き-助の自然散策

何気ない身近な自然と身近な出来事を一味違った観点から物を観察する

サクラマス

2009-04-24 | 日記
最近の新聞でサクラマスの漁獲が減り稚魚放流とかよく載ってますが.皆さんはどこまでご存じですか?
稚魚はヤマメ(山女)と言いまして.イワナより下流息に住んでます。
このヤマメは一生山で育つものと海に下って川に帰ってくるものと2グル-プが有り.山グル-プは♂中心で一生ヤマメと呼ばれ.海グル-プは♀中心と言われ戻ってきたのをサクラマスと呼ばれなぜグル-プ分けするのか詳しい理由はわかっていません。
そこで放流と言っても♂ばかり放流したらどうなりますか?
サケの稚魚を100匹放流したらその内の3匹程戻ってくるとか言われてますが.ヤマメを放流したらどれだけの確率でサクラマスになるのか.余り知られてませんが.半端な数では増えないでしょ。
今では.富山名物のマスの寿司のマス(サクラマス)は北海道産が主流で.地元産に拘るなら数年間禁漁にしたら良いんじゃないかとおもいます。
個人的には禁漁程悲しいものはありませんが.釣って楽しい.食べて嬉しいを絶対数の少ない中で釣り続けば減る事はあっても増す事は無いです。
放流する事は良い事だと思うけど短期的ではなく.長期的なプランでこれからも取り組んでいかないといけない問題だとおもいます。
今回は写真は有りません.僕自身ヤマメを専門的に釣ったりしませんし.他のサイトの画像を転用したくなかったからです。