戸隠山 ＜紅葉とスリルを満喫！＞ DJ版

　　戸隠山　　＜紅葉とスリルを満喫！＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダイジェスト版

　

　

　　TOP写真２枚は、戸隠山の核心部＝蟻の塔渡り・剣の刃渡り　である。


　　戸隠山は、鋭く切り立った岩山で崖が人を寄せつけないことから、

　かつては山伏たちの修行の場として使われていた。たいへん危険な箇所が点在しますが、

　特に、紅葉の季節には多くの登山者で賑わう山である。


　上記、蟻の塔渡り・剣の刃渡りは　距離は短いが尾根の両サイドとも絶壁である。

　それなりに高度感もあり、北アルプスにも決して引けをとらない。

　写真の後続のおば様たちは、這いつくばったり、跨ったりして「怖い、怖い！」と言いながら

　冷や汗混じりで通過していました。

　しかし、カモシカはいつものように直立二足歩行で通過です♪

　高度感があるとは言っても　大キレットの長谷川ピークのようなナイフリッジではなく

　肩幅ほどの十分な幅があるので、しゃがみこんだり、立ち上がったりして

　大きく重心を変化させるリスクよりは、バランスよく安定した歩きをした方がベターだから。

　岩稜歩きになれた人なら、その方が楽であるし、危険地帯に身をさらす時間も短くて済む。

　ただし、目の位置が高くなるので強く高度感を感じる人は四つんばい姿勢で時間を掛けて

　通過するというのも吝かではありません。

　強いて言うなら、初めての岩場で戸隠を選ばないことの方が肝要です。

　ダイジェスト版なので、核心部について先に触れました。



　以下、この日の朝の様子から山行のポイントを振り返ります。



　

　　　　　　　　　　鏡池に映る紅葉と西岳～戸隠山の稜線。

　　　　　　　　　　　　　　　　　登山前に十分美しさを堪能！

　
　
　　西岳

　

　　戸隠山

　　鏡池からの心洗われる美しい眺めを目に焼き付けてから、いよいよ登りです。

　　いつ見ても胸が高鳴る眺めです。　何回登ってもまた登りたくなる、そんな山です。

　

　随心門から奥社までは、樹齢４００年以上になる見事な杉並木の参道を登る。
　
　

　突き当たりの奥社社殿から見上げた紅葉の戸隠稜線。
　

　
　
　百軒長屋　　　謂わば、超ミニサイズの下の廊下。

　

　五十軒長屋からの紅葉の眺め。　　この右には、大きく飯縄山が聳えて見える。

　

　　急峻な登りも　見上げれば紅葉が目を楽しませてくれる♪

　　この時期ならではの戸隠に登る楽しみ。

　

　「天狗の露地」ピークからの迫力ある西岳の眺め。

　みんな怖がって、ここには登りません。　

　ここから見る西岳が一番素晴らしいのにもったいない。

　

　戸隠の岩場は、人口壁の突起のような出来過ぎのホールドがあるのでクサリ不要です。

　クサリを見ると必ずぶら下がって、振られて登ることを難しくしているおば様方。

　ご自身で危険を引き寄せているようなもの。安定した岩にての三点確保でね。

　クサリは、どうしてもという箇所のワンポイントの補助ですぞ。

　

　絶景かな、絶景かな！　　

　足しか写ってませんが、この周り紅葉。　遠くに鏡池まで見えています。

　百軒長屋から先は、このような岩場の急登が続き、

　ラストの蟻の塔渡り・剣の刃渡りをクリアすれば　八方睨！

　
　
　八方睨のピークにて。

　戸隠山　１，９１１ｍの本ピークはさらに１０分ほど先に進んだ所ですが、

　３６０度の展望が素晴らしい八方睨が、実質上の山頂と捉えて良いと思われます。

　高妻山や飯縄山が際立って大きく見えます。後立山連峰が指呼にあるのも嬉しい。



　　ダイジェスト版なので、最後にもう一度

　　　　　　　　　核心部の　蟻の塔渡りの画です。
　

　

　

　
　本編では、登りの詳細や一不動経由での戸隠牧場への下りの様子も・・・・・。



　　　期日未定の本編UP,お楽しみに！