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故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈3〉

2019-11-08 | こころの旅


     ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・

※富島健夫 原作【雪の記憶】を読み、日活映画【北国の街】を鑑賞すると、学生時代を回顧してしまう
のですが・・・思春期から青年期への道標ともみてとれる場面や現実味を帯びた描写に遭遇したりで、
感受性が高く結論のない心身の成長期であるが故に、成就出来なかった事柄への挫折感だろうか?
・・・いづれにせよ、《かけがえのない時代》を検証することに変わりはない。!!!
 【雪の記憶】・・・・・1958年(昭和33年)に平凡出版より刊行されましたが、私の入手できたのは、
2003年9月徳間文庫初版の再刊行本です。この作品は、1961年東映より《故郷は緑なりき》のタイトルで
映画化され、1963年と1965年に日本放送よりラジオドラマとして放送された事を私は知りません。
 その後、1965年(昭和40年)日活より《北国の街》として舟木一夫・和泉雅子のキャストで映画化されて
、映画タイトルと同様の主題歌《北国の街》により存じています。映画の内容は、原作本での登場人物の
名称や蒸気機関車での通学風景等は同様に感じますが、それ以外かなり違うようです。でも、私としては、
原作本が、我が故郷の地域名や情景が克明に描写されてゆくので映画を観ながらどうしても内容を重ね
合わせてしまうのです。・・・・・・
※昭和40年日活映画《北国の街》の原作本=富島健夫【雪の記憶】
・・・映画《北国の街》を鑑賞すると、原作本の【雪の記憶 第一章】の描写に酷似してる事が良くわかります。・・・
《映画のロケーションが長野の飯山で行われたが、作品の舞台は、福岡県京都郡近郊なので雪の積雪量は
少なく、学生帽は丸ではなく角帽です。しかし、原作本の第一章の(一)~(五)までが映画の内容としては、
一番近い様です。》
※日活映画【北国の街】の鑑賞と原作本【雪の記憶】の再読を繰返しながら自分史をオーバーラップして思う。!!
 昭和32年文藝刊行の【鮮魚の匂い】は、作者が豊津高校に通学していた時代の回想をもとにした短編で、
自伝的な要素をもつ、いくつかの作品とも共通した内容だが、その中でも早い時期に書いただけに、新鮮な
味わいがある。特に、昭和33年に平凡出版から刊行された【雪の記憶】の原型の様な作品であると私は、
考える。・・・それは、冒頭の文面から察する事ができる・・・
・・・・・「十六歳の冬、豊津中学校に転校して間もなく、主人公は一人の女学生に恋した。通学に新しく越し
てきた苅田町から、九州の東海岸を走る日豊線で行橋町に下り、田川線に乗り換えて豊津で下車する。
 敗戦直後のこととて列車の接読が悪く、早朝暗いうちから家を出なければならなかった。最初にその少女
に遇ったのは、その日豊線の汽車のなかであった。」・・・・・日活映画《北国の街》でも同様の場面がある。
 (原作とロケ地と場所が違いますが・・・私が生まれる2~3年前で学制改革の頃の様です。)・・・
・・・この頃は、まだ、蒸気機関車(SL96)で筑豊から行橋町への乗客苅田港への石炭等の運搬を含め国鉄
田川線が唯一の通勤通学手段であった。・・・映画の場面へと置換えると・・・私は、汽車通学ではなく、自転
車通学で・・・ただ一人片道8㎞の道程を毎日通っていた。だから、人との出会いなどなく、まして女性との出
会いなどなく、まして女性との出会いなど皆無である。・・・・・・・私の高校時代は、早朝に家の手伝いとクラブ
活動(剣道)が基本であった。専ら硬派なライフスタイルだった。然しながら、学校生活の中では、農業クラブ(FFJ)
の活動の中で人との出会いもあり、友達との友情や恋愛感情も生まれかけてた事もあった。・・・・・振返って
みれば、それが半世紀の時を越えて掛替えもない、同窓生としての思い出を紡ぐ事となっているのである。
 ※映画【北国の街】では、小島海彦(舟木一夫)と志野雪子(和泉雅子)との恋愛や硬派な不良・藤田(故:
山内賢)との友情が軽妙に描写されている。・・・・・
 学校帰りの駅での待合せ...近くの川の堤での会話とふれあい・・・やがて、お互いの家の住所と道順を
交換する。海彦は、同居している長兄や嫂や父に気兼ねしながらも、...ある日曜日に、雪子の家を訪ねる。
雪子の部屋の本箱には「日本文学集」・「明治大正文学全集」・新潮社の「世界文学全集」等の他に、哲学書、
洋裁や編物の本も混ざってあった。・・・「読みたいのがあったらお貸しするわ」・・・「みんな読みたいな」・・・
海彦が本格的に文学書を耽読するようになったのは、この頃からであった。日本の明治大正の名作や世界の
古典を、彼はこの本箱から次々に読んでいった。その日も数冊の本を借りて帰ったのだが、それから後も、汽車
の中で、海彦は読み終わった本を返し、新しく次の本を受け取って読むことになる。・・・(作品の一節を引用)・・・
・・・※ここが、所謂、富島健夫氏の作家としての原点だろうかと・・・・・私は考える。

 【富島健夫 作品年譜】1967年(昭和42年)~1970年(昭和45年)までを紹介します。

年代 年号 出版社 作品内容
1967 昭和42年 小説ジュニア 《橋の上の少年》
ジュニア文芸 《心に王冠を》
女学生コース 《若草燃ゆる》
週刊マーガレット 《四葉のクローバ》
女学生の友 《忘れ得ぬ人》
集英社 【ちぎれ雲の歌】
小説ジュニア 《初恋宣言》
マドモアゼル 《流氷は帰らない》
女学生の友 《制服の庭》
女学生の友 《ふたりだけの青春》
小説ジュニア 《明日は青春》
東方社 【考えない人】
週刊プレイボーイ 《チャタレイ荘
ジュニア文芸 《朝雲の序曲》
女学生コース 《禁じられた季節》
美しい十代 《姉と妹の丘》(前編・後編)
学習研究社 【若草燃ゆる】
集英社 【湖は慕っている】
女学生コース 《初夏の素顔》
女学生の友 《その人は遠くに》
TBSTV 《虹は消えない》TVドラマ
ジュニア文芸 《花と黒潮と》
女性自身 《愛の墓標》
ジュニア文芸 《私の青春と文学修行》
女学生コース 《わが胸の太陽》
美しい十代 《たそがれの少女》
女性自身 《復讐》
集英社 【初恋宣言】・・・Kindle
マドモアゼル 《女の十字路》
小説ジュニア 《はじめての微笑》
学習研究社 【早春の雪】
女学生の友 創刊記念愛読者大会に舟木一夫と
ともに出演
1967 昭和42年 ジュニア文芸 《初恋の門》
女学生の友 《あいつとの約束》
女学生コース 《少女の峠》
ジュニア文芸 《少女の像》
小説ジュニア 《二羽の小鳥》
美しい十代 《惜別の日》
集英社 【心に王冠を】
1968 昭和43年 ジュニア文芸 《かりそめの恋》
小説ジュニア 《蒼い月》
女学生コース 《春を呼ぶ季節》
朝日ソノラマ 《愛と戦いの叙事詩》
美しい十代 《花はつぼみの物語》
小説ジュニア 《道は遥かなり》
集英社 【明日は青春】
小説ジュニア 新人賞選考委員を石坂洋二郎氏・佐
伯千秋・津村節子・三浦哲郎とともに
務める。
マドモアゼル 《熱い雪》
ジュニア文芸 《サイン・ノート》
女学生コース 《仮面の悲しみ》
大和書房 《青春に不可欠なもの》
集英社 【にんげん牧場】
ジュニア文芸 《異郷の風雪》=【生命の山河】
女学生コース 《真美の四季》
中二時代 《林の中の道》
ジュニアライフ 《愛がめばえるとき》
大和書房 《愛と友情がもたらす不安と悩み》
女学生の友 《雲の序章》
高二時代 《陥穽(わな)》
大和書房 【その人は遠くに】
ヤングエース 《誘惑者》
小学六年生 《ああ!学友》
集英社 【朝雲の序曲】
マーガレット 《チビは泣かない》
女学生コース 《愛の伴奏》
セブンティーン 《純白の季節》
光風社書店 【流氷は帰らない】
小説セブン 《響きあうもの》
女性自身 《晩春のみち》
小説ジュニア 《青春の条件》
ジュニア文芸 《悲しみの時》=【生命の山河】
女学生コース 《初恋よさようなら》
学習研究社 【富島健夫青春文庫】に三巻追加
ジュニア文芸 《これが男の子だ》
小説ジュニア 《星と地の日記》
《それでも二人は》
集英社 【道は遥かなり】
勝利 《野望》
女学生コース 《危険な年ごろ》
ボーイズライフ 《恋と友情のはてに》
小説ジュニア 《おとなは知らない》
青春出版社 エッセイ集《青春をぶっつけろ》
集英社 ㉓【生命の山河】
集英社 【ふたりだけの真珠】
小説エース 《ある帰郷》
1968 昭和43年 ジュニアライフ 《散歩する道》
婦人公論 《ジュニア小説に文学を求めて》
東京新聞 《ジュニア小説家の弁》
集英社 【はじめての微笑】
ジュニア文芸 《月は赤かった》
女学生コース 《あの人は思ってる》
1969 昭和44年 西日本新聞 《明日の雲》
ジュニア文芸 《不良少年の恋》
女学生コース 《秘密ある季節》
セブンティーン 《ふたりの恋の物語》
集英社 【星と地の日記】
ジュニア文芸 《美しき上級生》
女学生の友 《友情の条件》
週刊読書人 《ジュニア小説論作者の立場から》
ジュニア文芸 《初雪の歌》
女学生コース 《初めての場所》
ジュニア文芸 《散った花びら》
パンチDX 《少女の秘密》
女学生コース 《少年哀歌》
ジュニアライフ 《初恋》
小説ジュニア 《今夜の花》
高二時代 《十七歳異聞》
小学六年生 《若草日記》
中二時代 《海を見る日》
集英社 【おとなは知らない】・・・Kindle
ジュニア文芸 《きみが心は》
小説ジュニア 《道に花あり》
女学生の友 《母への手紙》
ジュニアライフ 《春花咲かず》
中日新聞 《真実に向かって》
集英社 【純白の季節】
小説ジュニア 《秘密はふたりのもの》
ジュニア文芸 《故郷の乙女たち》
ジュニアライフ 《花ゆらぐころ》
奇譚クラブ 《新枕草紙・処女啼泣》第一部
ジュニア文芸 《青春愉快》
ジュニアライフ 《われらが城》
集英社 【これが男の子だ】
ジュニア文芸 《幾山河》《おさな妻》第一章
小説ジュニア 《青春アラベスク》
奇譚クラブ 《新枕草紙・処女啼泣》第二部
ファニー 《土曜日の憂鬱》
小説エース 《ゆるやかな散歩》
ジュニア文芸 《好きなひと》
女学生コース 《青春の条件》
小説ジュニア 《田舎から来た少年》
ジュニアライフ 《再会》
春陽堂書店 【恋愛百景】
ジュニア文芸 《人に言う悲しみならず》【おさな妻】第二章
小説ジュニア 《小さな天使》
女学生の友 《うわさの少女》
ジュニアライフ 《恋いがたき》
集英社 【雲の序章】
小説ジュニア 《ふたりは恋している》
ジュニア文芸 《おさな妻》【おさな妻】第三章
1969 昭和44年 ジュニア文芸 エッセイ《書きたいものをぼくは書く》
東京中日新聞 《おれは怠け者だ》
秋田書店 【歪められた初夜】
集英社 【不良少年の恋】・・・Kindle
婦人公論 《十代の性意識》
女学生コース 《月曜日の眸》
ジュニア文芸 《きみに誓う》【おさな妻】第四章
小説ジュニア 《二年二組の勇者たち》
セブンティーン 《夜はわたしのもの》
小説ジュニア 《姉と妹の星》
ジュニアライフ 《人みな美しき》
集英社 【秘密はふたりのもの】
1970 昭和45年 女学生コース 《やさしい少女》
小説ジュニア 《新・恋愛百景》
女学生の友 《あしたへの道》
セブンティーン 《こどもじゃないの》
ジュニア文芸 《吹雪の中の少年》
ジュニアライフ 《青春の海》
集英社 【ふたりの恋の物語】
【おさな妻】賛否両論マスコミに取り
沙汰される。
朝日新聞 ジュニア小説と《性》に《過去の小説とは
無縁》・・・投稿
ジュニア文芸 《あしたの雲》
セブンティーン 《キッスしてから》
小説ジュニア 《三つで一つの物語》
女性自身 《十代にはひどすぎる性描写という非難
に私は答える》を寄稿
NET TV 『十代の愛と性を考える』に出演
毎日新聞 冨島の《ジュニア小説は文学か(談)》
が載る。
毎日新聞 松原新一が『ジュニア小説への疑問
富島健夫の主張に』を寄せると後日、
《十七歳の心にまで制服を着せるのか》
を寄稿。続いて松原が『ジュニア小説に
反論再び富島健夫氏に』と応酬した。
ジュニア文芸 《別れざる夜》
《再び書きたいものを書く》
漫画サンデー 座残会《ジュニア小説の”セックス描写
”》を発表
集英社 【おさな妻】を刊行
潮 《ジュニア小説性書説を嗤(わらう)》
青春と読書 《十代に対するぼくの姿勢》
COOK 《南紀の旅》
小説ジュニア 《こだまは返ってくる》
女学生ロマン 《ぼくたちの彼女》
《じんかくとしての十代》
ジュニア文芸 《青春前夜》
《はてさて、困ったおとなたちよ》
高二時代 《十七歳の四季》
小学六年生 《ほんとうの愛情》
中二時代 《風車の歌》
集英社 【きみが心は】・・・Kindle
ジュニア文芸 《声遠ければ》
FAIR LADY 《十七歳は若い女性だ》
1970 昭和45年 女学生の友 《ある少年の告白》
女学生ロマン 《水色の夜》
セブンティーン 《眠れないの》
東京スポーツ 《あぶれた野郎》
集英社 【二年二組の勇者たち》・・・Kindle《かりそめの恋》
小説ジュニア 《ふたつの恋》
ジュニア文芸 《純愛一路》
女学生ロマン 《日本の乙女たち》
集英社 【制服の庭】
主婦の友社 【青春の条件】
ジュニア文芸 《恋の海》
週刊実話 《朝だちの唄》
女性セブン 《可愛い子ちゃん》
光風社書店 【おれは怠け者だ】
地方議会人 《旅あれこれ》
ジュニア文芸 《美しきライバル》
女学生の友 《萬葉秀歌》斎藤茂吉を発表。
アイ 《最初に夢ありき》
明星 《蝶舞う日まで》
小説ジュニア 《荒野の星》
漫画サンデー 《彼女たちの秘密》
偕成社 【若草日記】
ジュニア文芸 《青春劇場》
中三時代 《花ひらくとき》
中二時代 《青空に虹が》翌月より中三時代へ
集英社 【純愛一路】
CBC TV 『少年少女雑誌は有害か』出演。
潮 《人生つねに結婚適齢期》
新婦人 エッセイ《旅二題》
平凡パンチ エッセイ《イブの部屋》
集英社 【十七歳異聞】
TV東京 【おさな妻】連続ドラマ化
セブンティーン 《日曜日のデート》
女学生の友 《わたしの中の女》
集英社 【青春の海】
大映東京 【おさな妻】映画化
女学生ロマン 《広島幻想》
ジュニア文芸 対談『ジュニア小説の性描写は行き過
ぎか?』
春陽堂書店 春陽文庫【秘密ある季節】

 次回は、故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈4〉を紹介します。

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