ケムスポ管理人日記

4月から俺は!

初めてのeredivisie

2009年09月28日 | ┗ サッカー観戦記
初めてエールデヴィジを観に行ってきました。
会場はアムステルダム・アレナ、カードはアヤックス×ADOデン・ハーグです。
今週は忙しかったので日曜に行けるかどうかはギリギリまでわかりませんでした。
そのため、試合開始30分前に駅に着き、すぐに当日券を買いに列に並びました。
列はなかなか進まず、チケットを買って入場したのが前半3分くらい。
当日券を買う場合は1時間前には会場入りしたいものだと痛感…。

今回買った座席は2階席。カテゴリーでいうと406番です。
ここからの眺めはこんな感じ。



迫力には欠けましたが試合展開は非常によくわかりましたね。

さて、試合の方ですが今日もアヤックスのエース・スアレスが光りました。
得点こそ無かったものの、1点目と2点目には絡みましたし、
随所にスピードとテクニックを見せ、やはりスアレスあってのアヤックスだと思いました。

試合後、3-0快勝のテンションでアヤックスのユニフォーム買っちゃいましたw
今度はこれを来て観に来ます!

歩いて渡れ!Wadloopen!

2009年09月21日 | ┣オランダ国内旅行
土曜日に、オランダでしか味わえない?変わったスポーツを体験してきました。
干潟になった海を歩いて渡るという、「何のために?」と問われると
答えに窮してしまうようなこのスポーツ、名を「ワドローペンwadloopen」といいます。
オランダ北部フリーシェ諸島付近でしか体験することができません。

アムステルダムから車を走らせること2時間、Wierumというワッデン海に面した小さな町に着きました。



きれいな海を眺めつつ、「これのいったいどこを渡るんだ…?」という疑念も。
とりあえず早く着きすぎたのでカフェでお茶して待つことに。
徐々に参加者らしき面々が増え始め、私も受付にて予約を確認。
いよいよスタートです。



先ほどまで海だったところが、見事なまでの干潟に!
確かに、これなら歩いて行けないこともないかも…。
そんなこんなで、いよいよスタートです!



スタート直後は田んぼ状態で超歩きにくい!
しかしこれはまでいい方でした。
徐々に水位が高くなり、膝くらいまで海水につかるようになると
足を一歩前に出すのにもかなり力がいるようになり私の太ももはパンパン。
このイベントは4時間かかるのに…大丈夫かおれの足。



でも、根性を出しまくって歩くこと2時間。
ようやく折り返し地点のEngelsmanplaatへ。



モルディブの水上コテージとはだいぶ違いました。
さて、ここからまた2時間かけて帰ります。



夕日に向かって、歩く歩く。





再びスタート地点に戻ってきたときには午後7時になっていました。
きっかり4時間かけて、なんとか完歩することができました。

このワドローペンツアーですが、今回チャレンジしたルート以外にもいくつかルートがあり、
今回のルートは初級に属するため、かなり冒険心をそそられます。
今年はもう今週と来週しかチャンスがないのですが、来年もぜひ参加したいと思っています。

Open Monument Dag 2009 in Amsterdam

2009年09月14日 | ┣オランダ国内旅行
昨日今日の2日間、アムステルダムでは普段公開されていない歴史遺産が公開されました。
アムスで見ていないところなんてまだまだたくさんあります。
ガッツリ回るべく、チャリにて行って参りました。

①西教会
今回の目玉のひとつが西教会や南教会の塔に登れるって事だったんで、朝イチは西教会にしてみました。
…が、鍵がかかっていて開かない。
どうやら日曜はダメみたい。いきなり出鼻をくじかれました。



とりあえずアンネ・フランクの銅像を撮ってお茶を濁す。

②王宮
続いてダム広場へと移動し、自分の中では最大の目玉であった王宮へ。
昨日ネットで調べたら予約が必要とのことで、一応オンラインで申し込み…
しかし、返信メールがなくなんかイヤーな予感はしていました。
そしたら案の定、既に予約がいっぱいでFullbookとのことでした。
2連敗です。厳しいよう。



③新教会
王宮にふられたので向かいの新教会に入る、がここはこれで3回目。
特に目新しいものもなかったのですぐに出ました。

④マダム・タッソー蝋人形館
これは本日の催しには全く関係ないのですが、ここまで不調だったんで行ってみました。
値段も高いし「どうせ蝋人形なんでしょ?」とたかをくくっていましたが、
これは意外にも結構おもしろかったw

⑤One's Lieve Heer op Solder
次の目的地旧教会のオープンまで時間があったので行ってみたのですが
これが実におもしろかった。本日見た中ではイチ押しです。



外観はそんなに大きくないのに、中にはこんな小規模のチャペルまであります。
アムステルダムの昔の生活を感じることができますよ。

⑥旧教会
アムステルダム最古の教会。
立地がいわゆる「飾り窓地帯」のど真ん中。
何がすごいって、その事実がすごい。



内部は新教会にも通じる雰囲気があります。
柱の一本一本に描かれた装飾にも歴史が感じられますね。

⑦計量所
ニューマルクト広場の中心にあるのが計量所。
レンブラントの名作「テュルプ博士の解剖学講義」はここで行われたそうです。



⑧Vervallen pakhuis
なんちゅうか、廃屋、って感じ?
アムスの古い家も一皮剥けばこうなのかなって思った。

⑨Bethanienklooster
なんの建物かは全くわからなかったが庭園がきれいだった。

⑩南教会
ここの塔にも登ってみたかったんだけど、今日は予約が必要で既にFullbook。



⑪Mozes en Aaronkerk
新しめの教会。正面の大きな祭壇はアムスでは異色な感じが。



⑫Academie van Bouwkunst
なんかのアカデミー?よくわからなかった。

⑬Portugese Synagoge
一度入ってみたかったシナゴーグ。
キッパーという帽子を借りての入場です。



なんかとっても変な感じですね。

⑭ユダヤ歴史博物館
5時も間近になりました。最後に訪れたのはユダヤ歴史博物館。
ここに来たころには昼に飲んだビールがいい感じでまわり眠くて眠くて…
ソファに座ってビデを見ながら寝てしまいました。

しかしまわりにまわった14カ所!
目玉には全然いけなかったので、来年のこのイベントは
早めにチェックして予約を入れていきたいと思います。

oranjeは全勝でWKへ。

2009年09月10日 | その他スポーツ
日本大逆転の余韻もさめやらぬ夕刻、oranjeのW杯予選最終戦が行われました。
相手はスコットランド、アウェーでのゲームです。
日本戦で足を痛めたスナイデルも元気にスタメンに名を連ね、まずはホッとしました。
試合の方ですが、お互い決定的なチャンスをキーパーの好セーブなどで逸し、
なかなか均衡を破ることができませんでした。
しかし後半、途中出場のエリアが相手DFのクリアミスを見逃さずボールを奪い、
そのまま決勝点を叩き込みました。
既に本戦出場を決めているoranjeですが、これでめでたく全勝で予選終了となりました。

年内のoranjeの試合は残り2戦。
10月10日にオーストラリアと、11月14日にパラグアイと親善試合。
パラグアイ戦がホームとなります。ぜひ観に行きたいです!

なお、先月oranjeと対戦したイングランドも本戦出場が決まりました。
本戦でも強力なライバルとなりそうですね。

☆大逆転勝利☆

2009年09月10日 | ┗ サッカー観戦記
日本代表のオランダ遠征2試合目。
今日の相手は既にアフリカで予選を勝ち抜きW杯出場を決めているガーナです。
会場はFCユトレヒトの本拠地、ハルヘンバールト・スタディオンでした。




前半ですがオランダ戦のデジャブかと思うほどの得点力の無さ。
今日は得点の興奮を味わえるのかい?
ただ、オランダ戦と違い失点した後も崩れませんでした。
PKでの失点、まだ前半、ってこともあったとは思いますが。

後半は立ち上がり早々ロングボールを個人技でやられて失点。
中村憲がこの遠征でチーム初となるゴールを決めるも、
またもロングボールから3点目の失点。
目を覆いたくなるようなヒドイ失点が続き「ダメか…」というムードも漂い始めました。

しかしこのあたりから左サイドを起点に日本が猛攻を開始します。
後半32分、長友が相手DFから奪い返したボールを途中出場の玉田が決め再び1点差!
1分後には同じく左サイドから途中出場の稲本がきれいなクロスをゴール前に放り込み、
これを岡崎が決めてついに同点に!!
さらに37分には相手のパスをカットした長友からのパスを受けた稲本が、
エリアの外からのシュートを決めてまさか、まさかの大逆転!!!!!!
これが決勝点となり日本は4-3で勝利、オランダ遠征を1勝1敗で終えました。

この試合、個人的にMVPと感じているのは長友です。
長友の豊富な運動量が後半生きましたし、
彼と連動するように途中出場組が活躍しました。
オランダ戦は2枚しか交代カードを切らなかった岡田監督ですが、
今日は積極的な交代が功を奏しましたね。

W杯までにもう1回くらいヨーロッパ遠征をして欲しいですね。
行ける範囲内なら行っちゃいますよ!!!

Ik ben Japanse!

2009年09月06日 | ┗ サッカー観戦記
ついに来ましたよ、オランダ代表×日本代表!
日頃フレンドリーで心優しいオランダ人たちにさんざんお世話になっているわけですが、
やはり私は日本人。Ik ben Japanse!!
青き日本代表ユニフォームを身に纏い、ニッポンを応援してきました!



ちなみに会場はアムステルダムから車で2時間、
ドイツとの国境に近いエンスヘーデという街。
代表戦は初開催だそうです。

試合のハイライトはYouTubeでどうぞ!



前半は日本が押し気味でした…が、最後の決定機はなかなか作れません。
ここらへんが世界トップクラスの実力なんでしょうね。
後半、俊輔のFKは惜しくもキーパーのファインセーブに阻まれました。
その後に痛い失点…失点後はもうダメダメでした。
試合後の岡田監督の談話にもありましたが、前半のような試合を90分できない、
やはりそれが日本の足りないところなんだろうなあと思いました。
90分あれをやり通すには体力も必要だし、なによりもリードによる勇気が必要。
点が取れなきゃ奇跡なんて起こりようがありませんからね。
水曜のガーナ戦では得点を、そして勝利を見せてくれ!

試合後、どうせ渋滞するんだからと思い選手を出待ち。



今日は前半のみ出場した玉田。



出番がなかった稲本。



岡田監督。みんな足早にバスへと消えていきました。



中澤はちょっとファンサービス。いいやつだ。



俊輔もファンサービス。やっぱり人気者は違うね。

その日本代表のバスが止まってるすぐ後ろにはメインエントラスがあったのですが、
そこからはオランダ代表選手が一般のお客さんと一緒に出てきました。
最初は柵も何もなく、ファンも群がり放題。
でも、選手たちは嫌な顔ひとつせず気さくに記念撮影やサインに応じてくれます。



マルワイク監督。ダンディーです。



3点目を挙げたフンテラール。



ロッベンと並ぶエース、カイト。
先日のイングランド戦でバックパスを果敢に取りに行きゴールを奪ったシーンや
今日の最後方まで守備に参加する全力プレーが大好きです。

私が見てる限り、オランダ選手で写真撮影やサインに応じなかった選手など一人もいません。
オランダの子どもたちは目を爛々と輝かせておりましたよ。
ファンを育てることは、次代のプレーヤーを育てることと同じです。
そういうところから見習うっていうのも、大事だと思うけどな~!

ジントニックのオランダスタイル

2009年09月04日 | オランダ記事
妻が「バーテンダー」を読みたいというので
この夏ネットで注文し14巻まで全巻購入したのですが、
結果的に私の方が思い切りはまってしまっています。
非常におもしろい。酒好きならなおさら。お勧めです。

こういう漫画を読んでると自分でも作りたくなってきます。
そこで、私がバーに行くと一杯目には必ずと言っていいほど飲んでいたジントニックを作ることにしました。
オランダにいるんですからちょっとこだわります。
ベースにジンではなく、ジェネバーを使用することにしました。

ジェネバーというのはジンの原型になった酒。
オランダからイギリスに持ち込まれたジェネバーはジンとなり、
スピリッツの代名詞として世界中の人に親しまれています。
しかし原型となったジェネバーはマイナー路線まっしぐら。
かくいう私もオランダに来るまでその存在すら知りませんでした。

近所の酒屋GALL&GALLで探してみると、店頭には結構並んでいます。
いろんなメーカーで作っているようですが、メーカーは日本でもおなじみのBOLSに決定。
店員さんにも聞いて飲みやすいだろうというjongを購入しました。

帰って早速冷凍庫に入れ、1時間後にまずストレートで。
冷凍したためか、思ったよりもクセが無く、きりっと締まった味でウマイ!
さらにトニックで割るとさっぱりとした非常に爽やかな味に。
これはちょっとはまってしまいそうです。

厳密に言えばジントニックではなくジェネバートニックでしょうか。
ちょいとひねって、ダッチトニックとでも名付けましょうかね。

中学生英語でも幸せになれる

2009年09月02日 | オランダ記事
今日の夕方のこと。
仕事を終え、帰宅したワタクシ。
近所のアルバートハインAlbert Heijnというスーパーに買い物に出かけました。

店内で品物を物色していると、目の前を通った青年が買い物袋を落としました。
(オランダでは買い物袋が有料のため、ほとんどの人が何らかの袋を持ち歩くのです。)
ワタクシはその袋を拾い、青年の元へと歩み寄り、こう声をかけました。

"Excuse me. Is it your bag?"

こっぱずかしいくらいの中学生英語ですが、難しいことも言えませんので。
すると彼は、

"Oh,thanks!"

と、これまた中学生英語でニッコリとほほえんで袋を受け取ってくれました。

語学力はあればもちろんいいんですが、
無くても気持ちさえあれば仲良くもなれるし、親切にだって出来る。幸せにもなれる。

今日はいい一日でした。