数日後

2006年12月20日 | 仏像
俺はアパートで一人ぽつねんとしていた。
ボーイは死んだらしい。
マリアは強制送還された。

しばらくの間、うだうだして過ごしたが結局フィリピンへ渡った。
現地についてすぐに騙されて身包み剥がされた。

呆然としていると浮浪者が近づいてきた。
身振り手振りで話すと、浮浪者は大笑いして、浮浪者仲間を集めてカンパを始めた。
その金で俺はバスに乗り、スラムへ向かった。

すごい人だかりだった。
なんか急にモーゼの十戒みたいに人垣が割れて、マリアが走ってきた。
学歴やら年収なんかどうでもよくなったので、しばらくここに滞在する事にした。

そして俺は義兄に手紙を書いた。
家族によろしく、と。

で、

2006年12月20日 | 仏像
俺は車に乗せられた。
やばい雰囲気の中国人がたくさん乗っていた。
全員、武装している。

やがてホテルに着いた。ここにマリアがいるらしい。
俺が待機している間に、ちゃいにーず・まふぃあ&ボーイが突入した。
一発の銃声の後は酷かった。
何かが爆発して窓ガラスが飛び散った。
俺が男らしく、膝を抱えてガタガタ震えているとホテルからマリアが出てきた。
無事らしい。
抱き合って一安心。ほどなくパトカーが来た。