北信越大会！

諸君達よ、元気にしているか？俺様は無事に北信越大会を終え、今はトレーニングを休みオフを満喫している。来年までしばらく減量とはさよならである。家に帰れば満腹になるまで夕飯が食べられる。こんなに幸せなことはない。あれだけこけていた顔は少しふっくらし、体のカットや腹筋は徐々に消え、無駄毛処理をした毛は少しずつ生え、真っ黒だった皮膚は少し白くなってきた。　俺様の夏は終わったのである・・・。


　今回、北信越大会の結果は31人中予選を通過し10位であった。・・10位・・・、しかしそこには俺様にとって大きな達成感があったのだ。　　新潟県大会の俺様の順位は5位。北信越大会には新潟県大会2位、3位の選手も出場したのである。なんと俺様はその2位、3位の選手に勝ち10位になったのだ！！そう、まさにリベンジしたのである！　　　　はっきり言って今年の新潟県大会の俺様の仕上がりは甘かったのだ。俺様はまだまだ太さでは他の選手にかなわない。俺様の持ち味は強烈なキレである。今まで最高に絞り、強烈なキレを出したのは県大会二年目なのだ。しかし太さを残すことばかりを意識していた俺様は最近あの強烈なキレを完全に忘れてしまっていたのである。県大会終了後、俺様は大会二年目の頃の写真やDVDを見返してみた。やはり完全に絞り上げ筋肉はバキバキ状態であった。映像を見終わった瞬間、「俺はまだまだ絞れる！まだまだやれる！」と確信したと同時に「このキレを出せば2、3位の選手に勝てるかもしれない！」とまで思った。しかし、これ以上絞ればキレは増すが確実に今よりも細くなる。だが勝つためにはひたすらやるしかなかった。さらなる戦いが始まったのである。毎日朝晩の有酸素運動（ウォーキング）はそのまま継続し、食事の面では昼食に2個半のおにぎりを食べていたがそれを2個に減らしたのである。その成果があって体はますます絞れていき、あの頃の強烈なキレがよみがえってきたのだ。しかし当然のことながらリスクは大きかった。さらに体は衰弱し、もはや精神状態は普通ではなかった。だが必死に強気で耐えた。口癖は「勘弁ならねぇ！！」である。仕事を終え、ふらふらの状態でジムへトレーニングに行くと還暦ビルダーのO竹さんはいつも俺様に「勘弁ならねぇ！勘弁ならねぇ！絶対に勝て！頑張れ！」と言って励ましてくださった。その言葉を聞くと何故か闘志が奮い立つのである。俺様も毎回「あぁ！勘弁ならねぇ！！」と言い返した。戦ににおいて一番大切なのはやはり「不屈の精神」だと俺様は思うのである。負けて何も感じなければそこで終わってしまう。しかし負けても強烈な悔しさをバネに数パーセントの可能性を信じて戦えば必ず良い結果が出ると思うのだ。だからこそ今回俺様はリベンジできたのだと思うのである。


石川まで応援に来てくれたM師匠、S山さん、O竹さんありがとうございました！いつもジムで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました！
特に還暦ビルダーO竹さんの声援が凄かった。普通であれば「22番デカイ！キレてる！」と言うのが一般的である。しかしO竹さんは違う。「けんちゃーん！勘弁ならねぇ、勘弁ならねぇ！勘弁しねぇ、勘弁しねぇ！！」なのだ。しかしとても気合が入った！


とにかく俺様はまだまだ細くガリガリである。さらに頑張らなくてはならない。俺様の戦はもはや始まっている。


来年の県大会、北信越大会、勘弁ならねぇ！！！


以上、渡部健一でした！！