妻の友人から台湾土産のパイナップルケーキを頂きました。
見た瞬間とっても懐かしく甘酸っぱい思い出が噴き出して来ました。
何気なく妻は僕に「友達からもらったよ」と渡しましたが、その箱を飾っている赤色の装飾紙や中国大陸では使われない繁体字で書かれた中国語など、すべてが懐かしく思われました。
初めて台湾に行ったのは20歳か21歳の頃、多分20歳だと思います。
きっかけは当時バイトしていた焼き鳥屋さんにちょこちょこ来ていたチャイナエアーラインのフライトアテンダントやパイロットの人たちとの交流でした。
たまたま大学で第二外国語として中国語を取っていたのでそれを使って片言で会話していたことで、たまに顔を出すときにはよく話をしてくれるようになったんです。
生まれて初めてのバックパックを背負った海外一人旅に『台湾』を選んだのもそんなことがきっかけでした。
すべてが新鮮でした。
でもどことなく懐かしいところもありました。
それは海外だけれども、そこが日本と同じアジア圏でありアジア人だったからだと思います。
さらに日本軍が統治時代に作った台湾大学や道路整備などもそうですし、日本語を話す老人も僕が日本人だと知ると「久々に日本語を話すよ」なんてうれしそうにしているもの外国だと思えないこともありました。
しかもたくさんの人と触れ合って同じ年の友達もできました。
ちょっとした恋もあったり・・・。
ドミトリーといわれる海外のバックパッカーの集まる部屋で楽しいことたくさんありました。
いくらでも台湾の思いではかけますが、このちょっとしたお土産であって、何気ない「友達からのお土産」という言葉であって・・・
でも僕にとってこのパイナップルケーキの一口は、たくさんの凝縮された甘酸っぱい青春時代の思いを彷彿とさせるきっかけなのです。
これをお土産に買っていったときに、僕は大好きなのですが周りの評判があまりよくないこともよく覚えています(笑)
好奇心旺盛な赤ちゃん、うちの赤ちゃんも例外ではありませんが、将来同じように刺激を外に求めてバックパックを背負って旅をすることがあるのかな・・・なんて想像してしまいます。
その前に僕が連れて行くと思いますが。。。
パイナップルケーキ、僕は好きですね。