eredivisie12-13シーズンは、1試合を残して我がAFCアヤックスの3連覇が決まりました。
3連覇はクラブ史上3度目。監督のフランク・デ・ブールは、ミケルス、ファン・ハールといった名だたる名将たちと肩を並べた事になります。
今日は勝手に感傷に浸る為に、久々にこのブログを開きました。
まずは7年ぶりの戴冠となった10-11シーズン。前年1pts差で惜しくも優勝を逃したアヤックスでしたが、CLプレーオフでディナモ・キエフを下し久々の本戦出場権をゲット。幸先の良い出だしでありました。ところがW杯、CL予選とほとんどオフなく戦って来たツケが出たのか、秋頃になるとチーム状態は一気に下降。とうとう12月にはマルティン・ヨル監督の辞任となってしまい、アシスタントのフランク・デ・ブールが急遽監督代行に。(後に正式に監督となる。)デ・ブール監督就任後初の試合となったCLグループラウンドACミラン戦の勝利を機に、アヤックスは上昇気流に乗っていきます。冬の移籍市場でチームの中心だったスアレスとエマヌエルソンを放出。代わりの補強ができずエビシリオやボイレセンといった若手の起用でやりくりすることとなりますが彼らが見事期待に応え、首位FC Twenteと1pts差で最終節直接対決を迎えました。この痺れる試合を観戦できたことは、一生の宝でありました。
11-12シーズンは、GKステケレンブルフとMFデ・ゼーウを放出。見切りをつけたFWエル・ハムダウイをリザーブで飼い殺してスピッツにはシグトルソン、そしてライバルFC Twenteからテオ・ヤンセンを補強。開幕から圧勝続きで、今季は独走か!?と一瞬思いましたがCLが始まると一気にトーンダウン。シグトルソンは故障で離脱、ヤンセンはフィットせずで前半は首位AZから5pts差の4位と苦しい展開となりました。しかし後半、ライバル達が勝ち星を次々と取りこぼす中、ELでマンチェスター・ユナイテッドにアウェーで勝利して勢いに乗ったアヤックスが最後まで突っ走り、大逆転で2連覇を勝ち取りました。私はこの年の3月にオランダを去りましたが、最後に観戦した試合は、エビシリオのハットトリックが出て逆転した試合でした。最後にいい試合を見せてくれて本当に嬉しかった...。
12-13は、これまでチームの中心を担って来た選手達を次々と放出。DFフェルトンヘン、DFファン・デル・ヴィール、MFエノー、MFアニタ、MFヤンセンといった面々が移籍したことで、チームは大丈夫か…と思いましたが、代わって加入したDFモイサンデル、MFシェーネ、MFポウルセンといった面々がしっかりとチームにフィット。さらに颯爽と現れた新星フィッシェルが大ブレイク、左SBのブリントも本格化しチーム力を底上げ。前半は首位から1pts差の3位でしたが、後半はトッパーをことごとく制し、ライバルを蹴落としての堂々の優勝でした。
さて、気の早いオランダマスコミは、早くも来季の陣容を予想。移籍が噂されるGKフェルメール、DFアルデルワイレルドの穴はチーム内で埋められそうですが、MFエリクセンとMFデ・ヨンの穴はファン・ヒンケル(フィテッセ)とマヘル(AZ)で埋めると予想。しかし、近年は価格競争には参加しないような傾向になってますから、果たしてどうでしょうか。国内では3連覇しましたがそろそろ欧州で結果が欲しいところ。ある程度は戦力の充実に予算を割いてほしいですね。
とにかく3連覇、おめでとう。来年も、応援します!