『邪眼』藤原京1

2005年10月23日 | 恋愛同盟
緑の背表紙と魔女の紋章が印象的な、今は亡き集英社スーパーファンタジー文庫ですよ。
藤原先生は『龍王の淡海』でデビューした作家さんです。
賞金稼ぎジェイル(監獄)が主人公の『狼』シリーズとかもあります。

イラスト目当ての表紙買いも多いと言われている、ライトノベルに該当する作家と思われますが、この『邪眼』に関しては私は作家買いでした。
この人の書くクール&ドライ+ニヒルな雰囲気の文章が大好きなんですよ。

『邪眼』のストーリーは悪魔と契約した人間が、悪魔から借りた能力を駆使して『仕事』をするお話です。
主人公は21歳の大学生、長尾。相棒は透視系の能力を持つ悪魔ヴォラク。
年齢不詳の謎の男、黒沼から時折呼び出されて、彼の仕事の手伝いをするのだが……。

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