屋久島の旅、メインは縄文杉ともののけ姫のモチーフとなった森でしたが、3日目の午前中で目標達成してしまいました。
そして3日目の午後からはとりあえず島を一周することになり、昼時ということもあってまずは美味しいご飯を探すことにしました。
友人が持っていたガイドブックを見ながらラーメンや屋久島料理など地のものも色々みましたが、なぜかイタリアンなパスタが目にとまりました。
フェトチーネです。
この発音が好きなんです。
友人のご機嫌を伺いつつ、「イルマーレ」というイタリア料理やさんに直行しました。
バリうまかったです。
ここは魚介類や黒豚など地のものを使った食材とイタリアから輸入したチーズなどを融合させているイタリア料理屋さんのようでした。
パスタもピザもチョーうまかったです、また行きたい。
その後、友人が「焼酎の蔵元に行ってみたい」と言い出したので、「あ、俺福岡で1回行ったことある。いいよ、行こう」とちょっと上から答えました。
気軽によって見た屋久島の蔵元は以外にもすんなり受け入れてくれて工場見学させてくれ、担当のおじさんがかなり詳しく工程を説明してくれました。
ここに入った瞬間、福岡の蔵元に寄った時は休みで工場の売店で焼酎を買って帰っただけだったことを思い出しました。
ここで説明を聞いたり案内されるごとに「すげぇ」という僕をみて友人は「あれ、行った事あるんだよね?」といわれたので正直に「行った事あるけど工場休みだったから中に入るの初めて」といいましたが。
その後、ちゃっかり焼酎を試飲して2本ずつ購入した僕らは『秘湯』を目指しました。
海岸の横に隣接している混浴露天風呂です。
混浴です。
しかし、潮が満潮だったのでその風呂は海水が入って入れない時間帯でした。
次に同じような露天風呂に到着しました。
これです。
さえぎるもの、ほとんどありません。
女子と男子の区別、ほとんど意味の無い仕切りがあります。
僕らが勇気を出して入ろうとした時に、先に入っていた地元のおじさんたち2人が「寒いから気をつけて!」
とすでにフルチン状態だった僕に声を掛けてきました。
「え?」と一瞬考えましたが意味が分からず、お湯に使った瞬間意味が分かりました。
湯がめちゃくちゃぬるいです。
ぬるいんです。
一度つかったら出れないくらい。
寒すぎて。
おじさんたち2時間入ってて指がふやけていました(笑)
「風がゆるくなるのをまってるんだけど、なかなか。寒くて外にでれん」とのことでした。
僕らもしばらくして寒い寒いと言いながらでましたが、体を拭いている最中に陸の方から「キャッ」という
女子の声が聞こえました。
振り返ってみると、女子が向こうからこちらをみていました、まだフルチン状態だったのに。
それもこの湯泊温泉という露天風呂の魅力のひとつかもしれません。
その後僕らは日本の滝百選に選ばれている大川(おおこ)の滝を目指しました。
あまり滝には興味がないのですが、そこは標高差88メートルとかなりおおきく、滝つぼのかなり近くまで寄れるところでした。
体に飛沫を浴びながら一生懸命デジカメで写真を撮りました。
こういうときには一眼レフを持ってきていなかったことを後悔します。
途中でこんな屋久猿の集団にであったり、海がめの産卵地である砂浜で夕方の海を眺めたり、温泉なのに3人しか入れない浴槽のお風呂に寄ったりしながら一周を終えました。
民宿に帰ったのはちょうど6時半ぐらいでスケジュールとしては完璧でした。
今回の屋久島の旅でお世話になった宿は民宿「やくすぎ荘」でした。
宮之浦港からは歩いて15分ちょっとかかりますが、とても感じの良い民宿でした。
屋久島の民宿の中ではかなり大きい方だろうと思いますし、いろんなツアー会社と提携している様子でした。
ご飯も夕食が特に地の食材を使っていてくれて1泊目は飛魚、2泊目は豚、3泊目はサーモンフライだったかな?
バランスよくて美味しかったです。
ざぁっと一周を書いてみましたが、屋久島の魅力はこの3泊4日間ではとてもじゃないですけど、味わうことができないと実感しました。
特に海、山、森、川などすべての自然がそろっているのでアウトドア好きにはたまらないと思います。
来年また来たいと思います。