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けいこブログ

ピアノをめぐる日々を綴っています~千葉県佐倉市のピアノ教室より~

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佐倉市のピアノ教室「みながわピアノ教室」です。 いつもこちらのブログにも ご訪問くださりありがとうございます。 日々のブログは、「音楽は心へのおくりもの」( 教室HPから入ることができます)の方で書いていますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします♪

レッスン再開

2008-09-15 18:31:59 | 大人のピアノ
連休いかがおすごしでしたか?

時間があったので、4年前の初レッスン(今の先生についてからの)ビデオを見てみました。

こどもが、幼稚園に入るまではピアノの練習どころではない毎日でしたが、入園後は少し時間ができ 楽器店主宰の講座に参加したところ現在ついている先生にめぐりあいました。

~脱力奏法~のお話でしたが、丁度 ヴォイストレーニング(声楽)のように、ピアノの音作り(奏法)のレッスンをしてくださる先生をさがしていたので本当によいタイミングでした。



毎回のレッスンは、ビデオやMDに記録をとります。そうすることで、自分と先生の弾き方・音の違いがよくわかります。

月に1回レッスンなので、そうしないと「うらしま」になってしまうのです。。。



さて、初レッスンがどうだったか?というと、腕も手首もガチガチに固まってなんだかカマキリのようでした。(わかります?)当然でてくる音ものびがなく固いです。


4年経ってなんとか脱力しながら曲が弾けるようになりました。それでも難しいパッセージでは固まったり、緊張すると肩があがったりですが。。

脱力することで うんと楽に弾けるようになり 今はピアノを弾くのが楽しいです。(指導者なのに)以前はピアノと戦っていた感じでした。

というわけで、私にも困りながら弾いていた時期があるので、教えるときには、「楽に弾けるように」をこころがけています。



長くなっちゃいましたが、客観的に自分の演奏をみることは大事です。




ピアノと声楽

2008-06-09 09:32:45 | 大人のピアノ
「ピアノを演奏するにあたって声楽を勉強するのは相乗効果がありますか?」と大人の生徒さんから相談をうけました。


あります。


モーツァルトのピアノソナタの曲中には、「あ~これはオペラのアリアのようなフレーズだな」と思う箇所がたくさんあります。 ショパンもベッリーニの歌曲(とても美しい旋律です)を好んでいたそうで、あの美しく長いフレーズは歌曲の影響があるのだなぁと納得。


習ってすぐオペラのアリアとはいかないと思います。通常ヴォイストレーニングで発声を学んでからコンコーネ(歌詞がついていない)やイタリア歌曲(ヘンデルのオンブラマイフも)なのかな?

ヴォイストレーニングでは上半身の力をぬいて喉に負担をかけず、いかに通る声を出すかを勉強。
足やお腹(丹田)で支えて上は脱力。


ピアノとおなじです。


曲を歌うことで、フレージング(息の使い方)もよりわかるようになるし、いいことずくめです。

レッスンにいくのは。。。というのなら、CDやDVDで楽しんでみてはいかがでしょうか?

最初からオペラ(2時間くらい?)が、きつければオペラアリア(オペラからの抜粋)で。

ヴェルディやプッチーニなどのイタリアオペラはドラマティックで素敵ですが、まずはモーツアルトがおすすめです。