カモシカ トリノへ行く!
溜まったマイルを有効活用。
カモシカはついにトリノへ行って来ました!
トリノ (Torino) | |
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あ、 少々文字を割愛しました。
お金も、時間もないし・・・・・。
冬季オリンピックが開催された地「トリノ」へなんぞ行ける訳がない。
でも、トリノにある『本物』を観て来ました♪
勿体ぶった書き出しとなりましたが、今回訪れたのは
静岡県立美術館! 地元では、通称「ケンビ」と呼ばれている。
カモシカ
トリノ・ エジプト展
へ行く!
《アメン神とツタンカーメン王の像》
《イビの石製人型棺の蓋》
ドラマチックな演出で
イタリアの古代エジプトコレクションが蘇る!
外は梅雨空、雨模様・・・・・。<6月27日>
しかし、一歩展示室内に入ると 外の天気も忘れ、
今、自分がどこに居るのかも忘れて イタリア人の美的センスで集められた
エジプト美術品が、素晴らしい演出で その世界に導いてくれる。
トリノ =イタリア第4の人口を誇るこの街の名前は知っていても、ここに
世界有数のエジプトコレクションがあることは、ほとんど知られていない。
カイロ・エジプト博物館、ロンドン・大英博物館、パリ・ルーヴル美術館等と比肩する
有数のエジプトコレクションがイタリア北西部の都市、トリノに。
しかもこの博物館、カイロ・エジプト博物館を除くと
世界でも稀なエジプト専門の博物館だそうです。
そのトリノ・エジプト博物館(Museo Egizio)から、
選りすぐりの約120点が静岡へ。 イタリアが愛した美の遺産が一堂に並ぶ!
特に、照明と鏡を駆使した彫像ギャラリーの演出は卓越している。
「イビの石製人型棺の蓋」、「ライオン頭のセクメト女神座像」など
2メートル級の大型彫像が現地トリノの演出で蘇る。
あたかもトリノ・エジプト博物館に居るような錯覚に陥る。
鑑賞者を魅了する展示方法により、珠玉の作品が
一段と輝いて見えるようセクション毎に工夫が凝らされている。
百聞は一見に如かず 皆様も ケンビを訪れてみては。
皆様もため息の出るような展示空間をご堪能あれ。
(混み出す前の朝一で訪れてね。)
*デートには土曜日の夜8時までのナイトタイムが静かでお奨めです*
(こんな情報他には無いと思いますが。。。)
尚、展覧の構成は以下の通りです。
第1章 トリノ・エジプト博物館
第2章 彫像ギャラリー
第3章 祈りの軌跡
第4章 死者の旅立ち
第5章 再生への扉
古代エジプト人も古の日本人と同じくあらゆるものに
八百万の神があり信仰心は強かった。。
その中でも太陽のアメン神。
古代エジプト人は、再生と復活を願い生まれ変わってもナイル川の流れと共に
エジプトの地で生きることを願っていたようだ。
第3章で プトレマイオス時代~ローマ支配時代(前332~後395年)のものと
推定されるパピルスに書かれた「死者の書」がずいーーと展示してあったのも
印象深い。
「これはいつものエジプト展とは違う!」
展示されている作品をチェックしてみると、その質の高さに驚くばかり。
展示品良し。展示空間良し。言うことなし。
私の中途半端な解説や感想より 公式サイトをご覧になる方がよろしいでしょう。
トリノ・エジプト展 ・・・・・公式サイト
出品作品リスト抜粋
本物のミイラだ~~! ミイラ関連の展示も充実!
↑ ミイラの作り方 ・・・・・興味津々
・心臓以外の内蔵は、左体側を切開して全て取り出して
パーツごとカノボス容器に入れてミイラと一緒に副葬する。
<ウアフイブラーのカノボス容器も作品として展示=美術品としての価値!
可愛い見た目とは裏腹に、なかなかグロテスクな一品。>
・鼻腔から器具を使って、脳も全て掻き出して除去する。
☆棺が美しいこと!!!
パンフレット抜粋
《イビの石製人型棺の蓋》
末期王朝時代、前664-前610年頃
古代エジプトの細かなことを詳しく知らなくても大丈夫。
音声ガイドで素人でも十二分に楽しめます。そして、非常の分かりやすいです♪
音声ガイド担当はこの方!
「トリノ・エジプト展」オフィシャルサポーターに任命された俳優の沢村一樹さん
スタッフによる オフィシャルブログ も雰囲気を伝えていて参考になるかも。
← ロダン館の内部
静岡県立美術館の目玉は、常設展示のロダン館があり
地獄の門 考える人 カレーの市民などを
いつでも間近で鑑賞できるのだ。
ロダン館は、撮影OK.<フラッシュ撮影は禁止>
↑ クリックでご覧ください。 ↑
地方の美術館ではあるが、特別展の企画は質が高い。
そしてロケーションがいい。
天気がいい日なら、富士山も一緒に楽しめます!
隣は、静岡県立大学と静岡中央図書館というアカデミックなエリアなのです。
野球場がすっぽり入るくらいの広い芝生広場で寛いだり
ケヤキ並木の中にオブジェが点在するプロムナードコースがあったり
かつての静岡薬科大学の跡地でもあるので 薬草園も健在です。
美術館の周辺をのんびり散策するのもなかなかいいですよ。
お弁当を持って皆様も是非!
あっしもこないだ長野の信濃美術館へ吉村作治のエジプト展見に行って来たよ。ミイラの作り方 心臓だけ残す 鼻から脳みそをかき出すなど、紀元前何千年前の墓をあばいてんのね~
これがパピルスか!に印刷したエジプト模様を買ってきたよ。
東京にも来ないかな。
梅雨時は、美術館めぐりや寄席はいいですね。
私は映画を観てきました。
信濃美術館でエジプト展をご覧になったんですね。ブームなのかな?
上野で先行展、ありませんでしたっけ?
梅雨時は無理して山に行っても・・・ですからね。 インドアの趣味やお楽しみでちょっと違う世界に浸るのも良いものですね。
子供のころは考古学者になりたくってね~吉村作治さんなんてうらやましくってほんま!
いきたいなぁ~~これ・・・
B作さん=ハリソン・フォード
>いきたいなぁ~~これ・・・
夏休みにお子さんとGoだね!
吉村作治・エジプト展というのがあるようですね。
静岡美術館のトリノ・エジプト展にツタンカーメンの金のマスクがあるのでしょう。かなり派手なイベントだったのでしょう。
信濃美術館の展示は終わったけど早稲田大学と吉村作治の発掘調査でした。
初め、トリノ行ったのかって思っちゃいましたよ~ビックリした^^;
最近は美術館とか行く時間がなくなってしまって・・・
でも、たまにはいいね。
それにしても、ヨーロッパって略奪したものの
博物館って多いんですよね~!
トリノでエジプトだもんね(笑)
でも、エジプトのTV番組とか好きなんです❤
ロマンがあるよね・・・謎だらけだしね。
目玉の一つが、TOP写真にもある 《アメン神とツタンカーメン王の像》!
アメン神の肩に手を回しています。
落ち着いた雰囲気ではありますが、美術品としての価値が高いもの展示演出の妙で見せているという訳です。
あはは、本当に行けたらいいんですけどね。
>ヨーロッパって略奪したものの
博物館って多いんですよね~!
おっしゃるとおり!そこに歴史の一端を垣間見ることも。
>ロマンがあるよね・・・謎だらけだしね
あれこれ考えたり、想像をめぐらしたりするのもまた楽しです♪