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渡辺謙さん庵かず4見聞録

渡辺謙さん庵管理人かず4が謙さん作品始め、映画、ドラマ、本などの感想を投稿する予定(予定は未定)

おしゃれカンケイ98.6.7見聞録

2016-05-03 18:17:44 | 渡辺謙関連

ほったらかしていたVHSの整理をしようと思い、色々HDDに撮りこむために懐かしい番組を見てたんですが、中でも印象深いのが『おしゃれカンケイ』。
古館さんも報道ステーションでのインタビューとかよりフランクでカジュアルで古館語録も炸裂で見てて楽しい。

番組冒頭で謙さんが目に鮮やかなオレンジ色のシャツで現れると早速古館さん「オレンジ色の憎いヤツ」、「見えない馬にまたがる男」。
「見えない馬が見えました」という古館さんに馬に乗るジェスチャーをする謙さんに「そのサービス精神が素晴らしい!」とまたべた褒め。
番組放送当時38歳の謙さんに「謙さん・・・ってなっちゃう」という当時43歳の古館さん。
「老けてるだけです」という謙さんに「謙さんのはカッコいい老け」だという古館さん。
観客のリアクションがいいと「このままテレホンショッピングの番組もイケます」w テンポよくていいわぁ~『おしゃれカンケイ』。

「洗濯好き」→「洗濯に目覚めた」という話から番組に洗濯物を用意されてしまう謙さんw
「渡辺謙の洗濯教室」と題されて「ブティック畳み」(この言葉もちょっと懐かしいな)ご披露。
手際いいし、早いし。スタッフさん ブラジャーは入れとかなくていいです~笑

「ありえませんけど家庭に一組だけ応募して当たったら謙さんが洗濯物を畳みに来てくれるとか。」と古館さん ナイス アイディア!でも洗濯物は赤裸々でちょっと恥ずかしいかな。笑

視聴者からのFAXで当時の謙さんの年齢が信じられないという話で古館さんが「重厚さだろうか」と仰ると「今85キロくらいなんですけど」と謙さんの返しも絶好調♪

謙さん、古館さん二人して『独眼竜政宗』勝新太郎さんの口真似しながら再現♪
小田原の初対面シーンの後声をかけてくれた勝さんのマネをして謙さん「いい目を してたぞ!!」
古館さんもその台詞で思い出したエピソード披露を勝さんものまねでしてた。「玉緒 その目が女優の目なんだ」

謙さんのラブシーンが苦手説
FAXでの「謙さんラブシーン少ないですよね」という指摘に対して
謙さん「A(キスのこと)止まりなんですよね」一瞬固まる、スタジオ。
古館さん「渡辺謙さん 気を付けてください。AとかBとかCとか言ったらおじさんです!」
やけを起こしてテーブル上の書類を蹴散らす(?)謙さん・・・
80年代ボキャブラリーって感じだもんね。

役所さんと犬自慢
雌の柴犬を飼っている役所さんと雄のチョコラブを飼っている謙さん現場で犬談義。というか犬自慢。
ハリーのしつけについて聞かれて学校に預けたと答えた謙さん、役所さんをして「学校出てんだぁー」と言わしめたらしい。
そして古館さんにラブラドールの色を聞かれて「クリントンと一緒のチョコレート」と言ったあと、自慢してしまった自分を激しく自己嫌悪される謙さん。かわいい。

古館さん「会ってみたい人が謙さんにはあるはずです。人と言いながら人とは限りません。」
なかなか思い当たらない謙さんに古館さん「それでは待っている方 お引き取り願いましょう!」笑
ついに思い当たって、馬の手綱をひく仕草をする謙さんに古館さん鋭いツッコミ
「仕草入ったらおじさんです!」

日馬さんとケンジュニア号登場!
ケン号がいなないて驚く出演者たち。
古館さん「かっこいいですね、謙さん 全然後ずさらないですね。俺も見得はったけど半歩下がっちゃった。」
謙さん「馬を後ずさらせることができるのは村田雄浩だけです。」
藤原の郷トークイベントで話してたアレかぁ。

『おしゃれカンケイ』といえばお馴染みの16小節のラブソングで知人からの手紙が読まれるのだけど、私、ラスサム以降の謙さんの世界でのご活躍に想いを馳せる度、この番組で読まれた主治医の先生の最後のお言葉を思い出すのです。自分で映像持ってはいながら記録しておきたくてブログに文字起こしさせていただきます。この番組ご覧になったことない方にも読んで頂きたい。

「16小節のラブソング」担当医の相沢信先生から


「拝啓 初めてお目にかかったのは病院の診察室でした。カナダで発病を告げられ、急きょ帰国、すぐに来院、と目まぐるしい変化であったと思います。疲れとそして不安の真っただ中で憔悴しきっているであろう一人の患者に、どのように声をかけたらよいか迷いながら診察室に行ったのを覚えております。意外にもそこにあまりにもしっかりした、そして積極的に病気に取り組もうとする渡辺さんを発見し、私自身もほっとすると同時にむしろこれは演技なのだろうかと一瞬思ってしまったことをお詫びいたします。


渡辺さんの治療はその性質上かなりというよりは非常に辛い、長期に及ぶものでした。病室という名の密室に閉じ込められ(しかもおりしもペナントレースたけなわの時期であるにもかかわらず縦縞のユニフォームに愛着を持つスタッフも少なく)まさに孤独な戦いだったと思います。

そんな中でもちろん奥様をはじめ家族の方々の励ましが大きな支えになったことと思いますが何よりも常に前向きな姿勢を崩さず、一日一日を真剣に送られていた渡辺さんを心から尊敬しております。自分の前にある問題に決して妥協することなく努力する姿に、時には答えに窮するほどの質問に困惑しながらも医者の患者に対する信頼という意味を初めて改めて教えられました。


楽しい病院生活などというものはあるはずもなく、考えてみるといつも渡辺さんと会うときはお互いに緊張状態の連続でしたが、最近のペルーや長良川の渡辺さんの本当にリラックスした楽しそうな表情を見て私にとってもこんなに嬉しいことはありません。思い上がりと言われることは十分承知の上で、医者になってよかったと思った瞬間でした。


仕事に、家庭に(子供たちもそろそろ親離れの時期で寂しい時もあるかもしれませんが)バリバリと、どうぞ全力投球でご活躍ください。ご存じのように筆不精であることに加えていざ何か書こうとするといろいろな想いが爆弾が弾けるかのように溢れ出てしまい結局このような手紙をお送りすること、どうぞご容赦ください。

最後に、日本のみならず世界の芸術文化をひっぱるアクターとなられることを確信し、益々のご活躍をお祈りいたします。」

謙さん序盤から号泣。「まぁ、一番しんどい時を一緒に見て頂いた人ですからね。嬉しいです。」

謙さん、めっちゃいい先生に巡り会われてよかったですね。私、海外に滞在していたとき細々と持参したビデオ見せたりして俳優・渡辺謙布教してたけど、この相沢先生は将来謙さんが世界で活躍されると先見の明があったのですね。ハリウッドでのご活躍もブロードウェイ『王様と私』でのトニー賞ノミネートも世界で活躍される謙さんを思う度、私はいつもこの先生のお手紙のことを思い出すのです。今後もお体ご自愛頂き、ご活躍を応援したいものです。



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