カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

竜ヶ岳  「富士山と遊ぼう!」

2010-11-26 | 山行記録

 

  富士山と遊ぼう! 竜ヶ岳

 

 竜ヶ岳は、山梨100名山の一つであるが、カモシカのお気に入りの山でもあり

 カモシカ・マイ100名山の一座にも数えられる。

 かつては、スズタケが覆う山で、ササの海を歩くと表現された山だ。

 近年は、峠道が整備されスズタケとの格闘からも開放され、

 老若男女がいつでも気軽の登れるハイキングの山となった。

 また、ダイヤモンド富士のビュースポットとしても名高い。

 山名については、伝説があるので先に紹介しておこう。

  竜ヶ岳(1,485m)は、その昔「小富士」と言われていた。

 それが、次の伝説で竜ヶ岳と呼ばれるようになったと言われている。

 *以下、やまなし観光ネットからの抜粋。

伝説PART1
 富士山が噴火した時、真っ赤に焼けただれた溶岩が本栖湖に流れ込んだ。湖水は煮えたぎり、湖の主の竜は熱さに耐えきれなくなった。ついに湖から逃げ出し、小富士に駆け昇った。以後、この山を竜ヶ岳と呼ぶようになった。
伝説PART2
 延暦19年(西暦800年)、湖底に住む竜が、富士山の大爆発を村人たちに告げ、小富士の山頂に昇った。噴火の難を逃れた村人たちは、それから小富士を竜ヶ岳と呼び、信仰の山となった。

 

 それでは、山行記録に入りましょう。  問題編のダイジェスト版 ・・・・・クリックで

 

 

  この日、早朝から静岡県東部は快晴であった。しかし、朝霧高原に差し掛かると稜線は

 天子山塊から竜ヶ岳に連なる稜線は、灰色の雲の中となり 

 富士山も一気に雲に隠れてしまった。

 本栖湖キャンプ場からの登山道は、若干霧のかかる視程の悪いスタートとなった。

 

 紅葉はとっくに終了し、かさこそと落ち葉の絨毯を踏みしめて歩く。

 

 展望の山に来たのにとやや気落ちしたが、明るい霧だ。

 明らかに高気圧に覆われて気温も高くなり山歩きにはもってこいの天気予報だ。

 朝霧高原エリア独特の局地的なものであろうと山頂を目指す。

 キャンプ場を抜ける散策路や樹林の急登をこなすまでは、たいした展望もないのでよしだ。

 

 しかし、樹林帯を抜けた所にある展望ベンチからも ご覧のように富士山が雲隠れしたまま。

 やや落胆するが、西のほうが明るいので期待を持って歩き出す。

 

 少し登った所から後方を振り返ると 雲海の上に御坂山塊(王岳や鬼ヶ岳、十二ヶ岳など)が

 綺麗に望めた。

 

 登山口での視程のなさに比べれば、期待度がぐんと高まる青空と陽光が降り注いできた。

 

 登山道左、笹の上にあずま屋が見えてきた。

 正面には竜ヶ岳も全体がクリアに望めるようになった。

 

 あずま屋で、小休止。   見えた!!

 きれいに裾を引いて、 霊峰富士がその美しい山容を見せ始めたのだ。

 やったね! 狙い通りの好展望ゲットだ。

 左手に ずっとこの富士山を眺めながら、山頂まで気持ちのいい開けた笹の登山道を

 ジグザグに登っていく。

 

 やや平らになった登山道。

 御坂山塊~本栖湖ビューポイントにて、山ガールの弾ける声!

 

  本栖湖と烏帽子岳、パノラマ台の眺め。

 

 

 王岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳、毛無山、黒岳、三ッ峠などの御坂山塊と青木ヶ原樹海をバックに

 緩やかに登る。

 

  竜ヶ岳山頂直下の登り。

 

  竜ヶ岳 1,485m 到着。

 

 

  先ずは、ぐるりの展望をどうぞ!

 

  富士山

 

  毛無山、雨ヶ岳

 

 聖~鳳凰三山まで南アルプス主稜線がずらりだ。その右には八ヶ岳も見えている。

 

  聖~赤石~荒川・悪沢岳方面

 

  農鳥~間ノ岳~北岳方面

 

   以下は、竜ヶ岳のメイン=でっかい富士山の眺め!

 

  毎日、家の窓から見ているのに なぜか何枚も撮ってしまう。

         富士山ビュー お楽しみください♪

 

 

 

 
 

 

 

 

  千晴も気持ちよさそう♪

 

 

 山頂が ひろびろ~~~~~しているのも気持ちいい♪

 

 

  休日は多くの人で賑わう山頂ですが、広いのでそれほど気になりません。

 

  以下、竜ヶ岳山頂で憩う人々~♪

 

 

 

  どうです、この展望!!!

             お手軽にして でっかい富士山ビュー!

                         お気に入りのカモシカ・マイ100名山♪

 

  山頂で2時間以上、でっかい富士山を堪能しました。

  いつまでも眺めていたい好展望ですが、日の短い晩秋の山です。 下山に掛かるとしよう。

  端下峠へのラウンドも取れますが、こんな日にそのコースを選択するのはNGです。

  ↓ 往路を素直に戻りましょう。 なぜなら、下山中もずっと富士山と一緒でいられるから!↓

 

            

 

 

  ↑  ほらね! ご覧のようなロケーションが下山中も続きます♪  ↑

 

  あずま屋で小休止。

 

 あずま屋内の展望ベンチからの富士山ビュー! 額縁に入れて切り取ってみました。♪

 

  さらば、竜ヶ岳。 また来るからね!

 

  樹林帯に入るとさすがに富士山の姿は見えなくなっていきます。

 

  しかし、木々の間からは 本栖湖や南アルプスを垣間見つつ下れるのです。

 

  本栖湖キャンプ場の駐車場へゴール。

  青い湖面の本栖湖を 西に傾き始めた太陽が  閑かに照らしていた。

 

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小春日和の千本浜で | トップ | 信州虫倉山 良き仲間と共にJ... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (上松 B作)
2010-11-27 09:01:12
おお~~~飛んでる~~
完全復活のようですね、私はしばらく山に登っていましぇんけど・・・(多忙モード中・・・)

そういえばこの前「富士山ナンバー」の車を見ましたけどあれって・・・静岡?それとも山梨???

教えてください~~~
返信する
Unknown (つばさ)
2010-11-27 10:10:55
どこかなと思っていたら、竜ヶ岳でしたか。
パノラマ台からの子抱き富士はみえないが、少し展望は似ているかなとは思っていました。でかい富士山の頭が雲の上に出て、くっきりとみえて、、良かったですね。パノラマ台では南アルプスがあまり見えなかったですが、竜ヶ岳はよく見渡せるのですね。竜ヶ岳方面にも遠征したいなと思います。
返信する
ありゃ (RN)
2010-11-27 10:52:34
ありゃ おしいな~ 本栖湖あたりだったのね。
山頂で憩う人々の富士山ビューポイントいいね~ また行きたくなっちゃうでしょ もう!
返信する
ジャンプ~ (やまとそば)
2010-11-28 21:27:14
おおっ~
飛んで良いんですか?
やっぱ、カモシカジャンプを見ないと・・・
竜ヶ岳でしたか・・・
そういえば、京都・北山にも竜ケ岳があります。
惜しかった!
返信する
B作さん ( カモシカ)
2010-11-30 00:14:21
>おお~~~飛んでる~~
見てないようで見てますね。加減してちょっとしか上がってませんよ。

>「富士山ナンバー」
富士山を取り巻く市町村(御殿場市・富士市・富士宮市・裾野市・小山町・芝川町・富士吉田市・富士河口湖町・西桂町・忍野村・山中湖村・道志村・鳴沢村)の区域。裾野、富士市と隣接している沼津なのに 外されました。
返信する
つばささん ( カモシカ)
2010-11-30 00:17:42
>少し展望は似ているかなとは思っていました
パノラマ台登頂経験のつばささんからホームランが来るかと待っていましたよ。

毎日自宅や職場から眺められる富士山ですが、
距離が近いとやはり圧巻ですね。
返信する
RNさん ( カモシカ)
2010-11-30 00:20:22
>ありゃ おしいな~
かなりいい線いってました!

このエリアの山域は、謂わばカモシカの庭なので 気が向けばいつでもGoです。
返信する
やまとそばさん ( カモシカ)
2010-11-30 00:25:19
登りで調子よかったので、こわごわ地面から両足を離しましたが、まだ軽く跳んだだけ。。。
やはり下山で辛かったです。(自粛しないとね)
探すと各地に竜ヶ岳ありますね。
返信する

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事