カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

大和三山+明日香 ぶらり旅(1)ーB

2007-03-28 | 山行記録

2007・3・22後半 チョー面白い寄り道歴史ドラマの飛鳥路

 

天岩戸神社を後に集落の中の細い道を行く。面白いものを発見する。
米虫」という表札である。珍しいお名前のお宅である。おや、隣も。またその次も・・・。やけに虫が気になる。そんな思いで進んでいくと「昆虫館」(橿原市)という看板が目に飛び込んできた。市営の施設だからたいしたことはないだろう。ちょこっと覗いてみるか、、、くらいのつもりで気の向くまま足の向くままのぶらり旅。ところがどっこいビックリ饅頭でついつい長居してしまうことになる。

 昆虫館入り口

 
水槽の中にヒメギフチョウのさなぎと成虫の地味な展示と解説で始まり、ややテンションが下がる。

 
しかし、展示室に入るといろいろな工夫や仕掛けがされていて結構面白い
標本展示室1では、地球の誕生から現在に至るまでの生物の進化と昆虫に関する基礎的なことが学べ、化石を通して大昔の昆虫やその祖先たちと出会える。

 トンボの化石

標本展示室2では、様々な自然の中での昆虫たちの不思議な生活や人間とのかかわりを映像で紹介している。中でも目を引き圧巻なのは世界中の美しい昆虫や面白い昆虫の標本がズラリ勢揃いしていることである。(この後に示す写真はその中のほんのチョットチョットチョット。)標本展示室3では、世界の中でも非常に多くの昆虫のいるタイ王国の昆虫を紹介している。生態展示室では、大和盆地の林を再現した大ジオラマと組み合わせて身近に見られる昆虫を紹介している。最近では見られなくなったタガメやゲンゴロウなどの水棲生物やカブトムシ、バッタ、ナナフシなども生きたまま展示している。
いろいろな仕掛けがあり興味深い。たとえば、「光庭」=ミツバチの生活が生で観察できる。巣箱の中をガラス越しに見ることができ、小型カメラの映像でミツバチマーヤになれる。樹液に集まる甲虫たちの生態も小型カメラで虫の視線で拡大観察できる。潜水艦型小型カメラではゲンゴロウなどの水中での生活が観察できる仕組みである。入り口では、な~んだという感想であったが一歩踏み入れると面白くてワクワク感一杯になれる!!通路の壁には昆虫の図柄を用いた貴重な切手が、ずら~と展示されていてこれも見ていて飽きない。<切手マニアにとってはお宝かも。>
展望の得られる屋上にも出られ、ここでランチも可能である。1日いても十分楽しめるぞ!

  

  

  

  

  

  

  

  

          

写真に撮れるのは上記のような動かない標本のみである。音や映像、生の昆虫の動きはぜひ現地で!!

目玉は「放蝶温室」である!椰子やハイビスカスなどの亜熱帯地方の植物や花が咲き乱れる中を、優雅に舞う沖縄地方にいる日本最大の蝶「オオゴマダラ」を中心に乱舞する蝶たち500匹(500頭)。そして、世界一小さな鳥「ハチドリ」が蜜を求めて飛び交う。<撮影できず>
トロピカルな楽園ムードの中を自由に散策でき、生き生きした蝶の生態がま近に観察できる。時間の経つのを忘れるくらいのメルヘンである。

 

 

 

 

 

 

 

 当初の予定には全くない寄り道であったが、これもまたぶらり旅ならではの醍醐味である。旅のメインテーマからは外れるが別に意味での収穫であった。ファーブルのような少年の心を呼び起こしてくれる貴重な場所であると思うのである。

 区切りがいいので先ずはここまでを先行UP.。
 後段の歴史ドラマの飛鳥路へ続く。

             ←次はここからだよ。<お楽しみに!>

「大和三山+明日香 ぶらり旅(1)ーC」に続く。


 

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