カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

蜂城山と桃源郷ハイク

2011-04-20 | 山行記録

 

       蜂城山桃源郷ハイク

 

         桃色、 桃色、 桃色吐息~♪

 

                真紅の八重の桃の花

 

                真っ白な花弁の桃の花

 

                ピンクの八重の桃の花

 

 ↑ これらの桃の花は、本日の歩き始めのプロローグ。

   メインの甲斐一宮(笛吹市)の一面に広がる桃畑の生食用の桃の花ではありません。

 

 「釈迦堂遺跡博物館」の表玄関に咲き乱れる観賞用の桃の花です。

   (後方に見えるのが、蜂城山)

 

  ケヤキの新緑が始まっていました。

 

   ↑  紅白の桃の花に埋もれる千晴♪ ↓

 

 

  「釈迦堂遺跡博物館」テラスからの展望が素晴らしい!

  甲府盆地の山梨県の山々をほぼ一望することができる。

 

 

 

 桃畑と街並みの上には真っ白な雪に包まれた南アルプスがずらりだ。

 写真では、農鳥岳~間ノ岳~北岳と鳳凰三山の一部までが写っているが

 この右には甲斐駒ケ岳。 この写真の左には、悪沢岳・荒川岳~赤石岳~聖岳が望める。

 

 博物館裏手の芝生広場。 ケヤキの新緑が輝いていた。

 桜はもう終わっていたが、ここからの桜の花見もなかなかいいかも。

 

  釈迦堂桃源郷の看板。 草もちなどが頂ける甘味処だ。

 

 青空から降り注ぐ枝垂れ桃花のシャワーを浴びる千晴♪

 

  博物館玄関から桃畑を望む。

 

 今から登る蜂城山

 

 蜂城山の麓は 一面ピンクの桃畑なのである!

 さあ、レッツゴー!

 

  中央高速道沿いに進みましょう。  両サイドに桃畑が広がる。

 

  遠く南アルプスも望めます。

  

  中央道下に広がるピンクの桃の花の絨毯を縫って進む。

 

  県道の向うもどこまでも桃畑が続いている。

 

 

 「蜂城山登山道」の小さなプレートに導かれて 

 以下のような感じで 桃畑の間の農道を登っていく。

 

 

 

 

 

 

   五弁を開いた桃の花。 空も澄んで真っ青。

   ハイビスカスより青空が似合う桃の花である♪

 

  ポイントには 登山道入口を示すプレートがあるので迷うことはない。

 

 手前の満開の桃の花から遠景の桃畑までピンク色がどこまでも続く。

 

 しばし、桃畑の満開の桃の花を観賞していきましょう!

 一週間前の伊豆高原のソメイヨシノの桜のトンネルとは全く異なる感覚のお花見です♪

 

 

 

 

 

  青空とのコントラストが素晴らしく圧巻です!

  1日中、この桃の花を眺めているとお目目が桃色に染まる!

  目を閉じても しばらくは桃色の残像が、、、、、、という感覚です。

 

  蜂城山の全景も見えてきます。

 

  家族総出で 受粉作業に追われる桃農家の人たち。

 

 咲き始めのピンクより 芯が濃い色になり花弁も赤味を帯びてくるタイミングで一気呵成に

 受粉作業が行われる。

 

 花粉を入れた木箱に けばけばの専用モップのようなものを付けて受粉させるのだ。

 

 

           桃畑のカモシカ。

 

  農道から登山道入口へ。

 

  いざ、参りましょう。

 

  後方を振り返りみる。 春霞に遠くの桃畑は色彩がぼやけてるなぁ~。

 

 風が吹くと 満開の花々が右に左に大きく揺れる。

 その後には、南アルプス(農鳥岳~間ノ岳~北岳)が春霞に浮かびます♪

 

 猪よけの柵が設けてあります。 出入りの度に2本のペグで柵をロックする仕組みです。

 

 ありふれた低山の山道です。

 

  ↑ どこの低山にでも足元を彩るありふれた花たち ↓

 

  

  強いてあげれば、ヤマボウシ! 今は、花も実もない時期なので面白くない。

  一応、天然記念物。

 

 コース半ばまで標高を上げてくると 鳥居が現れる。 小広場があり、

 

 その小広場からは一面の桃畑を望むことができる。

 霞んでしまって、ピンクの鮮やかさが薄まって見える。 

 鮮やかなピンクの絨毯が俯瞰できるポイントであるが、この日はやや残念。

 

 ふたつ目の鳥居。  ここが蜂城山の山頂だ!

 展望は、この石段側の北方向が開けている。

 

  奥に社がある。

 社の前には ちょっと変わった顔立ちの狛犬様がいらっしゃる。

 

 ブルドック風というか、ゴジラの子どものミニラ風というか・・・・・ 笑

 

 そうそう、蜂城山には所謂 山頂標柱がありません。 この写真のどこかに???

 狛犬様のお顔の左上に注目!

 

 社の柱に 「蜂城山 738m」! 山全体が御神体なのでしょうね。

 

 鳥居とランチのおば様方。

 展望は残念ながら360度ではありません。

 鳥居側の北方向だけです。 

  (反対側も展望が開け、富士山が望めたならもっと人気の山になったことでしょう。)

 

 鳥居の下で 展望を楽しみながら憩うご夫婦。

 

 正面、雲の下辺りに雪をまとった金峰山が肉眼では見えていました。

 手前右の立ち木の奥のほうに 乾徳山が見えていました。

 ということで、写真で見えている山梨県の山々の並びを捉えてください。

 釈迦堂遺跡博物館テラスからの眺めとほぼ同じと思ってくれて良いです。

 登山道入口から あっという間に登りきってしまう低山の蜂城山です。

 展望も 特別な花もなく 本当にありきたりの低山です。

 しかし、なぜ何回もこの時期、この山に登るかというとそれはアプローチの素晴らしさ。

 鮮やかな桃の花を眺めながらというのが 気持ちがルンルンになるのです。

 春霞でない青空なら、桃花と雪の南アルプスの眺めも絵になるのです。

 この山一つだけでは歩き足らないので、必然的に周辺の桃畑を足の向くまま気の向くまま

 時間の許す限りぶらり旅。。。

 

 1日中歩き回って お目目はチカチカ 桃色に染まるのです。

       桃色、 桃色、 桃色吐息~♪

 こんなお花見ハイクも なかなか乙なものですぞ。

 

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8 コメント

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Unknown (つばさ)
2011-04-21 08:40:02
ちょうど桃の花が見ごろの時に、桃の花観賞で有名な山に登りましたね。桃の花が見事です。私も訪れたいと思っていても、時期を逸してしまいます。釈迦堂遺跡博物館は釈迦ヶ岳に登った時に、桃の里温泉近くにありましたね。この辺の山に行ったときに、立ち寄ろうかなとも思います。
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あら (矢車草)
2011-04-21 17:31:31
カモシカさんは桃色のお散歩だったんですね!
実は我が家も狙っていたの
去年行って感激だったから・・・
でも近場のお山でのお遊びになりました^^;

今年は見れないかと思ってたけど
カモシカさんのところで満喫❤
ありがとう♪
千晴も嬉しそうですね!カモシカさんも(笑)
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嘉門次鹿さん ()
2011-04-21 21:07:06
いいねえ そちらの桃の花
こちら桜が見ごろ。このあと千曲川べりにピンクの桃・ホワイトグリーンのリンゴの花と続く。
こちらの桜花
http://blog.goo.ne.jp/zousanroku



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つばささん ( カモシカ)
2011-04-22 22:04:39
>訪れたいと思っていても、時期を逸してしまいます
花はタイミングですからね。でも、このエリアは標高差があるので、歩けばどこかで見頃の畑に出会えますよ。

>桃の里温泉
私も時折、利用してます。この露天からも桃畑の花が眺められますよ。
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矢車草さん ( カモシカ)
2011-04-22 22:11:39
生藤山~陣馬山の歩きと豪華な山ランチだったんですね。

>実は我が家も狙っていたの
桃のお花見をチョイスしていたら、またバッタリできたかもね!
ここの桃は日本一だけど、その花もまた感動的な見応えがありますからね♪来年は是非、桃の花畑で会いましょう。
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6さん ( カモシカ)
2011-04-22 22:14:10
一宮の桃畑はエリアが広いので、壮観です。
松代城址の桜も見事ですね。
信州はこれからいろんな花が賑やかになりますね。
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笛吹川 ()
2011-04-24 20:31:27
笛吹川、釜無川、早川、御勅使川、富士川と横断測量で毎年冬に行ったね。冬は水量が少ないから河川横断測量は冬季にやる。
御勅使川の堤防を富士山を眺めながら若いのと杭を担いで歩いたね。信玄堤もあったね。

その時口ずさんだ歌 
歌/カルメン・マキ作詞/寺山修司
時には母のない子のように  だまって海をみつめていたい
時には母のない子のように  ひとりで旅に出てみたい
時には~母のない子のよ~うに  バーへ行って酒を飲みたい~ 
桃の木温泉のお湯の中で酒を飲みながら歌うと旨いね。は
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6さん ( カモシカ)
2011-04-24 21:49:23
>御勅使川の堤防を富士山を眺めながら
南アルプス界隈、富士川水系もお仕事に!
桃の木温泉も入られたのですね。
夜叉神峠もすぐ傍ですね。
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