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渡辺謙さん庵かず4見聞録

渡辺謙さん庵管理人かず4が謙さん作品始め、映画、ドラマ、本などの感想を投稿する予定(予定は未定)

SPA! 謙さん×堤監督対談見聞録

2006-05-06 20:03:14 | 渡辺謙書籍
謙さんが是非『明日の記憶』を堤監督に、と仰って実現したこのコンビ。
『池袋ウエストゲートパーク』とか『トリック』とか堤ワールドも大好きでしたが
このお二人見るからに仲良さそうなのが嬉しい・・・謙さんの舞台パンフに
「渡辺謙は~」で始まる箇条書きが並ぶ寄稿(?)に愛を感じましたもの。爆
お二人が仲がいいのはわかったけど、正直『明日の記憶』は堤さんの作品の
カラーとは違うんじゃないかと、作品を見る前危惧したのは杞憂に終わりました。
堤さんの小ネタ大好きだけど、本質的に人間描ける監督ですものね。お見それしやした!

さ~て、今回の要チェックポイントは?(サザエさん風に)

■まずお約束の謙さん比喩表現。
「もういきなり自分の中に燃料ブチ込まれて、点火された気がしました。」
「機関車でいうなら、もう出発できる、水蒸気も出てるぞ、と。ただ、
どこに線路があるかはわからない。その後、東映という鉄道会社が決まった。」
「(堤監督にこの作品を橋渡しして)これで線路も決まった。」


■堤監督に謙さんがこの作品を持ちかけられた時の経緯。
「年が明けて1月、堤監督がお台場で映画を観て、外に出たら携帯に謙さんからの留守電」
(謙さんから留守電・・・ファンだったら消せないよね。爆)

おおっ!謙さんの比喩魔っぷりが伝染ったのか、堤さんも比喩を・・・
「音楽に例えるなら、まず発病と夫婦がそれを受け止めるまでが第一楽章、
娘の結婚式、子育てまでが第二楽章、
そして、主人公の精神の旅を描く第三楽章。」

でも観た者の感想としては言われてみれば、確かに「曲調の違う3つの作品」
だったと思いました。そして各章で泣ける。

■あと貴重な撮影秘話。「主人公が山でそのまま寝てしまう場面の撮影のとき
謙さん、本当にその場所で一晩明かしましたよね。」
って、ええっ!?
何かあるといけないからマネージャー氏とプロデューサー氏がそばにいらした
そうですが、「お願いだから、ずっとここにいさせて!」状態だった模様。
じゃああの後目覚めたシーンはめちゃリアルな画だったわけですな。爆

■もう一つ明かされている実は本編とは異なるパターンで撮ったというシーン、
完成作で使われているシーンで十分だし、最終的な堤監督の選択で正解だと
思う。

■そして最後に堤監督の名(迷?!)言。
「この作品を撮り、齢50にしてやっと映画専門学校を卒業できるレベルに来たというか(笑)。

画家のピカソって「ゲルニカ」みたいな、デッサンの狂ったヴィヴィッドで
芸術的な絵が印象的だけど、(当然ながら)めちゃくちゃ写実的なリアルな絵も
描けるじゃないですか。
堤監督作品を『池袋』とか『トリック』とか『明日の記憶』を並列して見たら
そういう印象に近いかもしれない。小ネタとか演出とか凝ってるけど、ちゃんと
人間とか正統派な作品も描ける、という。

■写真について。
扉写真。おぅ。謙さん遠景だと前にいる堤さんと身長が変わらないわー。二人とも黒いなぁ。
2枚目。何故かうずくまりながら頭は宙に上げてらっしゃいますw かわいい・・・
謙さん長身ながらうずくまるお写真一頃多かったような・・・

投稿する優先順位間違ってるというのは気のせい。爆

『週刊朝日』謙さん、干場さん対談&江上剛さん映画評見聞録

2006-05-06 00:09:31 | 渡辺謙書籍
『福祉ネットワーク』で謙さんと堤監督が家族会「彩星の会」会員対象鑑賞会と
親睦会を開かれた様子が放送されましたが、「彩星の会」代表の干場さんと謙さん
の対談が掲載されてました。

あまりの掲載誌発売ラッシュで購入するだけ購入して、まともに読めていません
でしたが、今回の記事も内容が濃い!
これまで語ってこられなかった謙さんのご病気に対する想いや、ちょっと心
温まる撮影秘話も掲載されています。

特に印象に残ったのは「白血病の医療が進んでも、著名人がこの病気で亡く
なられると情報がいきなり5年前に戻ってしまう。たまたまそういうケースがあったということで、
希望や新しいことに向かおうとしている方たちの気力を奪うような報じ方は絶対やめて頂きたい。」

という謙さんのお言葉。確かにその通り。
実際、本田美奈子。さんの訃報後、アメックスCM記者会見のとき謙さんが仰った
前向きな発言に勇気付けられた、という声をお聞きしましたね。

そして謙さんがご病気のことを語られなかったのは
「発言するとそれが一つの正解のように受け取られてしまう。
『あれ?うちの場合と違う』と不安を与えてしまうのはもっとイヤだった。」
からとか。
これも謙さんらしい心遣いだと思うのですが、語られなかった真意を知れたのが嬉しいです。

また、今まで撮影許可してもらえなかったような場所が、この作品脚本を携えて
ご協力をお願いされたら許可されたそうな。

佐伯が首都高速で車を運転するシーン 
新宿駅西口のコンコースを歩いているシーン


がそうなんですって。ちょっと嬉しい話ですよね。そういう社会的理解が広がっていくといいな・・・

ところで、この雑誌は謙さんと干場さんの対談が載っているということで
購入したのですがp101に作家江上剛さんの映画評も掲載されていました!
御自身のブログに記事も掲載されています。↓

江上剛のブログ

江上剛さんベタ褒め95点。爆 私、生まれてこの方眼科にかかったことがない
くらいなので「眼鏡を外して涙を拭いかけなおしてまた涙を拭うために眼鏡を
外す」行為というのは経験したことありませんが、私も今回何度落涙したことでしょう。
「セカチュー」に対抗して「アシキオ」はちょっと微妙ですがw(謙さんは『記憶』
呼ばわりされている模様>糸井さんとのメールより)書かれていること
「原作がいいからそれ以上の感動作ができたのだ。」とか同感。
私が泣いたシーンも挙げられているし、お二人の対談だけしか読まれていない方、
『週刊朝日』お読みになれなかった方、是非ご一読を!

AERA English 6月号見聞録

2006-04-29 23:42:29 | 渡辺謙書籍
今月号は先月号の予告通り『明日の記憶』謙さん見開きインタビュー付ロス便り
っすねw謙さんの写真二枚ともいいわ・・・かわいくて。
今回インタビューの写真はタテジマじゃなくてヨコジマだけど。笑

今回の『明日の記憶』プロモ祭りの中、AERA English記事の特筆すべきところは
英語に関することメインの雑誌なので字幕作成秘話や実際の英語字幕が一足先に
写真でチラッとでも拝見できること。ありがとう!AERA English!
世界配給のため謙さんが奔走されている作品だから当然とは思いますが
日本版DVD発売の折ももちろん英語字幕が選択できるようにして下さいね!
『陽はまた昇る』とか謙さん出演作で英語字幕がついてるものもありますが
その字幕を謙さんが手がけられたのかと思えばなおさら全部熟読して堪能
したい!ってなことでDVDに英語字幕よろしくお願い致します!!

そして次のページ、ロス便り掲載写真がこれまたオチャメな謙さん!
寝転がりながら両手で親指立てるその姿勢はなんなんですか!爆
しかも何故か非常食とおぼしきカップめんの山が奥に見えるし謎だ・・・
『福祉ネットワーク』でウルウルしながら熱く語ってた人と同一人物とは
思えません。笑 しかしアメリカンエキスプレスの一問一答
「最近買った物」で買いてらした「スノボウェア」ってのがこれかしら。
ちなみに黄色の上着と黒のズボンはやっぱりやっぱり阪神カラーなんですか?!
この狭そうな場所・・・もしかして『硫黄島』の時のトレーラーとかかなぁ?
(一枚の写真にツッコミすぎだろう、かず4)

それはさておきロス便りの内容について。糸井さんとのメールやりとりでも
謙さんは梅について語られていますが、本誌でも梅トークであらしゃいます。
私にとって謙さんと梅といえば『御家人斬九郎』謙さん監督最終章の
蔦吉に言った台詞「梅が咲いたら、そんときゃぁ・・・」なんですよね・・・
藤枝梅安も「梅」だし、今回の見聞録&糸井さんとのメールで『明日の記憶』
も梅にリンクすることになり、「梅」に親しみが増した気がします。
この「梅」の良さも世界に広まるとよいですね・・・

ROADSHOW 6月号見聞録

2006-04-22 23:06:30 | 渡辺謙書籍
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』が表紙の今月のROADSHOW。 
2006年淀川長治賞受賞された謙さんですが、この賞がROADSHOW主催の賞だからでしょうか?
洋画中心の雑誌ですが、p67~p69に『明日の記憶』特集ページが掲載されていますw

前から気になってたのですがタイトル『明日の記憶』の「の」。「の」の「はらい」
が消え入るようになっているのはデザインなんですよね?記憶が薄れていく
認知症を表現しているのでしょうか?記事の扉絵になっているのは例のポスター
や公式HPトップの写真ではなく、地面にうずくまる佐伯@謙さんの写真。
他にも半べそ状態の佐伯@謙さん&寄り添う妻枝実子@樋口可南子さん2ショット
など貴重な写真もたくさん掲載されていて必見♪

昨夜書店で特集ページを見つけて、熟読せずに購入して、今朝掲示板に情報を投稿しましたが、STORY読んでビックリ。
ラストシーンまで激しくネタバレしてますので気をつけてーー!!爆
(原作読んだ方は無問題ですが・・・)

PRODUCTION NOTESが注意深い!
謙さんが今回の役作りでどうやって8キロも減量されたのか気になってましたが、
こちらに掲載されていました。

「朝と昼はきちんと食べて撮影にのぞみ、夜は食べないというダイエット」

なるほどね!気になっていたもやもや解決!
しかし日中じっとしてるわけでもなく、撮影あったり、ジムに通ったりされてる
のに大丈夫だったのでしょーか?私も、ここ数日「夜を抜く」ほどではないものの
3食のうち1食軽めにしてたのですが、日中結構フラフラしたり、今夜アルコール
飲んだらすぐまわったもの・・・(←空腹だとお酒がまわるって言うからそのせいかと。)
スリムな謙さんステキなので好きなのですが、無理はされないで下さいよ~?

備忘録にも書かれていた陶芸監修 澤村陶哉さんも紹介されてます。
あと特殊カメラの名前に反応しました・・・「タイガー」
ぐるぐるまわるシーンが出てきたら「タイガーが頑張っているのね・・・w」
と思うことにします 爆 (やはり虎づくし・・・違っ)

益々もって渡辺謙(『明日の記憶』・・・謙さん曰く「記憶」)祭りが
続いていますがチェックするもの多すぎ・・・がんばれ、かず4・・・!汗

『ダ・ヴィンチ』May2006 見聞録

2006-04-16 13:21:25 | 渡辺謙書籍
創刊当時からいつかは謙さんの記事も掲載して欲しいなぁと願ってきた『ダ・ヴィンチ』についに謙さん登場。
http://web-davinci.jp/contents/guide/index.php
(今後も対談やら特集やら是非何度でも『ダ・ヴィンチ』にご登場下さい!)
記事掲載を知って、内容も読まず購入した時は原作の荻原さんの記事と合わせて見開きp1(つまりp2)中の
半ページだけかぁと物足りなさを感じたものの、読んでみると短いながらも濃い内容に満足。
荻原さんの記事もツッコミどころあってええわ~あと謙さんの肩書きがただの
「俳優」じゃなくて「主演俳優」になってるのも笑ってしまった・・・w

まず荻原さん、「謙さんからのエアメールを編集部の方がFAXされて最初は誰かの悪戯だろうと思われた」
エピソードは他の記事で存じてましたが今回の記事ではもっと生々しい言葉が。
「一行目に『俳優の渡辺謙です』と。誰だ?こんな冗談を書いてよこすヤツは。
いやぁそれにしてもきれいな字だな~。きっと習字をやってるヤツに違いない。」

あと謙さんとお会いするのを「ミーハー気分で嬉しい反面、いやいや、
そう簡単に魂を売り渡しちゃいけない(笑)」って大笑い。荻原さんステキだ・・・
結局謙さんに”魂”を託されたわけですが。

あと映像化を託したからには全て任せるのだ、と理由仰ってますが
送られてきた脚本を「読んだふりして「いいんじゃないですか」」ってのも笑えました。「読んだふりして」ってw
私も原作を読んだので荻原さんほどじゃないだろうけど、あのシーンはこうなった
のか、この台詞がこうなったのか、と感じながら見るんだろうな。
原作本にはないシーンについても言及されています。ネタバレ気にされない方ご確認を。
荻原さんの端的な謙さん評「渡辺さんは心底映画が好き、根っからの映画人。その熱意には圧倒されました。」
謙さん御自身の記事も嬉しいけど、第三者が謙さんについて語って下さるのを読むのも楽しいで砂。

「主演俳優」(笑)謙さんの半ページ記事について。
原作本との出会いが細かい。「ロスの旭屋書店」
(今後、旭屋書店に親近感を覚えてしまうじゃないですか・・・←単純)
「4,5冊パッと買った中の一冊」(人から勧められた本や話題作、謙さん関連作くらい<←それも読破しきれてない>
しか読まない私にはありえません。謙さん、今後もいろいろ読まれた本、言及して下さい。爆)
「最後まで手がのびなかったが、読み始めたら止まらず(略)一晩で読了」
(すいません。私は謙さん出演が決まり購入しましたが何日かかかりました・・・汗)
謙さんの心をわし掴みにしたのは作品の「日常性」
企画段階から訴えてこられたのが「もっと近くにある映画」
確かにココ最近の作品は日常性には欠けてましたね。侍でも刑事でもない
コスプレで勝負しない(をい)渡辺謙の芝居とくと拝見させて頂きましょう。

今回の注目比喩表現は(なんかコーナーみたいになってきたな・・・)
「佐伯を演じることは「生きる」ことに関して荷を下ろしていくような感じ」
「自分を全部削ぎ落として、最後は一本の裸の木になるようでした」


エグゼクティブ・プロデューサーとして
「これまでは俳優として畑を耕して作物を作る仕事をやっていればよかったんですが今回はできた作物の出荷まで。(笑)」
エグゼクティブ!今『北の零年』前半の善人だった英明さんが開墾してる映像が脳内にプレイバック
されたのですがめっちゃナチュラルで比喩じゃなくてホントに出荷作業されてそうです!!大笑

謙さんの記事でも具体例として本編のあるシーンについて言及されています。
ヒントは「水槽」。本編見るとき参考にしませう。