです。
ところが組担任はその事実を全く記憶していない、とおっしゃるのだそうです。
紛失されたのか廃棄されたのか?
学校に提出した個人情報がどのように管理されているのか不安を覚えました。
さらに、C君のお母様から、2月の受験前に
「息子は入試のため2月1日学校を休みますが、
受験することをお友達には言っていないので、
欠席理由を『受験のため』とは言わないで下さい」と
申し出があったにもかかわらず、
当日登校したクラス全員の前で、
「C君のお母さんからは内緒にするよう言われているんですが、
今日C君は受験のためお休みです」と公表したそうです。
どれもこれも 児童を教育する立場の教師の言動として、
理解できないことばかりでした。
我が家はずんぐり弟が末子ですので、
卒業まで波風立てずに黙って卒業することも考えました。
しかし、ずんぐり弟は報告会以来、学校に行くのが憂鬱だ、と、
そして「俺が大人になってここに住んでいても、
自分の子供はずんぐり小には絶対通わせない」と言っていました。
実はずんぐり小はずんぐり母の母校でもあります。
楽しい思い出がたくさん詰まった母校、
尊敬し信頼できる恩師を持てないずんぐり弟をとてもかわいそうに思いますし、
それがずんぐり母自身の母校であることが残念でたまりませんでした。
これまで小学校に関して疑問を感じたことがあっても、
抗議をしたことは一度もありませんでした。
ずんぐり弟が卒業すれば、小学校と縁が切れますので、
今回のことがキッカケで学校が変わろうと変わるまいと、
正直なところあまり関心はありませんでした。
ですが、今回の一連の学校の姿勢には、どうしても黙っていられませんでした。
当事者の先生方に、
子供達の心につけた傷の大きさを知ってほしかったのです。
担任の先生からは23日に謝罪のお手軽をいただきました。
その先生個人の誠意は感じられましたが、
学校全体から保護者全員に対する回答は何一つ得られませんでした。
卒業前にゴタゴタするのも嫌だと思い、卒業式前日に
教育委員会に手紙を出しました。
卒業式の翌日、教育委員会の方からお電話がありました。
教育委員会の対応としては
・卒業式翌日、校長と両担任を教育委員会に呼び、厳重注意をした。
・来年度のずんぐり小には定期的に教育委員会から指導担当者を派遣し、
児童の人格への配慮に欠いた指導をしていないか観察する。
・小学校名は伏せ、ずんぐり区内の小学校の校長会において本件を報告し、
児童の人格への配慮に欠いた指導のないように指導する。
というお話があり、校長から、該当児童に対して謝罪訪問をしたい、という
提案を受けているが・・・とご相談を受けました。
年度替りの時期でしたので、早く決着をつけたい、
という理由もあったかもしれませんが、
区の対応としては、非常に迅速で、できることはやってくれた、と感じました。
校長からの謝罪については、「個々のご家庭の考えもあるでしょうから、
個別にお電話などで訪問したい旨をご相談され、
ご家庭からのご要望があれば、個々にご訪問されてはどうでしょう?
とりあえず、ずんぐり家としては、伝えたいことを伝えましたので、
訪問やお電話はいただかなくて結構です。」とお答えしました。
約束通り、ずんぐり家には訪問も電話もありませんでしたが、
後日校長からお手紙をいただきました。
この校長はもともと3月で退任が決まっていました。
2人の担任は、今もずんぐり小に勤務していて、
それぞれ1年生と3年生の担任をなさっているそうです。
前述のBちゃんの弟さんの担任になったそうで、
Bちゃんのお母様は嘆いていました。
これで小学校での出来事はおしまいです。
あまり楽しくない内容を長々と書いてしまいました。
お読みになって不快にさせてしまいましたら申し訳ありません。
これからのずんぐり小に何か変化があるのかは、
卒業した今となってはわかりませんが、
何とも後味の悪いずんぐり弟の卒業シーズンでした。