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風来坊主

新音源『メメントモリ』

先日、怒涛のレコーディングを終えました
レコーディング作業は毎回苦戦しますが
今回は特に難解で試行錯誤しながらの
長時間のレコーディング作業になりました

実際にLiveで演奏しながら耳に入ってくる
曲の雰囲気やイメージと比べて
スタジオで録音して聴いてみた時の
それらの違いやギャップに悩みました

正解のないモノに正解のようなモノを
探し求めながら完成へと近づけていく
そんなレコーディング作業は
大変でしたが、やりがいもありました

✳︎

やはりこの曲はテーマとなる幻想的な
アルペジオが特徴的な曲だと思います
メジャーキーともマイナーキーとも
どちらとも言えない曖昧なコード感と
綱渡りのようなコード進行を繰り返して
アルペジオで進んでいきます

この曲の世界観を表現する為に
ギターの音には悩みました
音色を具体的に説明すると
グレッチのホワイトファルコンを使用して
薄くリバーブとショートディレイをかけ
その音をトレモロで揺らせて
奥行きある少し霧がかった
イメージの音を演出しました
それをクランチ気味に歪ませて
優しくアルペジオで弾くと
あの幻想的な感じの音になります

4:01からの間奏ではファズで思いっきり
歪ませたギターを重ね録りしました
これも使用ギターはホワイトファルコンです
ホワイトファルコンはピックアップをリアにして
12フレット辺りを歪ませて弾くと
突き抜ける暴れた音が鳴るので
この曲に絶対に合うと思いました
今回ギターに関して大満足な音色を
レコーディングできたので
その辺りを意識して聴いてみてほしいです

✳︎

そして今回レコーディングした曲は
カホンにも注目して聴いてほしいです
まだ楽曲が骨組みのプレーンの段階で
スタジオで2人で曲を練っているとき
何か物足りなさを感じたので
『もっとカホン自由に暴れてみたら!』
と言った記憶があります
実際やってみると楽曲に活気が出てきて
ひとつの物語のようなモノを感じました

そして今回の曲からNEWカホンになり
その迫力ある出音もマッチしてると思います
なのでこの曲を2度目、3度目聴くときは
カホンをメインに聴いてみると
とても面白いかなと思います

✳︎

歌詞は鬱屈とした日常から
抜け出したいという想いから
出てきた言葉を並べました
ネガティブなんだけどネガティブが
突き抜けるとポジティブになっていく
みたいな感じにしたいと思い書きました

サビは余計な事はせずシンプルに
『光を放て』を繰り返すのが
絶対に合うと思ったので即決でした

途中で喋るようにして言葉をぶつける
パートが入ってます
このパートは初期の頃は無かったです
曲の途中で何か良いアクセントになる
手法は無いかと模索していて
全音でジャーンと鳴らしながら
語るようにして言葉をぶつけてみたら
良いのではないかと直感的に思い入れました
ひとつのアイデアでその曲に厚みや彩りが
出てくる瞬間は堪らなく心地良いです
また一般的に皆が自主規制をしている
言ってはいけない言葉を入れてやりました

✳︎

この曲のタイトルは『メメントモリ』です
自分が生きる上で大切にしてる言葉です
いま出来る全部の熱量とエネルギーを
全力でこの曲にぶつけ完成させました

もし良かったら下のリンクから
フルヴォリュームで聴いてみてください!

そしてLiveで生の音でも聴いてほしいです
それではまたCiao!


GALAXY ROVERSという音楽ユニットで活動しています

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