カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

初秋の南アルプス <赤石・荒川三山縦走 3>

2010-10-01 | 山行記録

 

 初秋の南アルプス <赤石・荒川三山縦走 3>

                              <本編2> クリックで戻る

 

 黎明:初秋の南アルプスの朝。雲海に浮かぶ富士山と双耳峰の笊ヶ岳。

 

 朝日が昇った!       「輝く富士山」 ←←← クリックで戻って観る。

 

   千枚岳にて。    富士山をバックにしたカモシカ。

 

 悪沢岳をバックにした千晴。

 

 千枚岳山頂の様子                以下、山頂からの主な展望 ↓

  赤石岳方面

 

  丸山~悪沢岳~荒川中岳方面

 縦走の手始めは、丸山に向けてGO! 

 千枚岳山頂からはなだらかに見えるでしょう。  ところがどっこい。↓

 

  急な岩場の下りから!

 

 そして、緩やかに山腹を巻くように高度を上げていく。

 振り返りみる富士山と千枚岳。小粒だが、結構急なことが分かる。

 

  左手に赤石岳を見ながら登っていく。

 

  やがて、緩やかになった斜面を気持ちよく歩くことになる。

 

 丸山直下より 振り返ってみたところ。

 

 丸山の名前のとおり、フラットな山頂である。

 正面は、悪沢岳~荒川中岳の縦走路の展望である。

  千枚岳 3,012mの頂き

  記念撮影の瞬間、 突風により 千晴 滑落!!

 

 正面には悪沢岳(東岳)~荒川岳中岳が どっしり座っている。

 

 後方は、雲海に浮かぶ富士山。

 

   悪沢岳(東岳)に向って登っていく。

 

  岩岩の登山道を進む。

 

  南アルプスらしからぬ岩岩を登り、

 

  さらに、岩岩を青空に向かって登っていく。

  岩稜好みのカモシカとしては、このアクセントがとても嬉しい。

 

  荒川東岳 3,141mに到着。 でも、この山は荒川岳の中でも別格。 

 『悪沢岳』の名があるので、 敬意を表して 悪沢岳と呼びたい。

 

 ↑ 快晴の青空と爽快な3,000m峰の頂きを楽しむカモシカと千晴 ↓

 

 

  悪沢岳山頂で 憩う登山者たち

 

  山中を目指し、3,000mのスカイラインを縦走してくる登山者。

 

    以下、悪沢岳山頂からの主な展望 ↓

 

  赤石岳  山頂が半分雲で隠れていますが、ボリューム感満点です!

  縦走路の尾根も迫力を感じさせます。

 

 赤石岳の右には、荒川中岳・前岳。

 

  荒川中岳をアップで見る。  荒川中岳避難小屋がはっきり見える。

  さあ、荒川中岳に向って進もう!

 

 

  縦走路の足元には 草紅葉が見頃を迎えていた。

 

  少し下った所から 悪沢岳を振り返る。

 

 正面に、荒川中岳と縦走路を見ながら草紅葉の途切れた所から

 岩場の急降下がある。↓

 

  かなり急な岩岩の下降をこなすと

 

  緩やかなコルへ

 

  岩の間にハイマツやナナカマドを見ながら再び登る。

 

  ナナカマドは、真っ赤な実をつけていた。

 

 悪沢岳を振り返る。 鎧をまとったような重厚な山容である!

 

  進行方向は、荒川中岳避難小屋が見える中岳だ。

  悪沢岳とは、対照的な山容である。

 

  さらに進んで、悪沢岳を振り返る。

 

  小ピークを越えて進む。

 

 ↑ 赤岳の全景を左に望み さらに進む。

         山頂に連なる尾根も迫力。 さあ、来い!と待ち構えている。 ↓

 

 

  荒川中岳避難小屋を通り過ぎれば、山頂は目と鼻の先だ。

 

  3,083m 荒川中岳 

 

 塩見、仙丈は 稜線に雲がかかって残念。

 

 悪沢岳方面を眺める

 

 赤石岳方面を眺める

 

 荒川前岳方面を眺める

 

 中岳で憩う登山者

 

 荒川前岳に向って Go!

 

 山頂手前はなだらかで気持ちよい稜線

 

 3,063m 荒川前岳   左に見えるのが、赤石岳

 

 

 荒川中岳、悪沢岳をバックに

 

 中岳方向へ少し戻り、荒川小屋への分岐を下っていく。

 

 ひと下りで 赤石岳と荒川小屋が同時に目に飛び込んでくる。

 小屋の前ワンゲル。

 

 荒川小屋を過ぎると 南アルプスのスケールの大きさを実感させるトラバース

 一直線に 大聖寺平を目指してひたすら歩く

 

 

 大聖寺平にたどり着くと ガスが湧いてきた。

 

 瞬く間に視界がなくなる。 

 ぐるりと見渡せれば、スケールの大きな気持ちのよい場所のはずだ。

 

 小赤石岳の急登に喘ぐ。 

 

 稜線に出ると 何とか視界が得られた。

 

 3,081m 小赤石岳山頂は 一面の乳白色で視界なし。

 

 赤石岳に向って Go!  え~~ん、ガスの中だよ~。

 

 3,120m 赤石岳 残念ながら全く展望なし。 こんなこともあるさ。

 

 5年前は、快晴の山頂で 夜は仲秋の名月を愛でたのだった。

 月明かりで、ヘッドランプなしで山頂を歩き回ることができ、

 聖岳もくっきり見えていた記憶がよみがえる。

     明日の夜明けに期待だぁ~!

 初秋の南アルプス <赤石・荒川三山縦走 4 に続く

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4 コメント

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Unknown (上松 B作)
2010-10-02 05:34:05
いつもながらの大展望ですね、日の出前の富士山と日の出直後の真っ赤に染まった雲海の写真はいいなぁ~美しいです!!

あ、でも最後のほうに乳白色の世界が・・・

たまにはそういうこともありますよね?(笑)
返信する
魅せられて (RN)
2010-10-02 12:45:48
うひょ~ 雲海の山々、雲海に浮かぶ富士山いいですね~。
返信する
B作さん ( カモシカ)
2010-10-02 22:49:42
>いつもながらの大展望ですね
ありがとうございます。でも、南アルプスは山がでかくて写真に入りきれない所が、たくさんあります。

>日の出前の富士山と日の出直後の真っ赤に染まった雲海の写真はいいなぁ~美しいです!!
一瞬の山の朝ドラです。
乳白色の世界に包まれることもありますよ。
でもね、明日は晴れなんだな!
返信する
RNさん ( カモシカ)
2010-10-02 23:01:43
>魅せられて
美しすぎるとこわくなる 若さによく似た雲海の富士の峰♪

南アルプスは、山行中は辛い山ですが、後になって振り返ったとき、また行きたくなる魅せられた山域です。
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