カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

秋悠々 輝く上高地(B)~穂高よさらば~

2008-11-15 | 山行記録

 

     輝く上高地~穂高よ、さらば~

 

 

       これぞ、上高地の青空!

 

 

 さて、小梨平に向けてゆるゆるお散歩の続きです。

    帰路、徳沢から明神までの様子 秋悠々(A・・・<クリック>

 

 ヤマケヤキ

 

 これも完全には紅葉してないカエデ。

 微妙な色づきに返って妖艶さを感じてパチリ!

 

  苔の上にも3枚(笑   、、、<石の上には何にもなかった>

 

 正統派、日本の秋!

 

 上を見上げれば、

 

 まあるい、黄色い葉っぱ!

 

 そう、カツラです。

 

  地上には落葉した葉っぱっもあるので、

  ほのかな甘~~い香りに包まれますぅ。

 

 これは形が違う別の葉っぱ。 鮮やかでした!

 

 小梨平に入ります。

 

 少し厚い感じがする葉っぱのカエデ。

 

 キャンプ場の中を流れる小川の畔にもカエデの赤が目を引きます。

 

 カラマツはまだ緑多し! 屏風岩より上で見頃だから上高地ではまだ早い。

 しかし、もう少し経ってからの見頃の黄金色に染まったカラマツ帯は圧巻だ。

 

 マユミの紅色の実がジャラ、ジャラと至る所で見頃だ。

 お猿さんたちは、次から次へと美味しそうに頬張っていた。

 ヤマボウシの実なら甘いのだが・・・・。

 もしやとひとつ口に入れてみる。 ペェッ、ペェッ、・・・!

 渋苦い。 

 これはお猿さんたちの冬の栄養分、人間は別の実を食べよという神の配慮か?

 

 黄葉のトンネルを潜って 梓川の畔へ出る。

 

 大好きな穂高の眺め! これが楽しみ!

 

 西穂、間ノ岳方面。

 

 ジャンダルム、奥穂方面。

 

 岳沢の黄葉もなかなか見事だ!

 岩肌を辿って、視線はジャンダルムへ!

 

 見えているところ全部、また来年縦走しよう!

 

 このポイントからの眺めが大好きであるが、

 唯一の残念は前穂が明神の陰になること。

 でも、青空に綺麗に明神岳がそそり立っているから、良しとしよう。

 

 何度も登山コースを目で辿り、その時々の想い出が蘇る。

 

 小梨平のキャンプ場の一角。

 カモシカお気に入りの場所である。

 

 時を忘れて、いつまでもいつまでも 眺めていた。

 

 憩う人々。 風の音やせせらぎの音を邪魔しないように静かに山と対峙している。

 でも、胸の高鳴り、感動は大きい!

 

 

 次なる眺めを楽しみに、ゆっくり歩き始める。

 

 

 噴煙も見える北アルプスの香炉、焼岳。

 山肌の紅葉具合もよさそうだ。

 

 これぞ、上高地の青空!

 焼岳、穂高、梓川・・・。

 

 

 

 

 定番の眺めであるが、なぜか毎回感動!

 ここから眺める穂高の山々を縦走した想い出が胸に去来する。

 

 ふと見上げれば、マユミの実が青空に映える。

 

 秋色の遊歩道と穂高。

 

 ♪小梨の若葉がぬれている  二人の夢の散歩道
   xxxxx 幸せそっと囁いた ああぁ 思い出の
   はるかな はるかな    あの日  あの頃

                              「小梨平の散歩道」より


 

 ビジターセンターの周囲を散策。

 ほらね、こんな紅葉も見ることができました!

 

 ナナカマドに負けない赤に、大満足!

 

 

 お猿さんのおやつ、マユミの実。 そこかしこにジャラ、ジャラ。

 

 またしても甘い香りに癒されます。

 

 往路も、復路も こんなに長い時間カツラの甘い香りに包まれるのは、

 期せずして、香りの旬を当てたという感じ。今回の山行の香りの想い出だ。

 ワンポイントで香るのは しばしば体験するが、

 今回のようなことは滅多になかろう。

 ブログで、香りまで再生してお伝えできないのが本当に残念だ。

 

 清冽な流れの梓川に目をやれば、カモの姿にも癒されます。

 

 

 

 

 透き通る梓川の流れ! これも感動と癒しです。

 

 

 そして、雄大な穂高の山々と清らかな梓川の流れ。

 

 

 心のふるさと  上高地

 心のふるさと  穂高の山

 

 賑わう河童橋はスルーして、遠くから眺めます。

 

 今回の山行に感謝しつつ

 いつものように穂高に向かって手を振ってお別れです。

 歌を口ずさんで、お別れです♪

 

 穂高よ さらば  また来る日まで

 奥穂に映ゆる  あかね雲

 かえり見すれば 遠ざかる

 まぶたに残る  ジャンダルム  

 

 

 少し進むとまた振り返る。  立ち止まって、また見つめる。

 立ち去りがたいこの思い。

 

 山よ さよなら  ご機嫌よろしゅう

 また来る時にも  笑っておくれ ♪

 

 涸沢の燃える紅葉、3,000mの岩稜トレイルとダイナミックな展望!

 カツラの甘い香り、清らかな上高地の風景・・・・・・。

 

 心のふるさとに さようなら。    また来るからね。

 

 

   

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8 コメント

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色鮮やか~ (やまとそば)
2008-11-15 21:28:41
青空が綺麗ですね~
紅葉も鮮やかです。
本当に何時見ても、綺麗な光景です。
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Unknown (シャイン)
2008-11-15 22:29:53
次回は早春かなぁ?
カモシカさんの心のふるさと・・・
笑って迎えてくれることでしょう(^^)
詩は自作ですか?
返信する
やまとそばさん ( カモシカ)
2008-11-16 22:36:27
>本当に何時見ても、綺麗な光景です。
穂高と梓川、絵になる風景ですね。
大好きな眺めです!
引き立ててくれるのは、やはり快晴の青空だと思います。
紅葉の見頃には上高地はまだ早い時期でしたが
十分楽しめました。
返信する
シャインさん ( カモシカ)
2008-11-16 22:48:10
>次回は早春かなぁ?
半年は雪の世界ですからね。GWの開山祭が待ち遠しいです。

>笑って迎えてくれることでしょう(^^)
また来る時にも、山が快晴で微笑んでくれるようにいつもお別れの挨拶をしてきます。

>詩は自作ですか?
さらさらっと 作詞できるといいんですがね。
最後のは、雪山讃歌の一部分。
真ん中のは「穂高よ、さらば」。穂高を愛する岳人なら、みんな知ってる歌です。私のブログにもしばしば登場してますよ。
最初のは「小梨平の散歩道」、これは今年知ったばかりでメロディーが?
返信する
Unknown (りん)
2008-11-17 08:08:58
カモシカさん有難うございます。
大好きな穂高の、これだけたくさんの写真に胸がいっぱいです。
上高地を離れる時の何とも言えない淋しさ。
バスに乗っても後ろを何度も何度も振り返り、そして最後焼岳にお別れします。
私の穂高の写真って今までフィルムとか携帯撮影ばかりで人物が多く景色を焦点にしてるのが少ないんです。
穂高に逢いたくなったらまたカモシカさんのブログ覗きにきます。
返信する
りんさん ( カモシカ)
2008-11-17 20:44:47
>大好きな穂高の、これだけたくさんの写真に胸がいっぱいです
同じような写真ばかりですが、そういって頂けて嬉しいです。

>上高地を離れる時の何とも言えない淋しさ
何ともいえないこの感覚、共感できてうんうん!
>バスに乗っても後ろを何度も何度も振り返り
大正池のカーブのところで、窓越しにもう一度手を振りさよならしてます。

>穂高に逢いたくなったらまた
いつでも覗きに来てください。
これだけ写真を残したのも、自分も穂高に逢いたいから。
返信する
初めまして! (K嬢)
2008-12-19 01:22:58
じもらーさんに、コメントの入れ方をね・・・
教えてもらいました。

人気者のカモシカさん

心のふるさとを大切にして下さいね!
返信する
K嬢(さん) ( カモシカ)
2008-12-19 20:46:37
ようこそ、K嬢!

(「嬢」それだけで敬称なので、、それに「さん」をつけると二重敬称になるので、K嬢と呼ばせていただきます。)

よく存じてますよ。コメの入れ方がわかったのなら、遠慮せずにじゃんじゃん遊びに来てください。
大歓迎です。

お身体の具合はいかがですか?心配しております。
返信する

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