2011年8月24日
8/21(土)~8/23(月)の3日間、みよし市最大の祭事である「三好大提灯まつり」の準備のため、お休みを頂いておりました。
私です。

みよし市には20を超える行政区があり、各行政区は更に10~30前後の組に細分化され、地域行事を円滑に行うことに一役借っています。
行政区にも更に分類があるそうですが、その説明は長くなるのでしないことにします。
その1つが約十数区からなり、各区から選出された「役員」によって、様々な祭事を執り行っているようです。
それぞれの行政区は各組から選出された組長の中から、更に「地区総代」を1~2名ずつ選出し、その地区総代で構成されるのが、いわゆる「役員」と呼ばれる人たちにあたります。
なぜこんな前置きをしたかというと今年は運悪く「地区総代」を背任してしまったため、こんな大役(?)を背負う事になってしまったのです。
私は「三好下(みよししも)」という計33組からなる行政区に病院兼自宅があります。
この各組の中からそれぞれ組長と副組長を選出し、各1期ずつ計2年間、組の役職に就かなければなりません。
私は25組に所属していますので、25組組長ということになります。
昨年は副組長をやりましたので、もう今年の組長で終わりになります。
25組は27世帯ありますが、ほぼ順番制なので、もう10年間は役が回ってこないと思います。
非常に運が良いというべきか、今年は25組が地区総代の順番だったらしく、10年に一度の組長で、15年に一度の地区総代の順番の組に当たるという「一生無いのでは・・・」というクジを引いてしまったようです。
このお祭りの醍醐味はなんと言っても先程の写真でも写っていた「大提灯」です。
一番高いところで3階建てのマンションくらいの高さまであります。
この大提灯が役所近くの「三好稲荷閣 満福寺」というお寺の境内で3張も出るので、それは壮観です。

夜は他の「奉納提灯」と呼ばれる大小様々の提灯と一緒に点灯し、幻想的な感じになります。

役員はこのお祭りのために一ヶ月以上前から準備を行います。
お祭りは2日間行います。
一日目は前夜祭、二日目が本祭です。
一日目はみよし市のお祭りで「三好いいじゃん祭」がありまして、歌や踊りのパレードがあります。

地元のFM局やケーブルテレビが中継に来て、司会進行を行うので、結構賑やかでした。
二日目の夜には近くの保田ヶ池(ぼたがいけ)で打ち上げ花火も上がります。
役員の仕事で大変なのはこの大提灯の組み立てです。
今年は天気が悪かったので、ズブ濡れでしたが、お陰で熱中症にならずに済みました。
仕事柄、基本インドアなので、あまり長時間お天道様の下には居られません。
数十名の「世話人」と呼ばれる各組長と一緒にこの大提灯を3張組み立てました。

まず骨組みを組み立てます。


骨組みだけでこんなにデカイ!!!
骨組みが出来たら、そこに布を張ります。



クレーン車1台、高所作業車1台と計2台の重機が出動して、大騒ぎで行いました。
朝の8時から初めて、終わったのが午後4時前。延べ7時間以上の重労働。
その後一時帰宅してシャワーを浴びて、一時間後に再入場。午後10時まで警備の仕事を行って帰宅。
翌日も朝8時から出動し、花火会場の設営。
昼過ぎに一時帰宅。午後4時に再入場し、花火会場の警備を行い、午後10時過ぎに帰宅。
「花火が間近で見れていいかな・・・」と始まるまでは一瞬思いましたが、早く終わらないかと時計を見ながら花火を見たのは生まれて初めてだったかもしれません。
翌朝は朝7時に再入場し、周辺地域の清掃と大提灯の解体及び収納を行い、午後3時前にやっと開放されました。
疲労と体中の痛みで、お陰で昨日は仕事になりませんでした。

すごく大変だったけど、出来上がってすぐに一組の家族が楽しそうに記念撮影をして喜んでいる姿を見て、楽しみにしてくれている人達のために役に立ったのかなと思うと役員も満更悪くなかったかなとも思いました。
うちのバカ息子が応援(?)に来てくれて、1つ¥1,000もするヒーロー戦隊のお面を2つも買わされました。

これがお目当てだったんだなと素直に喜べずにいましたが、喜ぶ子供たちの顔を見て一瞬疲れが取れました。
この役員の仕事はまだまだ続きます。
次は大晦日の炊き出しだそうです。
マジで・・・。
文責:佐羽
8/21(土)~8/23(月)の3日間、みよし市最大の祭事である「三好大提灯まつり」の準備のため、お休みを頂いておりました。
私です。

みよし市には20を超える行政区があり、各行政区は更に10~30前後の組に細分化され、地域行事を円滑に行うことに一役借っています。
行政区にも更に分類があるそうですが、その説明は長くなるのでしないことにします。
その1つが約十数区からなり、各区から選出された「役員」によって、様々な祭事を執り行っているようです。
それぞれの行政区は各組から選出された組長の中から、更に「地区総代」を1~2名ずつ選出し、その地区総代で構成されるのが、いわゆる「役員」と呼ばれる人たちにあたります。
なぜこんな前置きをしたかというと今年は運悪く「地区総代」を背任してしまったため、こんな大役(?)を背負う事になってしまったのです。
私は「三好下(みよししも)」という計33組からなる行政区に病院兼自宅があります。
この各組の中からそれぞれ組長と副組長を選出し、各1期ずつ計2年間、組の役職に就かなければなりません。
私は25組に所属していますので、25組組長ということになります。
昨年は副組長をやりましたので、もう今年の組長で終わりになります。
25組は27世帯ありますが、ほぼ順番制なので、もう10年間は役が回ってこないと思います。
非常に運が良いというべきか、今年は25組が地区総代の順番だったらしく、10年に一度の組長で、15年に一度の地区総代の順番の組に当たるという「一生無いのでは・・・」というクジを引いてしまったようです。
このお祭りの醍醐味はなんと言っても先程の写真でも写っていた「大提灯」です。
一番高いところで3階建てのマンションくらいの高さまであります。
この大提灯が役所近くの「三好稲荷閣 満福寺」というお寺の境内で3張も出るので、それは壮観です。

夜は他の「奉納提灯」と呼ばれる大小様々の提灯と一緒に点灯し、幻想的な感じになります。

役員はこのお祭りのために一ヶ月以上前から準備を行います。
お祭りは2日間行います。
一日目は前夜祭、二日目が本祭です。
一日目はみよし市のお祭りで「三好いいじゃん祭」がありまして、歌や踊りのパレードがあります。

地元のFM局やケーブルテレビが中継に来て、司会進行を行うので、結構賑やかでした。
二日目の夜には近くの保田ヶ池(ぼたがいけ)で打ち上げ花火も上がります。
役員の仕事で大変なのはこの大提灯の組み立てです。
今年は天気が悪かったので、ズブ濡れでしたが、お陰で熱中症にならずに済みました。
仕事柄、基本インドアなので、あまり長時間お天道様の下には居られません。
数十名の「世話人」と呼ばれる各組長と一緒にこの大提灯を3張組み立てました。

まず骨組みを組み立てます。


骨組みだけでこんなにデカイ!!!
骨組みが出来たら、そこに布を張ります。



クレーン車1台、高所作業車1台と計2台の重機が出動して、大騒ぎで行いました。
朝の8時から初めて、終わったのが午後4時前。延べ7時間以上の重労働。
その後一時帰宅してシャワーを浴びて、一時間後に再入場。午後10時まで警備の仕事を行って帰宅。
翌日も朝8時から出動し、花火会場の設営。
昼過ぎに一時帰宅。午後4時に再入場し、花火会場の警備を行い、午後10時過ぎに帰宅。
「花火が間近で見れていいかな・・・」と始まるまでは一瞬思いましたが、早く終わらないかと時計を見ながら花火を見たのは生まれて初めてだったかもしれません。
翌朝は朝7時に再入場し、周辺地域の清掃と大提灯の解体及び収納を行い、午後3時前にやっと開放されました。
疲労と体中の痛みで、お陰で昨日は仕事になりませんでした。

すごく大変だったけど、出来上がってすぐに一組の家族が楽しそうに記念撮影をして喜んでいる姿を見て、楽しみにしてくれている人達のために役に立ったのかなと思うと役員も満更悪くなかったかなとも思いました。
うちのバカ息子が応援(?)に来てくれて、1つ¥1,000もするヒーロー戦隊のお面を2つも買わされました。

これがお目当てだったんだなと素直に喜べずにいましたが、喜ぶ子供たちの顔を見て一瞬疲れが取れました。
この役員の仕事はまだまだ続きます。
次は大晦日の炊き出しだそうです。
マジで・・・。
文責:佐羽