■ド・レ・ミ・ふぁっ

皆の衆、おはよう。
このところ、珍しく連日アップ。

先日のことである。

我が社の殿と、同僚と一緒に
飲みに行き、その後電車へ・・・。

時間帯的に、飲んだ後ラッシュ
車内満員。

だからこそ・・・

だからこそ・・・だったのだ。

満員なれど、シ～ンと静かな車内
超クリアに、
我輩の声だけが響いてしまった。

「社長、
　ファスナー全開で～すっ！」

・・・全開だもの。

せっかく、教えてやったのに
殿が下を向いている。

何故、下向いているのだ。
満員なのだから、早く締めた方が良いのに。

その間にも、次々と乗客が乗り込んでくる。
押し流される我ら。
もみくちゃになり、鞄もムギューと変形。


「社長、出ちゃいますよ！
　フゥスナー！ファスナー！」

周囲の客が、何故か我輩をいぶかしげに見る。


・・・思い込みとは、
げに恐ろしいものよの。

我輩は、殿の肩からさげた鞄が
ファスナー全開だったので通告したのである。
物騒だからな。
お財布やら、カギやら紛失したら大変なのだ。

が、殿としては、昭和的に言うなれば
「社会の窓」たる
下の殿の場所が、オープンと焦っていたらしい(笑)

それで、納得。
周囲の者が、我輩を見ていた理由が・・

こいつ、よく堂々と言えるな・・と、
そういう視線だったのね

我輩は、ファスナー派なのだが
チャック派、ジッパー派　3派に分かれるのよね。

我輩は統一型なのだが、
殿としては、ファスナーとは
イメージ的に「下」で使う意味だったそうな。

怖い、怖い
では・・・また。

男子諸君、下はキッチリ閉じましょうね。