カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

湯ノ丸山~烏帽子岳

2013-11-07 | 山行記録

 

 湯ノ丸山~烏帽子岳

 

 一番最初は、60万株のレンゲツツジ満開の時に 

2回目は、初秋に天然ブルーベリー=クロマメの実をデザートにたくさん食しながら・・・・。

そして今、何年かぶりに湯ノ丸・烏帽子に登ってみた。

 初心者の部類に入る頃登った山だ。すごく懐かしい感じがした。

 2,000mを越える山で 大展望が得られるが ハイキングの分野に入れてもいいくらいの

 ゆったりした山歩きには最適のコースだ。

 

 

 3連休初日、快晴の朝です! 気持ちよくスタートを切る♪

 湯の丸スキー場の斜面を直登していきます。

 

 振り返れば、燦々と輝く朝日に篭ノ塔も眩しい。

 

 つつじ平を過ぎると 正面に湯ノ丸山が全容を見せる。

 

 程なく登山道は、一面真っ白なサクサク道へと変化した。 

 

 山はもう冬です。 霜柱です!

 霜柱を踏みしめながら歩く感覚も「いと楽し」です♪

 

 ここの道の表面はこんなです。何だかわかりますか?

 カラマツの落ち葉です。霜がついて真っ白です。その下に霜柱という状態。

 

 鐘分岐を過ぎると 勾配がややきつくなり始め 岩も混じった登山道らしくなる。

 

 快晴の青空に カラマツの黄葉が映えます♪

 

 青空に向かって ゆるゆると登って行きます。

 

 後方を振り返ると ↓ ↑ こんな眺めが続きます♪  桟敷山、田代湖方面

 

 浅間山・篭ノ塔方面。

 

 やがて、右手前方に 四阿山~草津白根山が迫って見えてきます。

 イワインチンの自生地まで登り詰めると

 

 正面に湯ノ丸山の頂上が見えてきます。

 

 その右奥には 北峰も見えています。(奥は、根子岳・四阿山)

 

 ひろ~~い 湯ノ丸山山頂に到着! うわぁ~、風が強い!

 

 烏帽子岳の後方には、冠雪した北アルプスが全て一望できます!

 乗鞍~穂高・槍~立山・剱~針ノ木・蓮華~爺・鹿島槍・五竜・白馬三山~・・・頚城山塊まで

 

 秋の風を飛び越して、冷たい冬の風でした。しかも、時折、雪山山頂で煽られるような強風も。

 慌ててアウターを着込む。

 

 しばらくは 貸し切りで 展望独り占め♪  写真撮りまくり!

 

 駐車場で支度をしていた後続の方がようやく到着したので 写真を撮って頂く。

 

 山頂柱の真後ろに これから向かう烏帽子岳がきれいに見えています。

 では、湯ノ丸山山頂からのぐるりの展望です♪

 

 中央=小さいですが富士山。その右に八ヶ岳。

 

 烏帽子岳と北アルプスの南部ずらり。

 

 北アルプス北部と焼山・妙高・火打などの頚城山塊。

 

 北峰と根子岳・四阿山~草津白根山。

 

 桟敷山、小桟敷山 その奥に田代湖、その左上に草津白根山。

 

 篭ノ塔と重なって後方に浅間山。

 

 浅間山方面アップ。

 

 北峰と根子岳・四阿山アップ

 

 五竜、唐松、白馬三山アップ

 

 蓮華、立山、爺、剱~鹿島槍~五竜アップ

 

 烏帽子岳と乗鞍~槍、穂高連峰

 爽快な展望を満喫したら、

 

 湯ノ丸北峰に向かいます。

 

 岩が堆積したピークです。

 

 北峰からの烏帽子岳と北アルプス

 

 根子岳・四阿山

 

 高妻山~焼山、火打、妙高などの頚城山塊

 

 烏帽子のピークと乗鞍~槍穂エリアの北アルプス

 

 爺~白馬三山エリアの北アルプス

 

 千晴と烏帽子岳

 

 再び、湯ノ丸山南峰に戻り 正面にとんがって見えている烏帽子岳を目指します。

 

 霜柱が溶けて、 スリップしやすい登山道を鞍部まで一気に急降下。

 

 鞍部は小広場になっていて 休憩にはちょうど良い。湯ノ丸を振り返る。

 

 進行方向には、真っ赤に色づいた実をいっぱいつけた樹と烏帽子。

 

 こんな実が この樹全体を赤く包み青空に映えていた♪

 小梨<ズミ>の実と思われます♪

 

 烏帽子の稜線に向かって登っていく途中から見た山を覆うカラマツの黄葉。

 

 烏帽子岳の稜線に飛び出す!

 

 振り返って、烏帽子と逆方向に延びる尾根と遠くに浅間山や篭ノ登方面の眺め。

 尾根の熊笹の緑と左のカラマツの黄葉のコントラストが綺麗だった♪

 

 稜線を烏帽子岳に向かって進む。

 

 烏帽子岳山頂直下。

 

 烏帽子岳山頂!

 湯ノ丸山山頂と比べると周囲の展望が薄く白んでいました。見える展望はほぼ同じです。

  根子・四阿山をバックに

  湯ノ丸山をバックに

  先程までいた湯ノ丸山

 

 烏帽子岳の山頂は、岩岩していますが その岩のいたるところに

 素揚げになったようにも見えるこんな幼虫の死骸がいっぱい!

 こんな光景、初めて見ました。山頂一体の岩の上がこんな状態です。

 

 数匹だけ まだ生きていて動いているのも見つけました。

 どうやらムカデの類のようですが、名前が??

 拙ブログをご覧になり お分かりの方は是非教えてください。できれば生態についても。

 

 虫の類が苦手な方には ごめんなさいの写真ですが、今回の烏帽子岳のトピックスですから。

 

 ここも風は強めでしたが、我慢できる程度でやや寒かったですが ランチタイムもできました♪

 その折、居合わせたファミリー登山Y家の皆様と楽しい会話のひと時を共にしました。

 美味しい信州りんごもごちそうになりありがとうございました♪

 

 風向きが変わり一層寒さを感じるようになったので、同じタイミングでの下山となりました。

 

 烏帽子岳だけのピストンとのことでしたが、2000メートルを超す山としては比較的らくに登れるため、

 ファミリー登山にはちょうど良いですね。

 先頭をゆく祖母様と孫の男の子、続く女の子とお母さん。

 

 イワカガミの葉っぱっから花の時期の見事な群落を想像したり、

 きれいなシラカバ林の中を縫う登山道をゆったりおしゃべりしながら進みます。

 富士登山への憧れがお有りのようでした。

 

 

 幼稚園の年長さんになったと言うこの日最も若い山ガール♪

 

 小2の男の子とお母さん。

 

 キャンプ場のある臼窪湿原にたどり着く。

 

 夏には色とりどりのお花畑が展開することだろう♪

 

 尾瀬のような木道も設置されている。カラマツの黄葉が見頃で綺麗だった。

 

 ゴールの地蔵峠の駐車場も間もなくだ。

 

 湯ノ丸山に見送られながら、地元のファミリーとほのぼの気分で下山した。

 

 ファミリーに教えて頂いた「十福の湯」に立ち寄る。

 広い露天風呂から庭の紅葉も愛でることができた。

 久々に「イナゴの佃煮」と名産「シャインマスカット」を土産にして家路に着いた。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つばさ)
2013-11-09 15:07:50
またまた快晴ですね。
まだ私はこのエリアは歩いたことがないのですが、
北アルプスが一望できて、根子岳や四阿山が近いのですね。シャインマスカット、甘くておいしいですよね。シャイなカモシカさん、社員にお土産ですか。
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つばささん (カモシカ)
2013-11-10 23:06:24
先ずは、つばささんに座布団1枚!そうです、社員「ぐれ~ぷ」に。
湯ノ丸は、レンゲツツジの頃がいいですよ。お手軽な山行にいいです。
返信する
湯の丸高原。。。! ! (多摩太郎)
2013-11-15 11:02:07
 お早うございます。
やまとそばさんのブログから。リンクさせて頂ました。これからもチョコチョコお邪魔します。。。(^_^)v

 抜けるような碧天いい感じですね。。。北アの展望も最高です。。。
返信する
多摩太郎さん (カモシカ)
2013-11-16 22:33:25
多摩太郎さん、ようこそ。
初心者の頃歩いた湯ノ丸・烏帽子への久しぶりの山行でした。山行の晴天率が高いので、快晴男と呼ばれています 笑
いつでもお越し下さい。
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