カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

北穂への道 (1)

2008-08-12 | 山行記録

2008・7・29~30

      北穂高岳からの展望に

              今年も逢いたくて

 

 「槍・大キレット・北穂からの眺め」山行ダイジェスト版・・・クリックで。

 

 早朝、ちょっと珍しい貸切の河童橋からのスタート。

 

 いつ見ても胸が高鳴る穂高の眺め。

 

 夜来の雨で遊歩道には水溜りもあったが、林間より眩しい朝日が差し込む。

 今日1日の晴天を予感させる。

 

 左手に湧水の小さな池。

 

 登山道脇にはトラノオと共に 高山蝶が出迎えてくれた。

 

 明神到着。私のほかには1グループだけで、
 観光客も居らず閑たるベンチであった。通常ここは大勢の人が休憩しており、
 喧騒なる場所であるが・・・・・。

 

 徳本峠からの道を合わせるあたりからの明神岳の眺め。

 次第に青空の面積も増えてくる。 「やったね!」と思わずにっこりしてしまう。

 

 

 徳沢との間で“ヤマケイのロケ隊”と遭遇!(常念が見え出す辺り)

 

 モデルさん、スタンバイOK!

 

 素敵なモデル嬢とツーショット!
  (しまった、逆光だったよ。モデルさんはクリアに写したかったなぁ。)

 

 さて、ヤマケイJOYに引き続き カモシカDVDデビューなるか!? むふふふ・・。

 

 緑の中にテントが見えると早くも徳沢だ。

 徳沢園の前のベンチで休憩していると 
 「あれ? 」 見覚えのある方がザックを背負ってこちらに近づいてくる。

 「あなたは3,000mの稜線にいるはず。うっそ~!」

 ↓ こんな方とバッタリ!

  

 毎年お世話になっているヒュッテ大槍の看板娘、Tさんであった!

 実家に用が出来て一旦下界に降りて、今また稜線のヒュッテに
 向かうところとのこと。

今夏は、槍穂完全縦走が日程的に無理なので お会いできないのではと危惧していたが、何とまあこんな場所で再会できました!

 

 今までのヒュッテでの思い出話や近況を語り合いながら、あっという間に横尾に。

 

 ボーイッシュな娘だが、肌理細やかな心遣いの出来る方だ。

 アットホームなヒュッテの雰囲気は、やはりそこを切り盛りする「人」で決まる。

 「森さん<支配人>にもよろしく!」とここで右と左にお別れだ。

 

 近年立派に付け替えられた横尾大橋。

 

 ここを渡るといよいよ本格的な登山道が始まる。

 

 程なく屏風岩が見え始める。

 

 高さ約600m、平均斜度70度越の屏風岩のフェース。
 雲稜ルートお登るクライマーの姿も見ることができる。
 こんな岩場も登ってみたいとの思いが脳裡をよぎる。
このボリュームと威圧感溢れる岩を眺めるとついつい足を止めて見入ってしまう。

 

  ↑屏風岩の奥には大キレットを右に北穂の姿がある。↓

 

 

 周りこんでいくと 屏風岩もこんな形に見えるようになる。

 

 右奥に北穂。

 

 北穂=アップで。  間もなくあの頂に立つのかと思うとワクワクする。

 

 本谷橋を渡る。

 

 本谷橋から見る北穂。

 

 本谷橋から見る蝶ヶ岳方面。

 

 Sガレを登りきった辺りで、滴る汗に思わずTシャツまで脱いで休憩するお兄さん。

 

 急登が終わり平かになる辺りから穂高の山が見え始める。

 

 沢を覆った雪渓歩きとなる。

 

 ナナカマドのトンネル手前から夏道が出始める。

 

 石畳に出るところから再び雪渓歩きとなる。

 

 振り返れば はるか向うに常念山脈が見える。

 

 涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分岐。

 

 分岐から見た北穂。

 

 涸沢ヒュッテで またバッタリ。 受付を覗いても不在で、休憩時間を利用していつもの散歩に出かけていたヒュッテの看板娘=ヤッちゃん!今日は残念ながら会えないかと思いながら出発しようとしたその時、「カモシカさん!」のさわやかな明るい声。ちょうどカールの散歩を終えて戻ってきた保ちゃんなのでした。ナイスタイミング!短い時間だったが、最近の山の様子を聞いたり、近況を語り合ったり出来た。<テラスでパチリ!>

その後、登山道整備に外に出ていた社長の山口孝さんともしばしお話ができた。
(受付で来客対応に忙しい時は、挨拶だけなのでラッキーだった。)

 

 テント村のテントもまだまばら。

 

 テラスから穂高の山々を見渡す登山者達。 後方、屏風ノ頭も見える。

 

 大好きな涸沢からの絶景! 今年も快晴でよかった!

 

 常駐隊に無線が入る。カールの方に視線を向けながら交信している。

 後姿に緊張が走る。事故で無ければいいが・・・・? 

 この後、北穂山頂にて<昨日は2人が死亡する事故があった>ことを
 パトロールの常駐隊員から聞いて知る。

 

 

 涸沢カールの見事なパノラマをどうぞ。1→4時計と反対周りで。

  1

  2

  3

  4

 

 さて、北穂沢を登り、南稜から北穂へGO!

 

 ↓ その前に、涸沢小屋にも寄ってみよう。

 

 テラスで寛ぐ登山者。ここからは前穂の眺めがいい!

 

 南稜に向かう前に ちょっと休憩。

 

 涸沢小屋を後に、いざ南稜へ!

 

                北穂への道(2へつづく

 

 

 

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり良いですね (えいじ)
2008-08-13 07:06:54
涸沢から穂高、いつ見ても良いですね。
やっぱり、山屋の憧れの地ですね。
そしてカモシカさん、いつも美味しいところを沢山もって行きますね。羨ましすぎです。
返信する
涸沢 (りん)
2008-08-13 15:23:05
大好きな山域のわりによくよく考えてみたら涸沢に入ったのって二回しかないんです。
そして南稜を登ったのも一回だけ…。
北穂はいつも通過点だったような…、涸沢は見下ろすことばかりだったような気がします。
もったいない…。
もう一度涸沢歩いてみたいなあ。
カモシカさんの写真を見て強くそう思いました。
青空の青さが際立っていますね。
緑も色濃く夏山真っ盛りという感じ。
今度はDVDデビューですか!発売が待ち遠しいですね!
それにしてもいろいろな方々とお知り合いが多いんですね~!
返信する
えいじさん (カモシカ)
2008-08-14 06:53:34
誰が何と言おうと、槍穂のエリアは私にとって最高の、ナンバーワンのお気に入りの山。
今夏は既に夏休みが終わり、恒例の縦走がかなわなかったので 穂高の山も私が逢いに出かけたときは
最高の微笑をくれたようです。
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りんさん (カモシカ)
2008-08-14 07:16:40
りんさんはお盆休みがあるようですね。いいなぁ。
私は普通の週末です。

>北穂はいつも通過点だったような…、涸沢は見下ろすことばかりだったような気がします。
縦走の場合はどうしてもそうなりがちですね。
敢えてゆっくり北穂で1日中過ごすのもいいものですよ。
涸沢も上り下りの通過点になりがちですが、のんびり出来るものなら、常にそうしたいところですね。

>青空の青さが際立っていますね。
緑も色濃く夏山真っ盛りという感じ。
やはり山は、青空でしょう!これが好きなんです。
短い夏山シーズン、これを見るために1年があるような・・・。
>いろいろな方々とお知り合いが多いんですね~!
毎年通っていれば、自然とこのエリアの常連さんになってしまいます。


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デビューっすか? (上松 B作)
2008-08-14 11:12:21
う~~~ん、何万人の方がこれを見るのか?

出演料と印税・・・ないか(笑)
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素敵ですぅ・・ (シャイン)
2008-08-14 14:46:03
カモシカさん♪
どのショットも美しくて、憬れてしまいます。
やっぱり、モデルさんって一際美しいですね☆

カールの見事さ♪
秋・・行ってみたいなぁ。
もう何度拝見しても飽きない景色ですぅ。

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B作さん (カモシカ)
2008-08-15 08:06:49
>デビューっすか?
そう、出演料いっぱい貰えるといいんだけどね!(笑

撮りっぱなしはありえないので、編集ありますから・・・
>デビューなるか?
今のところ、「?」こっちのマークです。
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シャインさん (カモシカ)
2008-08-15 08:13:44
ありがとうございます。
>どのショットも美しくて、憬れてしまいます。
これは腕よりも、山や自然の美しさそのものですから!
>モデルさんって一際美しいですね☆
シャインさんのホームステイの方が、断然かわゆい~、デス☆☆☆☆☆
>カールの見事さ♪秋・・行ってみたいなぁ。
お天気次第ですね。崩れると寒いよ~。
返信する
素晴らしい一日 (やまとそば)
2008-08-16 08:49:42
いつもいつもいい天気ですね!
雪渓も残雪が多いようにも思えます。
DVDデビュー?楽しみにしています。
いや、それより、次編を・・・。
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やまとそばさん (カモシカ)
2008-08-17 08:05:16
>いつもいつもいい天気ですね!
ありがとうございます。
折角行くんですから、やはり晴天を狙いたいですよ。
たった2日の夏休みでしたが、これも忘れられない山行になりました。

>それより、次編を・・・。
はいはい、UPしましたよ!
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