大晦日 ２００７年を振り返る

 

　２００７年を振り返って

今年も間もなく幕を降ろそうとしている。 ひとことで言えば、今年は充実した楽しい１年であった。 １０年前には辛い出来事があっただけに　今年の幸せをかみしめる私である。 日常の小さな小さな幸せの積み重ね。傍から見れば、ありふれた平凡なことなのであろう。でも、それでいいんだ。 伊豆のお花見ハイキングから低山登山、中級山岳そして３０００ｍ峰の縦走までいろいろな山に登った。 いろいろな山を愛する仲間との出会いも会った。山に出かけて癒され、元気になっていい仕事もできた。 登らせてくれる山があるなら、いつでも感謝の気持ちを持ち続けながら登ろうと思う。 初めて登る山は言うまでもなく何度登った山も　山はその時々に鮮やかな印象を刻んでくれる。 山と対峙しその時々に自分を問う。自然の大きさにはいつも脱帽だ。 また、私にとって山は感動の連続である。花に、鳥に、動物たちに、岩に、風に、陽光に、紺碧の空に、星に・・・・・。そして多くの素敵な方々との出会い。 登山の醍醐味は、主体的に自分の手と足を使い、そして頭で登ることにある。 登らせてくれる環境と多くの方々にいつでも感謝の気持ちを持ち続けながら登ろう。 お陰様で、今年も無事に山行を楽しむことができました。 今年の１番の想い出は、 毎年の恒例ではあるがやはり北アルプス槍・穂高の完全縦走である。槍ヶ岳から西穂へ。そして、焼岳まで含めて。 大キレット、馬の背のナイフリッジ、ジャンダルムなどあの時の感動と興奮が蘇る。甲乙をつけるのは難しいが、南アルプスのど真ん中、塩見岳～秘境：蝙蝠岳へ１日中２８００ｍの長大なスカイラインを貸切で闊歩できたのも特筆に価する。 裏妙義・丁須ノ頭のTOPに登りきったことも忘れられない。 阿弥陀南稜の結氷の登頂もあったな。ツクモグサフェア八ヶ岳の大快晴登山での雄大な夕景も。 蝶・常念からの槍穂高の大パノラマなど枚挙に暇がない。スノーシューデビューもあったけ。数々のお花見ハイクもあったっけ。 反面、恒例の涸沢カールで三段紅葉を堪能する機会を逃したのは悔やまれる。 それらの記録を拙いながらブログで綴った。写真の整理にもなるかな、自分の歩いた軌跡を残したいななどの思いであったが、よく続いたものである。 しかし、そこには多くの温かい人たちがたくさんいらっしゃった。自分の世界が少し変わった気がする。 日記＜山や旅の記録＜→たくさんの人との出会いが始まった。「目から鱗」って感じであろうか。 山に登るワクワク感とは一味違うワクワク感がある。 拙カモシカブログに立ち寄ってくださった方々、コメントしてくれた方々、アドバイスを頂いた方々、共に山行をした方々本当にありがとうございました。 多くの方々との繋がりができ、本当に楽しく、充実した１年でした。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 　　それでは、皆様よいお年をお迎えください。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００７・１２・３１　カモシカ