∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

【なんの浮世は三文五里よ。ぶんと へのなるほどやってみよ。】~坂本龍馬

■ 理解されることの責任 ■ ~ボランティアに頼らなければならない状況~

2011年05月12日 | マネジメント

この連休中に被災地でのボランティア活動が活発に行われた。

そして連休の終了と同時に勤め人や学生の方々は日常の生活に戻り、
今被災地ではボランティア不足で困っている。

たしかに、国民全体が心をつないで助け合うボランティア精神は
この国難克服にとって欠かすことができないことでしょう。

しかし、今ボランティアを必要としているということは、被災地の方々が
生活を戻すために必要な作業や課題がまだまだ残されているということ。

ボランティアに頼らなければ復旧作業が滞るという事態はどういうことなのだろう。
2000億円ともいわれる義援金や、国・行政の役割は果たされているのだろうか。


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「知識ある者は、理解されるよう努力する責任がある。

素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、

専門家は専門家と通じれば十分であるとするのは、野卑な傲慢である。」

~P.F.ドラッカー「仕事の哲学」


専門知識は一般の人々に理解され、社会生活に活かされて初めてその果実を結ぶ。

そのためには専門家自らが、一般の人々の理解を得るように積極的努力を行う義務が
あるんですね。


紫舟さん筆

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