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Farmers Plant Seeds

🤳《不易流行》🤳あしたの詩を唄おうよ…🎵

故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈5〉

2022-09-13 | こころの旅


     ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・
 
 ♬いつでも青春~懐かしいあなたに、こんにちは・・・(^^♬♬
 《富島健夫》原作 映画化代表作品
【明日への握手】♬高校三年生♬ 【雪の記憶】♬北国の街♬ 【君たちがいて僕がいた】
♬君たちがいて僕がいた♬










  《石坂洋次郎》原作 映画化作品    《大江賢次》原作 映画化作品
【冬山の幻想】♬北国の旅情♬ 【楽しい我が家】♬青春の鐘♬ 【絶唱】♬絶唱♬










※その他、舟木一夫 出演の【青春歌謡映画】作品と♬主題歌♬
【仲間たち】♬仲間たち♫ 【友を送る歌】♬友を送る歌♬  【あぁ青春の胸の血は】
♬あぁ青春の胸の血は♬







【夕笛】 【残雪】 【東京は恋する】 【哀愁の夜】 【高原のお嬢さん】
♬夕笛♬ ♬残雪♬ ♬東京は恋する♬ ♬哀愁の夜♬ ♬高原のお嬢さん♬



 【富島健夫 作品年譜】1971年(昭和46年)~1975年(昭和50年)までを紹介します。

年代 年号 出版社 作品内容

1971 昭和46年 婦人公論 《競艇の話》
女学生の友 《ふたりの夜》
週刊朝日 《すみません》
集英社 【吹雪きのなかの少年】
ジュニア文芸 《鬼才の死》
明星 《夜の秘密》
集英社 【美しきライバル】
【可愛い子ちゃん青い実の章】
偕成社 【山は呼んでいる】《ああ!学友》改題
婦人公論 《十代の妻は主張する》
酒 《自分流儀の酒》
高一時代 《ふたつの道》
実業之日本社 【朝だちの唄】
ジュニア文芸 《石段を上がって》
高二時代 《十七歳の路》
1971 昭和46年 ジュニア文芸 《光のなかの影》
女性自身 《あなたのための体験的人生論》
FAIR LADY 体験的青春論》
春陽堂書店 春陽文庫【危険な年ごろ】
集英社 【蝶舞う日まで】・【青春劇場】・・・Kindle
HNK教育 《家庭学級》に出演
ジュニア文芸 《相思の樹》
中三時代 《花ひらくとき》
実業之日本社 藤子不二雄著《劇画毛沢東伝》に
(私と中国)《人間性を感じさせる
中国》
講談社 【青春前夜】
集英社 【可愛い子ちゃん紅い花の章】
問題小説 《わが青春記酒と歌と恋と》
ジュニア文芸 《異性の友》
小説ジュニア 《おれの女友だち》(前編・後編)
高一時代 《不良少女》
女学生の友 《空を見よ》
ノンノ 《婚前初夜》
小学三年生 《わんぱくバンザイ》
集英社 【富島健夫青春文学全集】全十四巻
講談社 【われらが城】【夜明けの星】
春陽堂書店 春陽文庫【ある愛の物語】
集英社 【荒野の星】
TBS TV 【荒野の星】連続ドラマ化
新刊ニュース 《青春文学について》
産経新聞 《若者たちの志向するもの》
高一時代 《知らなかった感情》
ジュニア文芸 《初夜》突然廃刊となりエッセイ《明日
へのために》を寄せる。
週刊明星 《背信の季節》
セブンティーン 《グローイング・ストーリー》
講談社 【十七歳の四季】上下【水色の夜】
集英社 【あぶれた野郎】
春陽堂書店 春陽文庫【初恋よさようなら】
小説ジュニア 《ぼくの恋人》
潮 《憎悪に燃えた友の目》
春陽堂書店 春陽文庫【散歩する道】
講談社 【春の坂】【早春の雪】
集英社 【新・おさな妻】
小説宝石 《月の中の性》
女学生の友 《青い花》
高一時代 《虚構の日記》
小説ジュニア 《こころのくちづけ》
ノンノ 《帰り道は知らない》
講談社 【あしたの湖】【星のない夜】
週刊言論 私の処女作【喪家の狗】
小説ジュニア 《婚前初夜第一話実の熟すとき》
SMファン 《背徳の部屋》
高一時代 《彼女の好きなやつ》
女性セブン 150名の美女に酔ったハワイの6日間
1972 昭和47年 週刊明星 《栄光への路》
女学生の友 《ワイキキの夜の幻想》
小説ジュニア 《72年の新春に思う》
セブンティーン 《レモンラブ・ノベル》
1972 昭和47年 高一時代 《ふたりの少女》
児童ペン 《現実を認識する勇気を》
週刊小説 《偽善者》
集英社 【ぼくの恋人】
東宝 【制服の胸のここには】映画化
問題小説 《騒乱の夜ー愚連隊と女闘志ー》
電電ジャーナル 《閑中閑》
中二コース 《早春の夢》
女学生の友 《ひとりの部屋》
蛍雪時代 《ふしぎな関係》
高二時代 《十七歳の歌》
中三時代 《発奮する太郎》
大和書房 【愛が信じられなくなったら】
高一コース 《いとこ同士》
セブンティーン 《川端さんの死に思う》
聖教新聞 《(私の文章作法)ひとつの言葉を
 大切に》
小説ジュニア 《婚前初夜第二話 十代の恋》
毎日新聞社 【告白する勇気】【彼女の好きなやつ】
文学者 エツセイ《広津和郎》
サンデー毎日 《女流選手》
週刊小説 《過去からの声》
推理 エッセイ《無為の罪》・・・・・
・・マスコミをにぎわしているいわゆる
連合赤軍事件を取り上げ、汝らのうち
罪なき者石をもてこの女を打て、という
聖書の言葉をあげ、社会悪に対して
無為でいる自分たちも同罪であると述
べる。
高一時代 《恋か友情か》
高3コース 《誘惑の夜》
集英社 【十七歳の路】【婚前初夜 約束の夜
 の巻】
歴史読本 エツセイ《吉川武蔵のお通》
週刊小説 《新宿二丁目の女》
セブンティーン 《初恋の海》
小説ジュニア 《純子の実験》
週刊小説 《親の妻を奪った男の妻》
婦人公論 《あなたは若ものを非難できるか》
・・・テルアビブ空港乱射事件をとりあ
げる。
高3コース 《ある冒険》
セブンティーン 《アストロロジー・ノベルス》
集英社 【今夜の花】
小説宝石 《黄金の波》
週刊小説 《ある復讐》
週刊漫画ゴラク エッセイ《青い女豹の群れ》
朝日新聞社 【すみません】
光風社 【背徳の部屋】
小説ジュニア 《男と女の関係》
集英社 【婚前初夜 青い欲望の巻】
※学習研究社の文学賞選考委員
1973 昭和48年 毎日新聞社 《どんぐり豆腐》
プレイボーイ 《花びらの記憶》
女学生の友 《母なる人》
1973 昭和48年 中三時代 《初恋の序章》
女性セブン 《やんちゃな天使》
集英社 【背信の季節 青い性の巻】
若い郵政 《小さなエピソード》
小説ジュニア 《恋するまで》
集英社 【純子の実験】・・・Kindle
小説宝石 《彼女は何を欲したか》
大法輪 《タクシーを待つ学生》
婦人公論 《男が女の性に求めるもの》
高二時代 《作家を志して書に親しむ》
新評 《子供の質問はまともに》
プレイボーイ 《土曜の夜》
中三時代 《若葉の歌》・・・高一時代
高3コース 《群衆の中のひとり》
高二時代 《十七歳の夢》
集英社 【背信の季節 陶酔の巻】
プレイボーイ 《欲望日記》
いんなあとりっぷ 《自己の特色への認識こそ必要》
集英社 【十七歳の歌】
小説宝石 《初恋の歳月》
プレイボーイ 《あによめ》
文化社 南国の叙事詩《終点と起点》
女性自身 《富島健夫の面接対談調査 若い性
を考える》
若い郵政 《金曜日の青年》
小説ジュニア 文学のふるさとを訪ねて/花の命のふ
るさと(尾道)》
プレイボーイ 《実験の初夜》
サンケイ 《『処女』の値打ちを知らない男たち》
スポニチ 《処女連盟》
毎日新聞社 【恋か友情か】・・・本
週刊小説 《アンダードッグ》《女の液体》
小説ジュニア 《年上のあの人》
週間平凡 《恋ごっこ》
集英社 【恋するまで】
小説宝石 《秘密の部分》
プレイボーイ 《立大・大場助教授と関京子さん事件
に私は答える》を寄稿富島健夫が直
言する》
週刊小説 《制服を脱いだら》《貞淑な妻》
週刊ポスト 《初夜の海)
青樹社 【おれの女友だち》
週刊小説 【女上位】【二人の少女】【壁の向こう
の声】
プレイボーイ 《いやな男》
週刊小説 《道徳の時間》《山からの手紙》
祥伝社 エッセイ《実験する恋愛 若い世代の
愛と性》
集英社 【やんちゃな天使】
1974 昭和49年 週刊朝日 《素足の少女》
週刊小説 《女の個室》
プレイボーイ 《青春の野望》連載
週刊小説 《崋山有情》
小説ジュニア 《婚約時代》
東京スポーツ エッセイ《ぎやんぶる党物語
1974 昭和49年 集英社 【年上のあの人】
小説ジュニア 《いのちの旅路》
いんなあとりっぷ エッセイ集【恋する人の本】
東京スポーツ エッセイ《虚構のドラマ》
《初夜の海》について、「すべての社会
正義にもあるいは逆の利潤追求にも
背を向けてひたすら女体を探求する
男を描いているが、この男の底にある
のは社会改革に対する自分の力の無
力感である。また必要以上の利潤を
追求してうろうろすることへのむなしさ
である。革新勢力を含めて組織に対
する不信感である」と記す。
文学者 文学者終刊《『文学者』とぼく》
小説宝石 《聖処女》
ジュノン 《心と心の物語》
中三時代 《恋愛教室》
高二時代 《17歳の恋》
スポニチ新聞社 【処女連盟 第一部 情熱編】
週刊女性 《夜の訪問者》
集英社 【十七歳の夢】【男と女の関係】
小説宝石 《天使の像》
婦人公論 《女の手》
週刊文春 《ひめごころ》
宝石 《人間の部屋 第一部》
実業之日本社 【犯す】
問題小説 《慕情発露》
いんなあとりっぷ 《だれがだれを好きか?》
電電ジャーナル 《九州人的酒》
週刊小説 《駆落ち》
スポニチ新聞社 【処女連盟 第二部 紅唇編】
小説宝石 《なぜ見たいか?》
婦人公論 座残会《女のたたかいその醜さと美し
週刊小説 さ(吉行淳之介・佐藤愛子・戸川幸夫
・富島健夫)》
週刊小説 《少年の夏》
高一時代 《悪友同士》高二時代まで
パワァコミック 《恋情賛歌》
小説ジュニア 《富島健夫のすべて》特集驟雨の中
で》とインタビュー(わが青春・文学の
週刊小説 《献身の午后》
女性セブン 《おんなの条件》
集英社 【初恋の海】
東宝にんじんくらぶ 【青春の海・おとなは知らない】が、
 【青春の海】として映画化
オール讀物 《追いかけっこ》
小説宝石 《ほくろの初夜》
問題小説 《夜光虫》
週刊小説 《幻のスワップ》《妹とその友だち》
小説CLUB 《恋と欲望の季節》
東京12チャンネル 《男のスタジオ》に出演
小説CLUB 《欲望の発端》
週刊小説 《あたらしい枕》
プレイボーイ 《青春の野望 第二部》 
光風社書店 【おれは怠け者だ】
1974 昭和49年 問題小説 《約束の肌》
小説宝石 《おさななじみ》
週刊小説 《ちいさな女》
スポニチ 《弱き男の”聖い夜”》
スポニチ出版 【処女連盟】
集英社 【婚約時代】・・・Kindle
1975 昭和50年 小説ジュニア エッセイ《現世に正義はない》
週刊小説 《妹のように》《さすらいの淫女》
ヤングレディ 《愛人と恋人》
集権明星 《夜は別れない》
オール読物 《さすらいの歌》
小説宝石 《紅梅白梅》
小説ジュニア 《二人の青年》
問題小説 《城下町の少女》
週刊小説 《脅迫》
小説ジュニア 《二人の青年》
JOTOMO 《ろまんの花束
集英社 【恋ごっこ】上下
小説現代 《同級生》
小説推理 《桝目の幻想》
週刊小説 《女の小さな復讐》
サンデー毎日 座談会《はみだし野郎も行ける大学を
》(川上宗薫・田中小実昌・富島健夫

新関西  《愛撫》を連載
名古屋タイムズ
フクニチスポーツ
他・・・
文芸春秋 【ひめごころ】
春陽堂書店 春陽文庫【風車の歌】
小説宝石 《とりかえばや》
週刊小説 《男狂わず》《なめらかな丘》
女性セブン 《思い出の阿蘇山》
アサヒ芸能 《くれない匂うとき》
春陽堂書店 春陽文庫【海を見る日】
小説現代 《おんなの初夜》
問題小説 《つぼみと花びら》
講談社 『丹羽文雄文学全集』に《入門記》
週刊小説 《背中の傷》《可愛い女》
春陽堂書店 春陽文庫【鏡が夢を見ている】
小説宝石 《妬心》
ロードショー 《いまや茶の間の映画ファン》
週刊小説 《乱倫のはじまり》《握る》
宝石 《人間の部屋 第二部》
集英社 【恋愛教室】
旺文社 【ふしぎな関係】
実業之日本社 【初体験】
問題小説 《三人同棲》
週刊小説 《人妻と家庭教師》《愛の演技》
サンジャック 《アヴァンチュールは生命の燃焼》
アサヒジャーナル 座談会《若者の性と性教育》(安孫子
友行・島田一男・江口修代・富島
 健夫)
高風社 【十七歳の構図】(17歳の恋)改題

1975 昭和50年 小説宝石 連載の《美しき貌》
小説CLUB 連載の《恋と欲望の季節》
上記、作品が刑法175条容疑で摘発
を受けた。
小説宝石 《美しき貌》
週刊読売 対談《では、ワイセツ文書とは何なの
か!》(川上宗薫・富島健夫)
週刊小説 《二人だけの夏》《南海の夜》《女嫌
 い》
集英社 【それぞれの欲望】
プレイボーイ 《青春の野望》が刑法175条容疑で摘
発を受けた。検察庁に呼ばれたが、
先の二作品を含めて作品の猥褻性に
ついては否定する。
 川上宗薫の作品とともに摘発された
のをきっかけに、日本ペンクラブ会長
石川達三の(ふたつの自由)発言が
議論を呼ぶことになった。
問題小説 《女を呼ぶ声》
小説ジュニア 《少年の星》
週刊小説 《現代女子学生気質》
オール読切 エッセイを連載
集英社 【おんなの条件】・・・本
桃園書房 【恋と欲望の季節】
番町書房 【秘密】《心と心の物語》改題
双葉社 【恋情賛歌】
青樹社 エッセイ集【行動する恋愛若い世代の
愛と性】
小説現代 《深夜の客》
小説宝石 《姉と呼びたき》
婦人公論 《一寸先は闇なのです》
週刊サンケイ 《性のタテマエ論は崩壊する(談)》
週刊小説 《恋の開眼》《女の友だち》
日刊ゲンダイ 《妊娠したい》
小説サンデー毎日 《二人椿》
週刊小説 《二人の処女》
現代 《夜の声》
小説CLUB 随筆《同門同期》
高1コース 《相愛の条件》
問題小説 《女身》
週刊小説 《全裸のまま》
小説宝石 《女の不安》
高2コース 《ニセの愛が安っぽく語られすぎて》
ポケットパンチOh! 《夜の時間》
徳間書店 【くれない匂うとき】
集英社 【いのちの旅路】上下
長兄 昌義が六十四歳で死去した。

 次回は、故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈6〉を紹介します。







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故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈4〉

2022-09-09 | こころの旅

 
・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・

※富島健夫 原作【雪の記憶】を読み、日活映画【北国の街】を鑑賞すると、学生時代を回顧してしまう
のですが・・・思春期から青年期への道標ともみてとれる場面や現実味を帯びた描写に遭遇したりで、
感受性が高く結論のない心身の成長期であるが故に、成就出来なかった事柄への挫折感だろうか?
・・・いづれにせよ、《かけがえのない時代》を検証することに変わりはない。!!!
 【雪の記憶】・・・・・1958年(昭和33年)に平凡出版より刊行されましたが、私の入手できたのは、
2003年9月徳間文庫初版の再刊行本です。この作品は、1961年東映より《故郷は緑なりき》のタイトルで
映画化され、1963年と1965年に日本放送よりラジオドラマとして放送された事を私は知りません。
 その後、1965年(昭和40年)日活より《北国の街》として舟木一夫・和泉雅子のキャストで映画化されて
、映画タイトルと同様の主題歌《北国の街》により存じています。映画の内容は、原作本での登場人物の
名称や蒸気機関車での通学風景等は同様に感じますが、それ以外かなり違うようです。でも、私としては、
原作本が、我が故郷の地域名や情景が克明に描写されてゆくので映画を観ながらどうしても内容を重ね
合わせてしまうのです。・・・・・・
※昭和40年日活映画《北国の街》の原作本=富島健夫【雪の記憶】
・・・映画《北国の街》を鑑賞すると、原作本の【雪の記憶 第一章】の描写に酷似してる事が良くわかります。・・・
《映画のロケーションが長野の飯山で行われたが、作品の舞台は、福岡県京都郡近郊なので雪の積雪量は
少なく、学生帽は丸ではなく角帽です。しかし、原作本の第一章の(一)~(五)までが映画の内容としては、
一番近い様です。》

※日活映画【北国の街】の鑑賞と原作本【雪の記憶】の再読を繰返しながら自分史をオーバーラップして思う。!!
 昭和32年文藝刊行の【鮮魚の匂い】は、作者が豊津高校に通学していた時代の回想をもとにした短編で、
自伝的な要素をもつ、いくつかの作品とも共通した内容だが、その中でも早い時期に書いただけに、新鮮な
味わいがある。特に、昭和33年に平凡出版から刊行された【雪の記憶】の原型の様な作品であると私は、
考える。・・・それは、冒頭の文面から察する事ができる・・・
・・・・・「十六歳の冬、豊津中学校に転校して間もなく、主人公は一人の女学生に恋した。通学に新しく越し
てきた苅田町から、九州の東海岸を走る日豊線で行橋町に下り、田川線に乗り換えて豊津で下車する。
 敗戦直後のこととて列車の接読が悪く、早朝暗いうちから家を出なければならなかった。最初にその少女
に遇ったのは、その日豊線の汽車のなかであった。」・・・・・日活映画《北国の街》でも同様の場面がある。
 (原作とロケ地と場所が違いますが・・・私が生まれる2~3年前で学制改革の頃の様です。)・・・
・・・この頃は、まだ、蒸気機関車(SL96)で筑豊から行橋町への乗客苅田港への石炭等の運搬を含め国鉄
田川線が唯一の通勤通学手段であった。・・・映画の場面へと置換えると・・・私は、汽車通学ではなく、自転
車通学で・・・ただ一人片道8㎞の道程を毎日通っていた。だから、人との出会いなどなく、まして女性との出
会いなどなく、まして女性との出会いなど皆無である。・・・・・・・私の高校時代は、早朝に家の手伝いとクラブ
活動(剣道)が基本であった。専ら硬派なライフスタイルだった。然しながら、学校生活の中では、農業クラブ(FFJ)
の活動の中で人との出会いもあり、友達との友情や恋愛感情も生まれかけてた事もあった。・・・・・振返って
みれば、それが半世紀の時を越えて掛替えもない、同窓生としての思い出を紡ぐ事となっているのである。
 ※映画【北国の街】では、小島海彦(舟木一夫)と志野雪子(和泉雅子)との恋愛や硬派な不良・藤田(故:
山内賢)との友情が軽妙に描写されている。・・・・・
 学校帰りの駅での待合せ...近くの川の堤での会話とふれあい・・・やがて、お互いの家の住所と道順を
交換する。海彦は、同居している長兄や嫂や父に気兼ねしながらも、...ある日曜日に、雪子の家を訪ねる。
雪子の部屋の本箱には「日本文学集」・「明治大正文学全集」・新潮社の「世界文学全集」等の他に、哲学書、
洋裁や編物の本も混ざってあった。・・・「読みたいのがあったらお貸しするわ」・・・「みんな読みたいな」・・・
海彦が本格的に文学書を耽読するようになったのは、この頃からであった。日本の明治大正の名作や世界の
古典を、彼はこの本箱から次々に読んでいった。その日も数冊の本を借りて帰ったのだが、それから後も、汽車
の中で、海彦は読み終わった本を返し、新しく次の本を受け取って読むことになる。・・・(作品の一節を引用)・・・
・・・※ここが、所謂、富島健夫氏の作家としての原点だろうかと・・・・・私は考える。

 恥ずかしながら、【自分史年譜】と重ね、1967年(昭和42年)~1970年(昭和45年)までを掲載します。

【自分史年譜】 
年代 年号 年齢 出来事
1967 昭和42年 16歳 ※4月 福岡県立豊前農業高等学校入学 高校一年生
※入学と同時に剣道部へ入部する。
※新聞配達と自家生産の牛乳を近隣に配達始める。
 8月:公害対策基本法=公害に関する法律
 9月:日本とマレーシアが血債協定を締結する
    日本とシンガポールが血債協定を締結する            
1968 昭和43年 17歳 ※川端康成がノーベル文学賞を受賞する
国産のラジカセ「TPR-101(アイワ)」が登場する
 1月:アラブ石油輸出機構(OAPEC)が設立する
 2月:予餞会で舟木一夫の【友を送る歌】他2曲を唄う。
※4月 高校二年生
 4月:東名高速道路が開業
 6月:大気汚染防止法=大気汚染に関する法律騒音規制法=騒音
    規制に関する法律小笠原諸島がアメリカから返還される。
 7月:核拡散防止条約(NPT)=米露英仏中以外の国は核保有禁止
   日本電信電話公社がポケットベルサービス(ポケベル)を開始する
 8月:剣道初段取得
 9月:時代の流れは、グループサウンドや流行歌(歌謡曲)全盛の頃
 高校生活も半ば、修学旅行や部活も中心学年へ入ってゆく頃である。
修学旅行を挟んで、私は、日本学校農業クラブ(FFJ)の校内会長選挙
に立候補した。・・と言うよりもさせられたと言う方が正しいかもしれない。
 選挙で当選を果たし、会長となり副会長のA・K子さんと出会った。
学校の代表として第19回全国学校農業クラブ岐阜大会へ出席した
。 第19回岐阜大会での参加種目は・・・・・次の様なものであった。
私は、※農業鑑定競技会・N・K君と平板測量競技会
A・K子さんは、M・S子さんと※プロジェクト発表会(文化・生活に関する)
※引率の教師を含め5名で参加しました。
 翌日、観光で明治村・日本ライン下り・犬山城等々を訪れた。・・・私の
高校生活で一番の思い出となった。この頃からか、A・K子さんへの秘か
な片思いが芽生え始めていた。何故なら、それは、私の母に似た面影
をA・K子さんに抱いていたのかもしれない。・・・それから、一年たった
晩秋の頃、卒業後の進路も決まり自分の想いを伝えようかと思っていた
矢先・・・私の耳に入ってきた噂話、それは、何と・・残酷にもA・K子さん
がH・K君と交際してるという事を聞いてしまった。 その時から、///私の
心の中からA・K子さんへの想いは遠くへ消えてしまったのである。///
 そして、何も語らず卒業時に、さようならも言えなかった。・・・・・
 而して、47年後に、同窓会開催に向けて再会のチャンスが訪れ・・・
同窓会の準備を一緒にやる事になるのである。
※(1968年~1969年)全共闘運動=学費、マスプロ教育や社会不満
による学生運動
1969 昭和44年 18歳 ※インターネットの前身「ARPANET」がパケット通信に成功する。
 1月:東大安田講堂事件=全共闘と機動隊の攻防戦
 4月:高校三年生
 7月:アメリカのアポロ11号が月面へ着陸する(人類初)
10月:宇宙開発事業団を設立する(現:宇宙航空研究開発機構=JAXA)
※剣道二段取得:部活を引退
※行橋市の錬心舘(大塚道場)にて稽古に専念。
1970 昭和45年 19歳 ※日米安全保障条約が自動延長される。
 2月:日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げる
 3月:日本万博博覧会(大阪万博)=アジア初の国際博覧会9月まで
 よど号ハイジャック事件=赤軍派によるハイジャック事件。北朝鮮へ
 4月:八幡大学第一法経学部経済学科に進学、剣道部に入部大きな
   夢を抱いていた頃・・・
 7月:故郷の犀川町立体育館で剣道部合宿実施:地元での合宿とあっ
   て新聞配達のバイトも継続でき恵まれた一週間でした。
1970 昭和45年 19歳    夏季休暇中、静岡園というお茶卸問屋でバイトをしながら行橋市の
   錬心舘(大塚道場)で稽古に専念
※偶然であったが、静岡園の前で一年後輩の美少女N・Kさん
  と出遇った、或る日、八幡大学へ彼女を案内した記憶がある。
 8月:夏季休暇中、昇段試験があり、三段取得。
 9月:中旬講義が始まり、剣道部練習も開始
※剣道の稽古の成果は大きかったが、しかし、三年という短期間で鍛え
 あげた身体は、脆くも壊れてしまった。【第五腰椎分離症】と言う腰の
 病気であった。この時私は、ある意味絶望の淵に立たされて将来の夢
 が、幻となり前向きさを失くしてしまった時期であった。
 そんな中、母校へ練習に行く機会があった。練習後、美少女N・K
 さんと帰る道すがら、学校近くの食堂に立ち寄った記憶がある。・・・・・
 10月:※第五腰椎分離症と診断されて骨盤からの移植手術となった。
 ※三ケ月の入院加療生活を余儀なくされた。
※その頃は、同じ高校の一年後輩の美少女N・Kさんと親交を深め様と
思っていたが、この病状により、淡い片思いの恋も終止符となった。同時
に、剣道も諦めてしまったのである。
行事町の貴船神社でりんどうの花束を手渡して別れた様な記憶がある。
※11月半ばであったか・・・?手術後、彼女が見舞いに来てくれた事と
そのひと時が、彼女との最後であった事、また、見舞いのお礼も言えず
にいる・・・・・その事が今でも名残惜しいのである。・・・・・
 而して、49年振り同窓会開催を切っ掛けにN・Kさんと48年ぶりに再会
のチャンスが訪れるのである。
11月:三島事件=三島由紀夫が憲法改正の為に自衛隊の決起を
 促す。市ヶ谷の駐屯地にて割腹自決する


 次回は、故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈5〉を紹介します。



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故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈3〉

2022-09-06 | こころの旅


     ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・

※富島健夫 原作【雪の記憶】を読み、日活映画【北国の街】を鑑賞すると、学生時代を回顧してしまう
のですが・・・思春期から青年期への道標ともみてとれる場面や現実味を帯びた描写に遭遇したりで、
感受性が高く結論のない心身の成長期であるが故に、成就出来なかった事柄への挫折感だろうか?
・・・いづれにせよ、《かけがえのない時代》を検証することに変わりはない。!!!
 【雪の記憶】・・・・・1958年(昭和33年)に平凡出版より刊行されましたが、私の入手できたのは、
2003年9月徳間文庫初版の再刊行本です。この作品は、1961年東映より《故郷は緑なりき》のタイトルで
映画化され、1963年と1965年に日本放送よりラジオドラマとして放送された事を私は知りません。
 その後、1965年(昭和40年)日活より《北国の街》として舟木一夫・和泉雅子のキャストで映画化されて
、映画タイトルと同様の主題歌《北国の街》により存じています。映画の内容は、原作本での登場人物の
名称や蒸気機関車での通学風景等は同様に感じますが、それ以外かなり違うようです。でも、私としては、
原作本が、我が故郷の地域名や情景が克明に描写されてゆくので映画を観ながらどうしても内容を重ね
合わせてしまうのです。・・・・・・
※昭和40年日活映画《北国の街》の原作本=富島健夫【雪の記憶】
・・・映画《北国の街》を鑑賞すると、原作本の【雪の記憶 第一章】の描写に酷似してる事が良くわかります。・・・
《映画のロケーションが長野の飯山で行われたが、作品の舞台は、福岡県京都郡近郊なので雪の積雪量は
少なく、学生帽は丸ではなく角帽です。しかし、原作本の第一章の(一)~(五)までが映画の内容としては、
一番近い様です。》
※日活映画【北国の街】の鑑賞と原作本【雪の記憶】の再読を繰返しながら自分史をオーバーラップして思う。!!
 昭和32年文藝刊行の【鮮魚の匂い】は、作者が豊津高校に通学していた時代の回想をもとにした短編で、
自伝的な要素をもつ、いくつかの作品とも共通した内容だが、その中でも早い時期に書いただけに、新鮮な
味わいがある。特に、昭和33年に平凡出版から刊行された【雪の記憶】の原型の様な作品であると私は、
考える。・・・それは、冒頭の文面から察する事ができる・・・
・・・・・「十六歳の冬、豊津中学校に転校して間もなく、主人公は一人の女学生に恋した。通学に新しく越し
てきた苅田町から、九州の東海岸を走る日豊線で行橋町に下り、田川線に乗り換えて豊津で下車する。
 敗戦直後のこととて列車の接読が悪く、早朝暗いうちから家を出なければならなかった。最初にその少女
に遇ったのは、その日豊線の汽車のなかであった。」・・・・・日活映画《北国の街》でも同様の場面がある。
 (原作とロケ地と場所が違いますが・・・私が生まれる2~3年前で学制改革の頃の様です。)・・・
・・・この頃は、まだ、蒸気機関車(SL96)で筑豊から行橋町への乗客苅田港への石炭等の運搬を含め国鉄
田川線が唯一の通勤通学手段であった。・・・映画の場面へと置換えると・・・私は、汽車通学ではなく、自転
車通学で・・・ただ一人片道8㎞の道程を毎日通っていた。だから、人との出会いなどなく、まして女性との出
会いなどなく、まして女性との出会いなど皆無である。・・・・・・・私の高校時代は、早朝に家の手伝いとクラブ
活動(剣道)が基本であった。専ら硬派なライフスタイルだった。然しながら、学校生活の中では、農業クラブ(FFJ)
の活動の中で人との出会いもあり、友達との友情や恋愛感情も生まれかけてた事もあった。・・・・・振返って
みれば、それが半世紀の時を越えて掛替えもない、同窓生としての思い出を紡ぐ事となっているのである。
 ※映画【北国の街】では、小島海彦(舟木一夫)と志野雪子(和泉雅子)との恋愛や硬派な不良・藤田(故:
山内賢)との友情が軽妙に描写されている。・・・・・
 学校帰りの駅での待合せ...近くの川の堤での会話とふれあい・・・やがて、お互いの家の住所と道順を
交換する。海彦は、同居している長兄や嫂や父に気兼ねしながらも、...ある日曜日に、雪子の家を訪ねる。
雪子の部屋の本箱には「日本文学集」・「明治大正文学全集」・新潮社の「世界文学全集」等の他に、哲学書、
洋裁や編物の本も混ざってあった。・・・「読みたいのがあったらお貸しするわ」・・・「みんな読みたいな」・・・
海彦が本格的に文学書を耽読するようになったのは、この頃からであった。日本の明治大正の名作や世界の
古典を、彼はこの本箱から次々に読んでいった。その日も数冊の本を借りて帰ったのだが、それから後も、汽車
の中で、海彦は読み終わった本を返し、新しく次の本を受け取って読むことになる。・・・(作品の一節を引用)・・・
・・・※ここが、所謂、富島健夫氏の作家としての原点だろうかと・・・・・私は考える。

 【富島健夫 作品年譜】1967年(昭和42年)~1970年(昭和45年)までを紹介します。

年代 年号 出版社 作品内容
1967 昭和42年 小説ジュニア 《橋の上の少年》
ジュニア文芸 《心に王冠を》
女学生コース 《若草燃ゆる》
週刊マーガレット 《四葉のクローバ》
女学生の友 《忘れ得ぬ人》
集英社 【ちぎれ雲の歌】
小説ジュニア 《初恋宣言》
マドモアゼル 《流氷は帰らない》
女学生の友 《制服の庭》
女学生の友 《ふたりだけの青春》
小説ジュニア 《明日は青春》
東方社 【考えない人】
週刊プレイボーイ 《チャタレイ荘
ジュニア文芸 《朝雲の序曲》
女学生コース 《禁じられた季節》
美しい十代 《姉と妹の丘》(前編・後編)
学習研究社 【若草燃ゆる】
集英社 【湖は慕っている】
女学生コース 《初夏の素顔》
女学生の友 《その人は遠くに》
TBSTV 《虹は消えない》TVドラマ
ジュニア文芸 《花と黒潮と》
女性自身 《愛の墓標》
ジュニア文芸 《私の青春と文学修行》
女学生コース 《わが胸の太陽》
美しい十代 《たそがれの少女》
女性自身 《復讐》
集英社 【初恋宣言】・・・Kindle
マドモアゼル 《女の十字路》
小説ジュニア 《はじめての微笑》
学習研究社 【早春の雪】
女学生の友 創刊記念愛読者大会に舟木一夫と
ともに出演
1967 昭和42年 ジュニア文芸 《初恋の門》
女学生の友 《あいつとの約束》
女学生コース 《少女の峠》
ジュニア文芸 《少女の像》
小説ジュニア 《二羽の小鳥》
美しい十代 《惜別の日》
集英社 【心に王冠を】
1968 昭和43年 ジュニア文芸 《かりそめの恋》
小説ジュニア 《蒼い月》
女学生コース 《春を呼ぶ季節》
朝日ソノラマ 《愛と戦いの叙事詩》
美しい十代 《花はつぼみの物語》
小説ジュニア 《道は遥かなり》
集英社 【明日は青春】
小説ジュニア 新人賞選考委員を石坂洋二郎氏・佐
伯千秋・津村節子・三浦哲郎とともに
務める。
マドモアゼル 《熱い雪》
ジュニア文芸 《サイン・ノート》
女学生コース 《仮面の悲しみ》
大和書房 《青春に不可欠なもの》
集英社 【にんげん牧場】
ジュニア文芸 《異郷の風雪》=【生命の山河】
女学生コース 《真美の四季》
中二時代 《林の中の道》
ジュニアライフ 《愛がめばえるとき》
大和書房 《愛と友情がもたらす不安と悩み》
女学生の友 《雲の序章》
高二時代 《陥穽(わな)》
大和書房 【その人は遠くに】
ヤングエース 《誘惑者》
小学六年生 《ああ!学友》
集英社 【朝雲の序曲】
マーガレット 《チビは泣かない》
女学生コース 《愛の伴奏》
セブンティーン 《純白の季節》
光風社書店 【流氷は帰らない】
小説セブン 《響きあうもの》
女性自身 《晩春のみち》
小説ジュニア 《青春の条件》
ジュニア文芸 《悲しみの時》=【生命の山河】
女学生コース 《初恋よさようなら》
学習研究社 【富島健夫青春文庫】に三巻追加
ジュニア文芸 《これが男の子だ》
小説ジュニア 《星と地の日記》
《それでも二人は》
集英社 【道は遥かなり】
勝利 《野望》
女学生コース 《危険な年ごろ》
ボーイズライフ 《恋と友情のはてに》
小説ジュニア 《おとなは知らない》
青春出版社 エッセイ集《青春をぶっつけろ》
集英社 ㉓【生命の山河】
集英社 【ふたりだけの真珠】
小説エース 《ある帰郷》
1968 昭和43年 ジュニアライフ 《散歩する道》
婦人公論 《ジュニア小説に文学を求めて》
東京新聞 《ジュニア小説家の弁》
集英社 【はじめての微笑】
ジュニア文芸 《月は赤かった》
女学生コース 《あの人は思ってる》
1969 昭和44年 西日本新聞 《明日の雲》
ジュニア文芸 《不良少年の恋》
女学生コース 《秘密ある季節》
セブンティーン 《ふたりの恋の物語》
集英社 【星と地の日記】
ジュニア文芸 《美しき上級生》
女学生の友 《友情の条件》
週刊読書人 《ジュニア小説論作者の立場から》
ジュニア文芸 《初雪の歌》
女学生コース 《初めての場所》
ジュニア文芸 《散った花びら》
パンチDX 《少女の秘密》
女学生コース 《少年哀歌》
ジュニアライフ 《初恋》
小説ジュニア 《今夜の花》
高二時代 《十七歳異聞》
小学六年生 《若草日記》
中二時代 《海を見る日》
集英社 【おとなは知らない】・・・Kindle
ジュニア文芸 《きみが心は》
小説ジュニア 《道に花あり》
女学生の友 《母への手紙》
ジュニアライフ 《春花咲かず》
中日新聞 《真実に向かって》
集英社 【純白の季節】
小説ジュニア 《秘密はふたりのもの》
ジュニア文芸 《故郷の乙女たち》
ジュニアライフ 《花ゆらぐころ》
奇譚クラブ 《新枕草紙・処女啼泣》第一部
ジュニア文芸 《青春愉快》
ジュニアライフ 《われらが城》
集英社 【これが男の子だ】
ジュニア文芸 《幾山河》《おさな妻》第一章
小説ジュニア 《青春アラベスク》
奇譚クラブ 《新枕草紙・処女啼泣》第二部
ファニー 《土曜日の憂鬱》
小説エース 《ゆるやかな散歩》
ジュニア文芸 《好きなひと》
女学生コース 《青春の条件》
小説ジュニア 《田舎から来た少年》
ジュニアライフ 《再会》
春陽堂書店 【恋愛百景】
ジュニア文芸 《人に言う悲しみならず》【おさな妻】第二章
小説ジュニア 《小さな天使》
女学生の友 《うわさの少女》
ジュニアライフ 《恋いがたき》
集英社 【雲の序章】
小説ジュニア 《ふたりは恋している》
ジュニア文芸 《おさな妻》【おさな妻】第三章
1969 昭和44年 ジュニア文芸 エッセイ《書きたいものをぼくは書く》
東京中日新聞 《おれは怠け者だ》
秋田書店 【歪められた初夜】
集英社 【不良少年の恋】・・・Kindle
婦人公論 《十代の性意識》
女学生コース 《月曜日の眸》
ジュニア文芸 《きみに誓う》【おさな妻】第四章
小説ジュニア 《二年二組の勇者たち》
セブンティーン 《夜はわたしのもの》
小説ジュニア 《姉と妹の星》
ジュニアライフ 《人みな美しき》
集英社 【秘密はふたりのもの】
1970 昭和45年 女学生コース 《やさしい少女》
小説ジュニア 《新・恋愛百景》
女学生の友 《あしたへの道》
セブンティーン 《こどもじゃないの》
ジュニア文芸 《吹雪の中の少年》
ジュニアライフ 《青春の海》
集英社 【ふたりの恋の物語】
【おさな妻】賛否両論マスコミに取り
沙汰される。
朝日新聞 ジュニア小説と《性》に《過去の小説とは
無縁》・・・投稿
ジュニア文芸 《あしたの雲》
セブンティーン 《キッスしてから》
小説ジュニア 《三つで一つの物語》
女性自身 《十代にはひどすぎる性描写という非難
に私は答える》を寄稿
NET TV 『十代の愛と性を考える』に出演
毎日新聞 冨島の《ジュニア小説は文学か(談)》
が載る。
毎日新聞 松原新一が『ジュニア小説への疑問
富島健夫の主張に』を寄せると後日、
《十七歳の心にまで制服を着せるのか》
を寄稿。続いて松原が『ジュニア小説に
反論再び富島健夫氏に』と応酬した。
ジュニア文芸 《別れざる夜》
《再び書きたいものを書く》
漫画サンデー 座残会《ジュニア小説の”セックス描写
”》を発表
集英社 【おさな妻】を刊行
潮 《ジュニア小説性書説を嗤(わらう)》
青春と読書 《十代に対するぼくの姿勢》
COOK 《南紀の旅》
小説ジュニア 《こだまは返ってくる》
女学生ロマン 《ぼくたちの彼女》
《じんかくとしての十代》
ジュニア文芸 《青春前夜》
《はてさて、困ったおとなたちよ》
高二時代 《十七歳の四季》
小学六年生 《ほんとうの愛情》
中二時代 《風車の歌》
集英社 【きみが心は】・・・Kindle
ジュニア文芸 《声遠ければ》
FAIR LADY 《十七歳は若い女性だ》
1970 昭和45年 女学生の友 《ある少年の告白》
女学生ロマン 《水色の夜》
セブンティーン 《眠れないの》
東京スポーツ 《あぶれた野郎》
集英社 【二年二組の勇者たち》・・・Kindle《かりそめの恋》
小説ジュニア 《ふたつの恋》
ジュニア文芸 《純愛一路》
女学生ロマン 《日本の乙女たち》
集英社 【制服の庭】
主婦の友社 【青春の条件】
ジュニア文芸 《恋の海》
週刊実話 《朝だちの唄》
女性セブン 《可愛い子ちゃん》
光風社書店 【おれは怠け者だ】
地方議会人 《旅あれこれ》
ジュニア文芸 《美しきライバル》
女学生の友 《萬葉秀歌》斎藤茂吉を発表。
アイ 《最初に夢ありき》
明星 《蝶舞う日まで》
小説ジュニア 《荒野の星》
漫画サンデー 《彼女たちの秘密》
偕成社 【若草日記】
ジュニア文芸 《青春劇場》
中三時代 《花ひらくとき》
中二時代 《青空に虹が》翌月より中三時代へ
集英社 【純愛一路】
CBC TV 『少年少女雑誌は有害か』出演。
潮 《人生つねに結婚適齢期》
新婦人 エッセイ《旅二題》
平凡パンチ エッセイ《イブの部屋》
集英社 【十七歳異聞】
TV東京 【おさな妻】連続ドラマ化
セブンティーン 《日曜日のデート》
女学生の友 《わたしの中の女》
集英社 【青春の海】
大映東京 【おさな妻】映画化
女学生ロマン 《広島幻想》
ジュニア文芸 対談『ジュニア小説の性描写は行き過
ぎか?』
春陽堂書店 春陽文庫【秘密ある季節】

 次回は、故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈4〉を紹介します。



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故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈2〉

2022-09-02 | こころの旅
 

    ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・
 1963年の6月頃だったか、詰襟をステージ衣装に舟木一夫が【高校三年生】で颯爽とデビューし、
その年のミリオンセラーの大ヒット。小学生ながらすごく身近に感じ、早く高校生になりたいと思った。
それからずっと舟木一夫ファンとして半世紀・・・今も変わらず舟木一夫ファンである事を再認識しました。
 さて、・・・人生の一つの節目とでも言いますか・・・故郷の出身高校の同窓会を企画開催し、また、
中学校の同窓会への出席など、今までになく大変懐かしく感じる中で、何か【忘れ物】をしていたので
はと、・・・青春を回顧し当時の記憶を辿りたいと考える様になりました。そんな遠い記憶の中での時代
背景や潮流を考えると記憶の中の映画やその原作本・主題歌=歌謡曲の融合があって十代の若者
世代のニーズにマッチしヒットしていた事を、私としては、後年、その潮流に憧れて生きて来た様に思う。
 当時、青春文学の先駆者石坂洋次郎さん・石原慎太郎さんや富島健夫さん等がおられたが、石坂
洋次郎さん作品は、【青い山脈】・【山のかなたに】・【あいつと私】・【雨の中に消えて】・【北国の旅情】
【青春の鐘】、石原慎太郎さんは【太陽の季節】等で、戦後の復興から高度成長期へ又、若者の一部の
左翼思想への弾圧や学生紛争の時代へ流れて行く時、・・・そんな中で幾度も映画やTVドラマ化され、
その時代の若者たちに支持共感されて来たものは何だろうかと疑問に思うことがあった。そして、また、
映画と原作のギャツプは何だろうかと考えるようになった。そこで、映画は見たものの原作は、読んでい
ない。従って、原作本を読む必要があるだろうと考え富島青春文学を読んで行く事にした。
 遅ればせながら富島健夫さんは、1962年の4月から1963年の3月まで学習研究社の雑誌『美しい
十代』に【明日への握手】を連載されていた。それが、1963年11月に大映より映画化され、主演は
倉石功・姿美千子・舟木一夫【高校三年生】の【原作】であり、勿論、その年に大ヒットした主題歌が舟木
一夫歌唱の【高校三年生】だった。また、それ以前にも、富島健夫さんの【雪の記憶】が、佐久間良子さ
ん主演で【故郷は緑なりき】として東映から公開されており、後に1965年【北国の街】として和泉雅子、
舟木一夫のキャストで日活より映画公開されています。その後【君たちがいて僕がいた】は、原作名の
ままで映画公開されました。そして、【ああ、りんどうの花咲けど】もTVドラマ化の企画も上がっていたそう
です。つまり、流行作家《富島健夫》と流行歌手《舟木一夫》の融合により《ジュニア世代をターゲット》と
した顧客ニーズの時代背景があったことは見逃せない。
 私は、舟木一夫のファンであると同時に、我が故郷の福岡県京都郡出身(但し、1945年~1950年頃
の4~5年の居住)のジュニア文学作家富島健夫ファンでもあります。富島健夫さんの作品には、自伝
的な内容のものが多く、福岡県立豊津高校(現:育徳館高校)で学び青春を育んだ、その体験が原点
となり,そこから滲み出てくる地域の情景描写等がリアルで・・・少し時代が違いますが、・・・私としては、
大変身近に感じ好感が持てるところです。また、先の『明日への握手』=【高校三年生】・『雪の記憶』=
【北国の街】・【君たちがいて僕がいた】等々の原作を読み映画を観賞していくにつれ、深く検証したい
衝動に駆られてしまいました。
 そこで、定年後、仕事に少し時間の余裕が出来てきたこともあり、【マイブーム】として【富島健夫青春
文学】を検証すべく、現存する富島健夫初期作品の身近なものから手あたり次第購入しています。
 ・・・と言うのも、私が中高生の頃は既に富島健夫さんは、官能小説の巨匠と呼ばれるほどの作家で
書店で探したり購入するには、一寸、気恥ずかしいところがあり、殆ど読めていないのが実情でした。
 そんな中、【富島健夫研究会】主宰の荒川佳洋氏著作【ジュニア】と【官能】の巨匠富島健夫伝に出会
いました。この書籍をガイドブックとして、私の青春の回顧【遠い背景の記憶】を辿り検証してゆきたいと
思います。 
・・・・・富島健夫没後、20年生涯700冊以上の作品を刊行されておりますが、富島健夫著作本の書店
在庫は殆どなく、もっぱら、ネット頼みとなっています。作品によっては、国立国会図書館ルートでの検索
で探すことは可能です。しかし、やはり、富島ファンとしては、各出版社より再刊行を切に願う次第です。
 斯くして、マイブームをスタートして六年目となります。荒川佳洋氏の【富島健夫伝】の作品年譜を
引用し、1953年からの富島作品を一覧表スタイルに改編転載しました。また、自分史年譜を重ねな
がら時代ごとに【富島健夫作品】を読んでいます。・・・・・
・・・・・現在、青春文学路線から時代の流れの中で、推理小説の範疇に寄り道したりしていますが、これも、
富島作品を読んでゆく中での醍醐味だろうかと思う。・・・・・

 そこで今回は、時代を【自分史年譜】と重ねてみたいと思います。1951年(昭和26年)~1966年(昭和41年)
の【自分史年譜】を及ばずながら掲載します。

【自分史年譜】 
年代 年号 年齢 出来事
1951 昭和26年 0歳 12月 福岡県京都郡犀川町(みやこ町犀川)にて
酪農家の三男として誕生。
※1945年9月GHQにより日本は、占領下にある。
※1945年~46年財閥解体・農地改革が実施され経済が民主化。
※1946年から47年日本国憲法の公布・施行
※1947年~教育基本法と学制改革。6・3・3・4制
 男女共学・学問の自由・女性参政権
※1951年9月:平和条約で日本の主権回復と戦争
 の終結。日米安全保障条約(旧)により在日米軍駐留。
1950年6月~1953年朝鮮戦争(日本経済は朝鮮特需により景気回復
1952 昭和27年 1歳 ※4月:サンフランシスコ平和条約発効・日華平和条約
 5月:血のメーデー、皇居外苑デモ隊と警察衝突
 7月:破壊活動防止法(破防法)
 8月:日印平和条約・IMF加盟・日本電信電話公社(現NTT)設立。
1953 昭和28年 2歳 ※2月:NHK TV放送開始
妹誕生(長女)7日で逝去  3月:国際電信電話株式会社(KDD)へ国際通信業務を分離する。
11月:カンボジアがフランスから独立。
12月:奄美群島がアメリカから変換
※1953年・59年・60年三井三池労働争議
1954 昭和29年 3歳 ※3月:日米相互援助協定(相互軍事的支援)
 6月:近江絹糸労働争議
 7月:防衛省設置法(防衛省に改称)・自衛隊法
11月:日本とビルマが平和条約締結
12月:鳩山内閣誕生(日本民主党)
※高度経済成長期に入る(東洋の奇跡)
1955 昭和30年 4歳 ※電気炊飯器が登場する。三種の神器(白黒テレ
妹誕生(次女)として  ビ・冷蔵庫・洗濯機)がこの時代から普及。
※イタイイタイ病が発生(富山県神通川)
 7月:過度経済力排除法の廃止(財閥の復帰)
 8月:原水爆禁止運動
10月:日本社会党の再統一
11月:自由民主党が結党(自由党と日本民主党が合併)
12月:日本とカンボジアが友好条約締結
※砂川事件立川市砂川町=米軍基地拡張反対運動
1956 昭和31年 5歳 ※水俣病発生(熊本県水俣湾)
妻:幸恵 誕生  1月:原子力委員会設置
 4月:日本道路公団設立
 5月:科学技術庁設置・日比共同声明:国交回復 ・売春防止法施行
10月:日ソ共同宣言:国交回復
12月:石橋湛山内閣(自由民主党)誕生国際連合に加盟
1957 昭和32年 6歳  1月:第一次南極観測隊昭和基地設置
弟誕生四男として  2月:岸信介内閣(自由民主党)誕生
 3月:関門トンネル開通
 7月:国際原子力機関(IAEA)設立。平和利用と監視。
 8月:マレーシアがイギリスより独立
10月:ソ連が人類初の人工衛星スプートニク1号を打ち上げる。
1958 昭和33年 7歳  1月:日本とインドネシアが平和条約締結
※4月京都郡犀川町(みやこ町犀川)立犀川小学校入学(3クラス)
10月:日本とラオスが経済・技術協力協定締結
12月:東京タワーが完成。
1959 昭和34年 8歳 ※4月 小学2年生の放課後、父親と田川線犀川駅より行橋のスポーツ
店へ野球のグローブを買いに行く。(確か、ブランド=美津濃オード色
だった。)・・・長兄6年生・次兄4年生年齢混合チームで私は、9番ライト
のポジションでした。(当時、左打は殆どおらず大概レフト線への打球で
ライトにはボールが飛んでこなかったから・・チームとしては不安解消)
1959 昭和34年 8歳  4月:皇太子明仁親王が正田美智子さんと結婚。国民年金法
 5月:日本とベトナム共和国(南)賠償協定締結
※安保闘争(全学連の学生運動など)
1960 昭和35年 9歳  アフリカの年:アフリカの国々が次々に独立。
※四日市ぜんそくが発生。
 1月:日米安全保障条約を署名
 4月 小学3年生
 5月:日本とマラヤ通商協定締結
 6月:15日全学連が国会突入1名死亡(安保闘争)
    23日日米安全保障条約、日米地位協定発効。
 7月:池田勇人内閣(自由民主党)誕生
 9月:カラーテレビ放送始まる。OPEC石油輸出機構設立
10月:浅沼稲次郎暗殺事件(日本社会党)
1960~1975年 ベトナム戦争(冷戦代理戦争)北の勝利(ソビエト陣営
 )アメリカ陣営:ベトナム共和国(南)、韓国、台湾ソビエト陣営:ベトナ
 ム民主共和国(北)・北朝鮮中国など
1961 昭和36年 10歳  2月:嶋中事件=小説を巡る右翼の襲撃事件
※4月 小学4年生
 4月:ソビエト連邦人類初の有人宇宙飛行「ポストーク1号」打上
 6月:農業基本法
12月:三無事件=元将校らによるクーデター未遂。
1962 昭和37年 11歳 ※4月 小学5年生
10月:キューバ危機=冷戦における核戦争勃発の危機。
10月:キューバ危機=冷戦における核戦争勃発の危機。
12月:首都高速道路開業(都市高速道路)
1963 昭和38年 12歳 ※4月 小学6年生
 7月:名神高速道路開業(日本初の高速自動車国道)
※舟木一夫【高校三年生】でデビューし大ヒットこの年の最優秀新人賞
 を受賞。《早く高校生になりたいと思い、舟木ファンになりました。》
1964 昭和39年 13歳 ※第二水俣病発生(新潟県阿賀野町)
※トヨタ自動車=ハイブリッドカー研究する。
※4月京都郡犀川町(みやこ町犀川)立犀川中学校入学(5クラス)
※次兄がいたブラスバンド部に入部。楽器が何も吹けず行進時の
 ドラムメジャーをやらされたが、一年で退部しました。
 4月:OECD(経済協力開発機構)に加盟
 8月:IMF(国際通貨基金)8条国に移行(先進国扱)
10月:東海道新幹線開業。
※東京オリンピック開催(アジア初)カラーテレビの普及し始める。
11月:佐藤栄作内閣(自由民主党)誕生
1965 昭和40年 14歳 ※4月 中学2年生
 4月:べ平連が東京のアメリカ大使館へデモを実施。
 5月:ILO87号条約に批准(発効:1966-6)
 6月:日韓基本条約(+日韓請求権並び経済協力協定)国交正常化、
    戦後賠償、韓国を朝鮮における合法政府とする。
※請求権に関する問題は「完全かつ最終的に解決された」事となる。
※韓国は40年後の2005年に非公開の一部を韓国国民に公開。
※この年 7月:第7回衆議院議員通常選挙
 厳格な父が衆議院議員選出馬の候補者の選挙応援で選挙違反をし
検挙された事が朝日新聞地方版に載った。この事は、私にとって大変
ショックな出来事であり少し父親不信を感じる様になった理由でもある。
1966 昭和41年 15歳 ※4月 中学3年生
※黒い霧事件:政界の不祥事による政治不信
※1966年~1977年中国文化大革命始まる
 中国における社会主義化運動(毛沢東の復権闘争)
中学時代を総括【物事の進むべき方向が定まらない迷走中学生だった】


 次回は、故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈3〉
を掲載します。



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