「安倍の国葬」は
【法治国家原理に抵触】
法的根拠がなく、実施は「法治主義国家としての基幹的法理たる『法律による行政の原理』に抵触する」と指摘、「憲法上看過できない問題がある」と批判した。
↑ 国葬の決め方自体が「民主的」ではない。
国葬にすべきかどうかは、主権者から選ばれた国会議員が制定する法律に従って決めるべきこと。(法律による行政の原理)。
国葬は税金を使うため、国民代表である国会の議決も必要となる(財政民主主義・憲法83条)。
岸田政権は、国会を通すことなく「閣議決定」で国葬を決めており、憲法上、正当化できない。
誰だってそう思う。
国民の感情や賛否が二分する税金を使う行為を議論することなく内閣の一存で決めてしまった。
しかもショックに国中が包まれている早い段階で。
このようにどさくさ紛れに密室で決める行為こそ非常に危険。歴史を見れば明らか。
だいたい戦争もこのように進んでいく。
一部の権力者が密室で決め国中に規定事項にしていく。
インパクトのある声明では?
国民の分断を招いてまで、強行するほどの必要性や緊急性は、どう見てもない。
教育現場も混乱し始めている。そのうち、保護者からも声が上がって来るのでは?
その場合、管理職に苦情対応をさせるのか?
法的に問題がないとするのは、はじめに開催ありきの発言。
外交メリットの強調は、弔意の軽視以外の何ものでもない。
昨晩は、与党の元幹事長が、国益に結びつけて考えた方がよい、などとテレビで後押ししていた。 外交上のコスパがあるなどと、開催理由を軽薄に説明する者まで現れる始末。
故人を侮辱する行為にも等しい。
強行は、先出ししたがゆえに、引っ込みがつかなくなった結果としか見えぬ。
海外要人の出席より、まずは日本国民の弔意である。 故人への気持ちは、一人一人が心の中で示せば十分だ。
1947現行憲法への移行時に、国葬令は新たに法制化されず廃止になった。
つまり「国葬は現憲法にそぐわない」という国会での意思決定がなされている。
この国会の意思決定を、単なる内閣の意思決定である閣議決定で覆せるはずはない。
「国会の意思決定 > 閣議決定」である。
悪しき前例として、超特例の吉田総理の国葬があるが、この時、国会で法的根拠がない旨確認されている。
その後の佐藤総理の時には、内閣法制局の「法的根拠がない」という助言から、国葬は見送られている。
内閣府設置法を根拠に国葬が実施できるという政権の説明であるが、
これが法的根拠にならないことは、ネットで十分すぎるほど出回っている。
追悼式等が閣議決定でできるから、国葬も閣議決定でできるのだという理屈は
上記の点から成り立たない。国会で意思決定がなされており、行政裁量の範疇ではない。
岸田は聞くのが得意と言いながら、
自分にとって大切なことは先頭きってやるくせに、
肝心なところで聞く耳持たず
国民に対して大切なことはなかなか実行してくれない。
自民党は本当にひどすぎる 何でも勝手に進めてしまう。
自民党は、もはや統一教会。
日本を背負った代表だとの認識を持っていただき、それに反したことには法をすり抜ける言い訳をするのではなく、率先して法改正していただきたい。
>神奈川県弁護士会(髙岡俊之会長)は12日までに、実施反対の会長声明を発表した。法的根拠がなく、実施は「法治主義国家としての基幹的法理たる『法律による行政の原理』に抵触する」と指摘 !
法律の専門家による指摘です。 他にも安倍氏の国葬は違法だとする法律の専門家がいます。 合法だとする法律の専門家もいますが、
合法か違法かの判断が法律の専門家によって分かれるという時点で問題のある判断だった。 各メディアの世論調査によると国民の半数が国葬に反対か疑問を持っています。
にも関わらず、岸田総理は国会での審議を拒否し、今だに説明責任も果たしていません。
説明のするする詐欺!
今回の国葬問題は、まず国葬ありきで決定してしまったことに、
大きな疑問や違和感を感じる人が多いのではないか。
国葬とは何か。何のために行うのか。この人物はそれに値するのか。
これらの根拠は何か。
などなど曖昧なままの部分が多すぎる中で、
外交の役に立つ、長期政権だから、割安だからと言った理由らしきものは聞こえてくるが、
どれも根拠とまでは言えない!
さらに、弔意の押し付けとも思える忖度行為まで見られる有り様。
こんな状況のまま、なし崩しに国葬らしきものを強行することに意味などあるのだろうか。
追記:文春砲 第一弾
「本来は裁判で裁かれなければならない人物」
【安倍元首相の国葬アンケート結果発表】「反対」が79.7%で「賛成」の4倍以上 「在任期間が長いだけ」「天皇ではない」の声も…
おまけ:
岸田文雄首相は10日、内閣改造・自民党役員人事を断行した。
党内では「9月上旬」との見方が多数だっただけに、驚きが広がったが、
中身は各派に配慮した安定重視の布陣。
ただ、個々の人選からは、自身の求心力を高めるための計算も読み取れる。
「岸田一強」へ布石を打ったようだ。
第2次岸田改造内閣の副大臣と政務官計54人の少なくとも自民党議員20人が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側とパーティー券の購入や会合への出席などで接点があったことを本人や事務所が認めた。
「自民党の中で統一教会と関係ない人が少な過ぎて
統一教会関係者を抜きに組閣は出来ないのかな?
それとも、統一教会と決別する気がないという意思表示?」
「国民の総意に基づいていない」安倍元首相の国葬
安倍氏「国葬」⇒「統一教会がらみだった安倍内閣をもみ消す」のが目的なのかな?コンプライアンスの観点からも考えてみよう!
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