シカの毛皮

 

シカの毛皮

無造作に軽トラの荷台に積まれたシカの毛皮。

僕が獲ってきた奴だ。　これはオスだよ。大きいだろ。

天日干しのメスはやや小ぶりだ。

メスの方がしなやかさがある。

ラグマットに加工して使うんだよ。

この本体はどうされたんですか？

おいしく頂きました♪　残りは冷凍してあるよ。

毛皮、１枚持って行くかね？

いや、写真を撮らせて頂ければ十分です。

 

一考察：

日本の山で増えすぎてしまったシカ。

共存の手立てを講じる必要もあるが、いまやジビエがブームになりつつある。

鹿肉はクセもなく食べやすい肉だ。低カロリーでもある。

狩猟で頭数を減らし、その肉も食肉としてもっと普及させ

スーパーで手軽に購入できるような態勢ができないものだろうか？

毛皮もいろいろなものに加工できるので、その辺の需要の販路拡大も考えられないか？

増えすぎてしまったシカ対策として

計画的な狩猟とその肉や毛皮の有効活用をもっと積極的に考えてもいいのかもしれない。

山歩きをしていて思うことは、電気柵でシカ避けをしているだけでは

もはや増えすぎてしまったシカには追いついていないと感じるのだ。

シカが死亡したり、ケガ＜多くの場合処分される＞をしたりする交通事故も

増えているのだ。

かつてのように野生の状態で共存できる頭数になるまでの期間限定で。