関西本線桑名駅（TOICAの準備は万端）

2006年8月21日　関西本線　桑名駅

JR東日本、西日本に続いてJR東海でも中京圏で今年の11月25日からICカード乗車券「TOICA」の導入が決まっており、来月からは東海道線と中央線の名古屋近郊の区間でTOICAのモニターテストが実施される予定です。「TOICA」の導入区間は愛知・岐阜県内の東海道線、中央線の名古屋－中津川間、関西線の名古屋－四日市間と武豊線となっています。

先日、桑名駅を訪れてみると、自動改札機はICカード対応のバーレスタイプに変更されており、券売機もタッチパネル式の新しいタイプに取り替えられ、ICカードの入金機も設置が完了しているようでした。

三重県内の今後のICカードの導入予定としては11月のJR関西線の導入後、来年春に近鉄が大阪線と名古屋－鳥羽間で導入を予定していますが、8月21日の段階では桑名駅の近鉄側改札口の自動改札機にはICカードに対応する工事はまだ行われていませんでした。また、この後黄金駅へ新しく設置された自動改札機を見に行ったところ、ICカードリーダーはまだ取り付けられておらず、近鉄の各駅での自動改札機にICカードに対応する改造や取替え、簡易改札機の設置はこれから本格的に始まると思われます。

桑名駅のJR側自動改札機

桑名駅のJR用券売機

カバーをかぶったICカードの入金機

近鉄黄金駅の自動改札機

紀勢本線松阪駅（珍しい行き先）

2004年10月16日　JR紀勢本線　松阪駅

この列車は下り列車では設定されていない紀伊長島行きです。この写真を見てすぐ気づく方もいると思いますが、この列車は台風21号で橋梁の橋脚などに被害の出た紀伊長島ー船津間が不通になった時に一時的に運転されたものです。紀伊長島ー船津間の不通は台風21号が通過した9月29日から10月27日の始発まで続き、その間亀山方面からの新宮方面行きの列車はすべて紀伊長島行きとなり、紀伊長島から船津までは代行バスが運転された。特急ワイドビュー南紀も取り消しになった列車以外は紀伊長島行きで運転されました。 

※この記事は2004年11月21日に掲載した物の再録です※