シャルルドゴールに着陸して外を見ると雨だったので少しがっかりした。
空港からタクシーに乗って市内に走っていると雨がやんでほっとした。
運転手に片言の英語でメリディアンホテルまでどらくらいかかるかたずねたところ、「I Can't speak English」と言われる。
サービス業以外のフランス人が英語を話さないというのは本当だった。
夕方6時過ぎで市内はラッシュアワーだったので、ホテルまでは1時間以上かかってしまった。
一日先に来ている会社のメンバー達と合流し、ホテルにあるフレンチレストランで夕食をとった。
そこはミシュランで一つ星を持っている店らしく、味も上品だった。
けど疲れていたので煮込んだソース料理よりも、だしであっさり作られた日本食が食べたかった。
夜10時半までホテル横のモンパルナスタワーから市内の夜景が綺麗に見えると聞いたので、急いで向かった。
眺めは良かったが雨の後で霧がすごく、霧に光がぼやけているようだった。

中央にエッフェル塔、右奥に凱旋門、左に大きなメインストリートと市内が確かに一望できた。

ホテルに戻る前にオープンテラスのあるバーでビールを一杯だけ飲んだ。
ほかのヨーロッパの国もそうかもしれないけど、パリはオープンカフェだらけだった。
次の日は朝9時にホテルを出ればよく、夜は1時くらいにベッドに入ったが、4時に日本の取引先の人から注文の連絡で起こされた。
最悪。
せっかくなのでタクシーを拾ってエッフェル塔まで行った。
6時半についたエッフェル塔は真っ暗だった。


朝8時に朝食をとる約束だったので7時半には出発しようとしたが、その時になってようやく明るくなり始めた。
残念。
日本の朝8時ならどこでも朝食が取れるのに、ほとんど開いていない。
日本人はやっぱり働きすぎか。
ようやく開いているカフェでコンチネンタルブレクファストを頼んだが、子供でも作れそうなくちゃくちゃのオムライスが出てくる。
日本なら許せないが、おしゃれなオープンテラスのお店で食べるとなぜかおいしかった。
その後アイルランドへ出発するためにホテルから空港へ向かった。