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大切なものを撮ろう

普段何気なく生活しているけど、ふと気づくと身近なところに大切なものが沢山あるんです。

こうたろう退院とチャイルドシート

2009-03-30 22:10:04 | 写真 40D

こうたろうと妻の退院の日がやってきた。

予定通りとはいっても、無事に二人が退院できたことは素晴らしい。

子供の体調が悪くって退院できなかったり、お母さんのほうがよくなかったりいろいろあるみたいだけど。

お昼前に病院に二人を迎えに来た時、荷物は整理されていたけど服は入院時のままだった。

さすがに退院用に着替えるこうたろう。





毎日同じ柄の服ばっかり着ていたからなんか新鮮と言うより違和感がある・・・。

似合っているような似合っていないような。ただの違和感か・・・。













そして妻には退院おめでとうのお花をプレゼント。

暖色系のお花を中心にアレンジしてもらったらほとんどピンク色だった(笑)











ここの花屋さん、こういうのに疎い俺でもたまに使います。。。













顔見知りの助産師さんたちと挨拶をして記念撮影。

その後、こうたろうは初めての外へ。

どんな顔をするんだろうと思ったらやっぱりきょろきょろしていた。

完全に目は見えているのか・・・。

チャイルドシートにも恐る恐る座らせてもキョロキョロしていた。

今日の反省点は、このチャイルドシートがもらい物でよく使い方をわかっていなかったこと。

家に帰って様子をみると首がかなり曲がっていた気をつけないと。。。

しばらくは妻の実家に帰って離れているからちょこちょこ通わないと。




今日のこうたろう

2009-03-29 23:40:24 | 写真 40D

今日もせっせと病院へ向かった。

毎日撮った写真の画像を整理していると無性にこうたろうに会いたくなる。

見れば見るほどいとおしくなる・・・。

これって親バカなんだろうか・・・。

どうせ明日から仕事忙しくなるし、この数日ほど会う機会も減るからしょうがないよと親バカであることの説明を自分にした。







今日撮った一枚はこれ。

おっぱいを飲んだ後の瞬間。

なんとも言えない口元をしているよ。








おっぱいを飲んでまもなくこんな感じに。

俺もこんなんになりたい。。。










眠っているときに時折見せるのび。

これは大人と一緒だな。










そして今日一番嬉しかった一枚。

何を夢見ているのか、こんなにニヒルな笑顔。

夢の中でもおっぱいを飲んでいるのか。









今日もなんどかオムツを取り換えてみた。

交換しているときは必死だけど、こうやって写真で見るとなんといとおしい赤ん坊の姿。

一生懸命育ててやるからな~って思うよね。。。

もうオムツの交換は大丈夫!


おっぱいを飲んだ後

2009-03-28 09:36:42 | 写真 40D

3月24日に産まれてからまだ5日目だけど、今のところ毎日欠かさず赤ん坊の写真を撮っている。

撮っても撮っても表情が違うし、何か変化があるたびに見たことのないリアクションを取る事もある。

そのうち毎日のリアクションや表情も見慣れてくるんだろうけど、今度は「成長」という変化がやってくる。

生まれてからすぐパソコンの外付けハードディスクも大きめの容量のものを買ったし、ビデオも初めて出産のときに活躍したからこれからパソコンの前にいる時間が少し長くなるかもしれない。

記録を優先して後々楽しめるようにするのか、それとも今を優先して記録を後回しにするのか・・・。

俺の場合は両方だな。何とか今も後々も楽しめるように頑張ってみよう。


最近の表情でお気に入りなのがお母さんのおっぱいを飲んだ後の「ご満悦表情」。

なんちゅう満足げな顔だこと・・・。

お乳から顔を離した瞬間からしばらく連続で写真を撮って見た。。。



























おっぱいのみ終わった瞬間、余韻に浸るように口をパクパクさせる。
けどあっという間にボーッとし始めてまぶたがゆっくりゆっくり閉じてくる。
1分ほどで目が閉じてしまった。。。

もうちょっと相手してよ~

さよならBMW

2009-03-26 20:51:54 | 写真 40D
今日、妻と私の愛車とお別れしてきた。

BMW330カブリオレ。

昔から憧れていたオープンカーを2007年の6月に手に入れた。

いつかはオープンカーに乗りたいと強い気持ちがあったが、予想していたより早く手に入れることが出来た。

BMWはアルピンホワイトというイメージが僕にはあった。

シートは妻の希望でどうしてもベージュがいいと妥協しなかったので、
わざわざ神奈川県の川崎にまで見に行った。

その時は半分以上決めるつもりでその店へ向かった。

車を見るついでに東京観光、六本木ヒルズや東京ミッドタウンが当時熱かったのでそれも目的だった。

車を手放した今日、そんな妻との思い出を振り返るだけでセンチメンタルになる。

二人っきりだった当時と大きく違うのは2日前に待望のわが子が産まれたからという理由もある。

これから二人っきりでゆっくりデートするなんてのも減るんだろうな・・・なんて思ってしまう。

この車を買ってからちょうど1年と10ヶ月。

短い間に二人でたくさんの思い出を作れたし、この車そのものも最高にクールだったと思う。乗り手がクールかどうかは別として。

子供が産まれたから大きな車に乗り換えるけど、いつかまた手に入れたい。

それまで元気にしていて欲しいな。

いいオーナー様にめぐり合えるように本気で祈ってます。。。







このハンドルを握っていたのは妻の方が圧倒的に多いけど、たまに握るといつもわくわくしてたな。








このおめめ好きでした。








手放すと本気で寂しくなる。
ここまでの気持ちになったのって今までになかったよ。









屋根があく瞬間はなんだか恥ずかしいような誇らしいような気持ちでいっぱいだった。でもいつも必ず人目の少ないところであけて、また人目の少ないところで閉じるようにしてた。








このお尻もセクシーで大好きでした。

大事なわが子が大きくなったら何らかの形で会いたいな。。。

肝心の所有者である妻がまだ入院しているから最後は立ち会えなかったけど、
心の底から「いままでありがとう」と声をかけたから。

さようなら~

大切なものの誕生の瞬間/赤ん坊誕生

2009-03-25 23:40:58 | 写真 40D

とうとう大切なものが誕生した。

前々から妻の出産には何があっても立ち会おうと決めていたが、前の週に四国への出張などが入って正直不安だった。

予定日から2日遅れたものの、携帯電話を寝る前に枕元においていつ電話が鳴ってもいいようにはしていた。

朝携帯のアラームが鳴ったと思って電話を取ろうとして時間を見ればまだ4時。
その瞬間「とうとう来た」と思って電話に出たら陣痛が始まったとのこと。

妻の声には余裕があり、「すぐ生まれるわけじゃないからゆっくりおいで」と言う。

確かにそうだと思って冷静になってシャワーを浴びた。が、気が気でないのですぐに病院へ向かった。

まだ暗い病院へ到着し、通された部屋はたたみの部屋ではなく分娩室だった。
自然分娩用の部屋がいっぱいで空いていないらしく、しばらくはここで待機だった。

妻の顔にはまだ余裕があるが、時折苦痛に顔をゆがめている。これが陣痛か。

実家から妻を連れてきた母は「こんなもんちゃうから。しゃべれる余裕なくなるし」という。

助産師さんが来て陣痛が来る間隔と陣痛そのものの時間を計っている。
まだまだらしい。

そうこうしているうちにたたみの部屋へ通されたが、全く普通の綺麗な個室だった。大学生が生活しているような広さで、水道や棚が置いてある。

この部屋だけを見れば誰も病院だと思わないはず。







通常はこんな分娩台で出産をするが、今回は妻の希望で助産師さんに取り上げてもらう制度にお願いした。


数時間たって陣痛の間隔も短くなり、陣痛も長くなってきている。
妻の顔にも余裕がなくなってきた。







お腹にはベルトを巻いてこの機械で赤ん坊の脈拍と陣痛の程度を測っている。
陣痛が来るとき、赤ん坊の心拍数もかなり上がってくる。
どうやら赤ん坊が下に下りようと一生懸命になったとき、陣痛が来るらしい。






深夜1時の陣痛開始からかれこれ18時間たった夜7時ごろ、いよいよとばかりに助産師さんが青い清潔のガウンを身にまとった。
清潔を要するオペではドクターや看護師が身にまとうガウン。







周りがばたばたし始めた頃に二人目の助産師さん登場。
彼女はつい最近朝8時からやっている小倉さんのとくだねの特集にも出ていた。
テレビに出るのは知っていて妻はテレビへの出演を断っていた。








一人清潔になった助産師さんは心拍数と陣痛のタイミングを見計らっている。








「赤ん坊の頭が見えてきたよ!」と元気付ける助産師さん。
もちろん写真を撮りながらも妻をさすったり手を握ったりして励ましながら。






20回以上最後の「いきみ」を繰り返しただろうか。
「もうだめ!」と力尽きそうだった妻をみんなで励ましながら。
最後は妻の背中を支えながらいきんでもらい、無事に赤ん坊が誕生してくれた。

これが取り上げた瞬間。








「良く頑張ったね!」とねぎらう助産師さん。
俺も涙目になりながら美しい光景を記録に残す。









「ご主人がへその緒を切りますか?」と聞かれ動揺したが「お願いします」と言ってしまった。今は後悔している。








母に抱きかかえられる赤ん坊。
この瞬間涙がこらえきれずに少し出てしまった。
でも妻が先に泣いちゃったから俺は我慢しようと思った。
でも今見ても泣きそうになる。。。







生まれた子は3462グラムの男の子。







体重を計った後、助産師さんが元気かどうか聴診器で心臓の音を聞いている。
カメラを向けるとこっちを見てくれた。
なんて無垢な顔をしてるんだろう・・・。





顔をすっごく近づけながら「お父さんだよ~。声は聞いたことあるやろ?」と返事がないけどずっと話しかけていた。







見れば見るほど変わる表情。
ほんとうに飽きない。








なんで泣いているのかもちんぷんかんぷん。
助産師さん曰く、最初はお腹の中でなんにも不安なくいたのに急に外に出てきたから全てが不安なんです。お乳が欲しいとかおしっこしたいとかで泣くのはもうちょっとして後なんですよ、とのこと。




今回18時間の自然分娩に立ち会ったけど、ほんとうによかった。
人によってははじめから立会いなんてしない、と言う人もいたし、
立会いしたけど二度とイヤって言う人もいた。
けど俺は今回ほんとうにこの体験を妻と赤ん坊と助産師さんたちとみんなで共有できてよかったと思う。
感覚的には二人で産んだ!みたいな感覚があるし、赤ん坊が大きくなって出産の話を自信を持ってしてあげたいと思う。

何より一番大変で頑張ったのは妻だし、心の底から褒めてあげたい。
女性は神秘的で美しいと実感した。

母なる大地・・・とはよく言ったものだ。。。