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Bamboo Report

bambooのつれづれ日記
小さな山荘の四季をメインに書いてみましょう

懐かしき御嶽山、霧島連山

2014年10月26日 | マイーペースの山歩き
御嶽山噴火から1か月がたちました。あの御嶽山が・・・そしていま九州の霧島連山・硫黄山も動いている。今は登れなくなった懐かしい山々のアルバムを悲しく眺めている人たちは多いことでしょう。
2011年1月、新燃岳マグマ噴火、獅子戸岳・新燃岳・中岳登山禁止。
2014年9月27日、御嶽山水蒸気噴火
2014年10月24日、硫黄山火口周辺危険警報、半径約1㌔内立ち入り禁止(韓国岳登山ルートは大浪池からのみ可)

2006年11月、硫黄山~韓国岳~獅子戸岳~新燃岳~中岳~高千穂河原まで縦走
2008年8月、黒沢口~御嶽頂上~二の池小屋泊~三の池~女人堂 ~黒沢口縦走しました。
美しく優しかった二つの山旅の記録です。

御嶽山
9合目の石室山荘への登山道  険しいけれど楽しかった登山道・・・この道を必死で駆け降りただろう人たち、何度も往復した捜査隊の皆さん、この平和な岩と花の道を・・・


御嶽山登山道のオンタデ  オンタデは御嶽山の花・・・コマクサ、チングルマ、イワギキョウetc、みんな御嶽山に咲き続け山を愛する人たちとの再会を待っていることでしょう・・・


御嶽頂上小屋から御嶽頂上への最後の階段・・・皆さんの笑顔を思います・・・


賽の河原から三の池への縦走路より見る御嶽山頂(右奥)と二の池小屋・・・あの美しい二の池、管理人の小寺君、いつかきっと御嶽山は復活する・・・


霧島連山
硫黄山と韓国岳  今年5月にもミヤマキリシマツツジ満開の硫黄山に行きました。あのときも山が動いていたのですね。画面中央が韓国岳。新燃岳の噴煙も見えました。


新燃岳火口湖  美しい青色の火口湖、湖畔に僅かに噴煙、ススキの穂が平和に揺れていました・・・二度と戻らない景色


新燃岳より中岳と高千穂の峰を見る  この稜線を歩きました、なんと穏やかな景色でしょう。




太閤岩(加古川市志方町)に登る

2014年02月02日 | マイーペースの山歩き
2月1日(土)

太閤岩、標高150m位、加古川市西神吉町辻の北側の岩山にある岩。登山口から往復1時間ほど。これって登山? 散歩の延長、せいぜい山歩きでしょうね。でも2012年7月蔵王・安達太良山・草津白根山以来の山歩きで、少しワクワクしながらストックを使いながら登りました。
NHKの大河ドラマ・軍師官兵衛の放映で今姫路・播磨地方は湧いています。我が加古川市もブームに乗り遅れまいと黒田官兵衛や豊臣秀吉にちなんだ関連ある名所史跡を掘り起し市のPRに奮闘しています。太閤岩もその一つ、秀吉が志方城(黒田官兵衛の妻・光の生家、現在の観音寺)を攻めた時、ここに本陣を置き、この岩に腰を下ろして軍平の采配をとったと伝えられています。(実は秀吉は志方城の戦いには参戦していない)

登山口前の地蔵堂

地蔵堂が高御位山への登山口の目印です。地蔵堂の後ろには桜が植えられ御堂ともども綺麗に整備されています。このマイナーな登山口が太閤岩の知名度アップで利用者が増えているようです。太閤岩を経て小高御位山、さらに高御位に登ると約1時間半のコースになります。

登山道

入口は藪漕ぎみ道みたいだけれど、太閤岩までよく整備された歩き易い道です。でも急坂、岩尾根もあり侮ってはなりません。

鉄塔の向うに高御位山(標高304m、播磨富士)

急なジグザグ道を標高差70mほど登ると高圧鉄塔下に着く。鉄塔の間から播磨アルプスの縦走路である尾根,高御位山、志方の町が見える。ここからしばらくは展望を楽しみながら穏やかな尾根道歩き、次いで二つの小さなピークを越えて登ったら太閤岩です。

冬のツツジ

沢山ある高御位山への登山コースの中でもここは春のツツジの綺麗なことで知られています。小高御位山~高御位山はいつも登っているのに太閤岩を経るコースは登ったことがない。ツツジの頃に高御位まで登ろうかな。

太閤岩

岩に座って眺望を楽しみます。瀬戸内海、加古川高砂市街、志方町方面、我が家、いつもの散歩道が見える。お日様ポカポカ、お茶とお菓子持ってきたらよかったのにね。
太閤岩の看板(志方町誌)


太閤岩全景

太閤岩の後ろに登山道(ピークは160m)が続いています。太閤岩ってポコッと突き出た岩ですね。なんと自宅マンションからいつも見ている景色の中にある岩でした!

蔵王山、安達太良山、草津白根山に登る

2012年08月02日 | マイーペースの山歩き
7月23日(月) 蔵王登山(標高1841m)曇り時々晴れ

蔵王・お釜
 
お釜の直径360m、深さ40mの火口湖。息を呑むような美しさ! エメラルドグリーンの湖面は日の当たり方によって色が変化する。お釜を取り囲む荒涼とした火山壁群。蔵王のお釜に完璧に魅せられた! 実物のお釜の色はもっとグリーン、それはそれは綺麗だった!

蔵王・熊野岳まで馬の背を歩く

曇り時々青空がのぞくお天気。ときおり登山道・馬の背には濃いガスが流れ強風が吹き荒れる。頂上への道はノッポの木の杭が立っているので迷うことはない。馬の背と避難小屋と頂上の熊野神社を三角に結ぶ道を歩く。面白いのは高山植物コマクサは避難小屋と熊野神社の間に、ハクサンチドリは熊野神社から馬の背下り道までの間にと、はっきり棲み分けされていたこと。頂上までの登り下りを同じルートを歩いた場合はどちらかの群生を見落とすことになる。

蔵王のコマクサは優しいピンク色 


ハクサンチドリ白花  白と赤紫が混じって咲いていた。


シロバナニガナ


シロバナトウウチソウ(白花唐打草…東北特産種)


イワオトギリソウ 


おまけ:刈田岳登山道斜面を疾走するカモシカ  カモシカ見た!



7月25日(水) 安達太良山登山(標高1700m) 曇り時々晴れ 

岳温泉・ホテル空の庭リゾートの内湯と露天風呂 登山の前に朝風呂なんていいの?仲間が2人いた。


安達太良山登山道 
 
ハクサンシャクナゲの登山道。イソツツジ、山アジサイ、ノリウツギなども綺麗に咲いていた。

安達太良山登山道 
 
登るにつれてガスがどんどん濃くなってくる。山頂は見えない。風が強い、飛ばされそうで怖い。ガスの中で標識を見失ったらどうしよう、ロープを超えて登山道を踏み越えたらどうしよう。『死体一だよ』と主人が悪い冗談。お天気持ってくれますように。

安達太良山頂上 
 
お天気が良ければ安達太良山頂上より立ち入り禁止の沼ノ平まで歩くつもりだったが、頂上を目の前にして強風とガスのため登頂を諦めざるをえなくなった。なんとこの山はこんな悪天候の場合を想定して、頂上直下のこの場所にも安達太良山山頂の木碑が立っている。もちろん私たちもガスの中で登頂記念証拠写真を。

ウラジオヨウラク  ガスの水滴に濡れてピンクの花が綺麗。


登山道入り口(あだたらエクスプレス頂上駅裏)のルピナス 

余りにも綺麗な色に惹かれてルピナスをカメラに収めたが、気持ちは複雑。ルピナスなんか咲かせていいの?すぐ駆除しないと安達太良の埴生に害を及ぼす。


7月27日(金) 本白根山(標高2150)登山 曇り時々晴れ

登山前の朝風呂  草津温泉・ホテル一井の露天風呂


弓池と湿原
 
白根レストハウスの駐車場から登山スタート。右に弓池。弓池とそのほとりの湿原をめぐる一周20分ほどの遊歩道に入ってワタスゲなどの湿原の花を見て登山口までの一般道に戻る。

草津本白根山登山リフト 
 
一般道を歩いて白根火山ロープウェイ頂上駅西の登山道入り口に着く。なんとここからリフトが動いていた。杖を突いたお年寄りが係員の手を借りながらリフトを下りている。本白根のコマクサ鑑賞はそんなに簡単コースなの? いずれにせよリフトを使わぬ手はない。このリフトの登り辺りが白根登山の標高を稼ぐ場所。(この地点の標高は2020m、探勝歩道最高点の標高が2150m)でこれで楽チン登山がさらに楽チンになった。

中央火口・から釜から左へ本白根展望台、右上丘のようなところが探勝歩道最高地点

リフトを下りてオオシラビソやコメツガなどの針葉樹の樹林帯を少し歩く。樹林が途切れると爆裂火口の一つ、すり鉢状のから釜の北縁に出る。パッと目の前にコマクサ群が現れる。すべての人が歓声を上げ笑顔になる(そんな人たちのリアクションを眺め幸せ感を増す私)。ここからがコマクサ花園のスタート。

本白根のコマクサ 
 
本白根のコマクサはピンクというよりうんと赤く鮮やか。まさに見頃で想像以上、圧巻のコマクサ群生でした。

ヒメジャシン 
 
なんと優しい青色だろう。夏から秋にかけて亜高山帯以上の岩礫地に咲くキキョウ科の花。本白根ではこの花が咲くと秋が始まるといわれている。

コマクサ、コマクサ、コマクサ 
 
濃いピンクのコマクサに紫のヒメジャシンと黄色のハクサンオミナエシが色を添える。もう嬉しくって幸せいっぱいで・・・

コマクサの遊歩道と探勝歩道最高地点(2150m)
 
コマクサ保護区域の中の遊歩道を歩いて、尾根を緩やかに登りつめれば最高地点着。三角点はこの奥にあるらしいが、毒ガスが噴出して危険なため三角点のある頂上(標高2,164m)は立ち入り禁止で、手前の探勝歩道最高地点(2,150m)が頂上とされている。

ゴゼンタチバナ  下りはもちろんリフトは使わず足で。ゴゼンタチバナが微笑んでくれた。


湯釜 
 
湯釜は長径300m、短径200m、深さ30m。ミルキーブルーの火口湖
本白根の登山を終えて白根レストハウスより湯釜へ登り返す。舗装道路をストックを杖代わりにして喘ぎ喘ぎ登る。登り20分とあったがとても、登山後の足には超シンドイ道だ。観光客で賑わう湯釜見学。ちょっと一登り(一歩き)感覚でおぼつかない足元で登ってのいる人も多い。お年寄り、ツアーの足の弱い人など本当に辛そうでお気の毒。

昔の湯釜展望台 
 
何年か前、万座温泉の途中に湯釜に寄ったことがある。展望台は凄いガスと強風で何にも見えなかったが、湯釜の縁に沿って少し歩いた。ガスの中にぼんやり見える周囲の荒々しい地獄の淵のような景色はとても印象に残っている。昔の展望台までの舗道は今のと場所が違っていて、距離はウンと短かったし、何より湯釜が目の前にドンとあった。せっかく二度目の湯釜でリベンジを果たしたというのに、シンドイ登りと遠い湯釜の展望に文句たらたら。

黒岩山(132.5m)と行者山(98m)に登る

2012年02月09日 | マイーペースの山歩き
2月8日(水)

風が強く寒い、でもお日さまは暖かそう。加古川市立ウェルネス図書館に行きましょう。図書館へ行く途中の上り車道からウェルネスパーク裏山・黒岩山の登り口辺りに白く細長い人工物が見える。何だろう?最近出来たもの?と気になっていた。今日はその人工物が何かを確めに行きましょう。黒岩山と行者山にも登りましょう。(昨年12月13日ブログ〈神吉山に登る〉の神吉山から東に連なる山が行者山と黒岩山です)

ウェルネスパークの駐車場に車を止めて、登山靴に履き替えストックを持って山歩き開始。地元では「天が原の毘沙門さん」と親しまれている大歳神社の石段参道前に〈神吉山・黒岩山登山口〉の標識があり直ぐにコンクリート杭で整備された石段道が現れる。更にその上にコンクリートで完全に舗装された白い階段道が続く。出来たてホヤホヤみたいな2本の立派な階段登山道です。これが車道から眺めた白く細長い人工物の正体でした。駐車場から階段登山道を登り詰めた地点で既に標高50mを稼いだようです。黒岩山は標高132.5mの山、あと僅か標高差70~80mばかりを登れば頂上という超ミニ登山ということで、急な岩尾根登りですが張り切って歩くことにします。

展望を楽しみながら、バランス感覚の衰えをかみ締めながら登ること20分でほどで頂上。汗ばんだ身体に寒風が心地よい。頂上からの急な露岩尾根の下りは怖い。慎重に慎重にステップを確保して、お尻を活用して下る。黒岩山と神吉山の分岐に戻り、次は西の行者山に向かう。途中の神吉山五号古墳あたりで『アラッ、ジャケットが無い!』と気付く。黒岩山の下りで着膨れていたダウンのジャケットを脱いで腰に巻いていたのです。それが無い、又落とした! やれやれ、私って何枚登山服を山に置いてきたことやら。いつも下山の折に脱いで腰に巻いたリックサックに括り付けて歩き落とす・・・ 急いで一人黒岩山登山を再開。鎖場のブッシュの枝に引っかかっていたジャケットを回収。この間、主人は行者山まで歩きました。黒岩山と神吉山分岐地点で合流、もと来た道を戻り、毘沙門さんで楽しかった山歩きと落し物の無事回収を感謝しお祈りしました。

急な階段登山道 更に白い舗装階段登山道が続きます


ウェルネスパーク全景 階段道を登りつめると眺望が開けます 加古川市街と淡路島も 


黒岩山と神吉山分岐 山の鞍部になる稜線上の分岐点で行者山は神吉山への尾根歩きの途中にあります


黒岩山 分岐からは僅か標高差70~80m、でも急な岩の登りです 鉄塔のすぐ上が頂上


鎖場だよ 急な岩場の斜面だよ


黒岩山頂上 4等三角点もあります 低山ながら眺望抜群 平荘湖の裏山群で一番高い飯盛山(216m)が又おいでと招いています


頂上より高御位山(304m) いつ眺めても素敵な私の山です


行者山山頂の役行者像  三体の石仏群で中央は役行者像です


回収したジャケットを着て颯爽と?岩道を下るbamboo

神吉山(標高58m)に登る

2011年12月13日 | マイーペースの山歩き
2011年12月13日(火)

神吉山(標高58m 加古川市東神吉町)
いいお天気、久しぶりに高御位山(標高304m)に登ろうかな。それより図書館に行かなきゃ。ということで徒歩50分の加古川市立ウェルネスパーク図書館に向かいます。いつもこの道で気になりながら見あげているのがウェルネスパーク裏山・神吉山の尾根道と史跡を示す(らしい)2つの石碑。今日は図書館の帰りに2つの石碑が何かを確めにいきます。登り口は県立東播工業高校の裏の横道から。歩きやすい幅広・緩い傾斜の山道をチョッと登れば神吉山頂上。頂上は芝の広場になっていて、まず1つ目の石碑、日露戦争の記念碑が建っていました。ここを基点に東向きに尾根道が行者山~黒岩山~相の山~飯盛山と続いています。神吉山頂上付近は西国三十三札所を模したミニ周回路になっていて、くっきりした彫りのお顔の石仏がお堂の中に鎮座しています。供えられた季節の花々がどれも新しくお参りの方々の清々しい気持ちがこちらにも伝わってくるようです。2つ目の石碑は神吉誰かさんの記念碑(お墓?)みたいでした(漢字が読めない二人です)。石碑の先には木造の観音堂があり霊場めぐりの終点になります。ここで今日のミニ登山は終わり、木々の間から眺望を楽しんだあと来た道を帰りました。

1つ目の石碑から東の二つ目の石碑と観音堂を見る

観音さま

木造の観音堂から西の方向、2つの石碑を振り返る




上高地を歩く

2011年07月20日 | マイーペースの山歩き
7月15日(金)

上高地を歩く

上高地はつい先日、大雨による土砂崩れで通行止めになりました。突貫工事のお陰でシーズンに間に合い多くの人たちで賑わっていました。
上高地バスターミナル~河童橋~(梓川左岸)明神~徳沢~明神~(梓川右岸)河童橋~バスターミナルのコースで歩きます。

あかんだな駐車場

またまたやってきました、あかんだな駐車場。ここが始発バスで上高地に向かいます。
昨日の乗鞍畳平行きは1時間に1本、上高地は1時間に2本のバス運行です。

河童橋横より穂高連峰

文句のつけようのないほど完璧に美しい穂高連峰と梓川。この画像は外せません。

コマドリ
コマドリ見つけた! 上高地のコマドリ、やっと会えた!
オオルリとウグイスに混じって素晴らしいさえずりが聞こえてくる。これってコマドリ?
三脚に望遠付一眼レフをセットして美声の主を探しているご夫婦がいる。しゃしゃり出て『小鳥見つけるの得意です、探しましょう』と私。声の方向を探る。いた!チョッと遠いが目の高さ奥の枝に止まっている。さえずりに合わせてくちばしと尻尾がピンピン動くからすぐ分かる。カメラの焦点を小鳥に固定して喜ぶご夫婦。登山者も足を止めてカメラを覗き込む。
小鳥さん、あの枝でしばし美声で歌ったのち飛んでいってしまいました。
帰宅後は大変でした。ネットで必死に小鳥さんの名前探し。ビデオカメラで小鳥さんのさえずりはバッチリと録音しているのだが、画像はなんともピンボケで、尻尾あたりが白く見えるのにも悩まされた。1時間以上かかってコマドリと確定。ピンボケビデオをテレビの大きな画面に繋ぐとホンの少しコマドリ色が見えます。なによりこの美声が同じ。

明神岳

目の前にそびえる明神岳。素晴らしい山容。穂高もこんなに間近で見たいなあ。夢だね。

明神から徳沢までも左岸の花たち

清楚な白い花・センジュガンビ  ここだけに咲いていました。初めて見ました。
深山の林下に生える多年草。ナデシコ科。


ユニークな花・クルマバツクバネソウ これもここだけに。初めて見ました。
ユリ科、ツクバネソウ属。堂々たる8枚の放射状の葉の中心から花茎が立ち上り、中心を覆っている糸のようなのが四方に開きます


可憐な黄色花・サワギク  湿り気のある林の縁などに生える多年草


雪のように白いカラマツソウ 花の形が唐松の葉を連想させることからカラマツソウ


古池の湧き水

明神と徳沢のほぼ中間地点にある小さな池が古池です。湧き水が出ては消えて、それは清らかで華麗な水の上の花火。小さな円が現れて同心円で幾重にも広がり、静かな水面に大きな水の花火を上げて静かに終わる。あちこちで水の花火の出現と消滅。しばし見入っていました。

徳沢手前から梓川と北アルプスの山並を

徳沢まで歩いた甲斐がありました。この美しい景色は徳沢まで歩いてこそ。
ニリンソウの咲く頃に又徳沢まで歩きましょう。上高地の一番輝く季節はゼッタイに5月下旬から6月上旬のニリンソウの咲く頃。あの綺麗な新緑の上高地を次回は徳本峠辺りまでと徳沢まで歩けるといいな。

静かな湿原と池と清流

明神から橋を渡って梓川右岸にコースを取ります。散策路を外れてしばらく治山運搬路と呼ばれる林道(登山者は通行禁止)を行くと左右に明神池からの流れが池と湿原になっている絶景ポイントが現れる。マガモがゆったりと泳いで、清流にはバイカモが揺れて・・・

轟音をあげて流れる森の渓流

河童橋・明神池自然探勝路に戻ります。緩やかなアップダウンの道、木道などを行くと前方より物凄い水音が。右岸で大好きな「苔むす清流」です。今日は怖いぐらいの水量。
穂高の岳沢からの流れです。緑鮮やかな苔に覆われ、その間を清冽な渓流が流れる。まさに清らかで神々しい上高地です。

岳沢口湿原より六百山を見る

岳沢口湿原木道を左に折れ水辺へ。透き通った水、林立する木々、そして背後から見守るように六百山。

右岸散策路・最後の木道

緑の中へ白い木道が延びています。木道はチョと歩きづらいので最後の集中です。

右岸散策路・最後の巨木と笹原の道

バスターミナルから梓川左岸を徳沢まで、帰りは明神から右岸をバスターミナルまで、上高地の長いコースを歩き通した達成感と喜びをかみしめながら最後の笹道を歩きました。

マイカー避暑旅行・飛騨古川散策と乗鞍登山と上高地・徳沢までの山歩きは無事終了。
夜間の車走行はしないと決めているので、今日の泊まりはひるがの高原SAで車中泊。
翌日は3連休の初日(土)。チョコチョコ渋滞があり、京都南あたりから止まりだした。
中国道・宝塚まではなんと30キロの渋滞。そこで阪神高速に道を変えたまでは正解。
が、なんとなんと、事故車が出て、追い越し車線ど真ん中に故障車が居座りだして阪神高速全線で大渋滞。2時間弱遅れて自宅着。
『運転手さん、お疲れ様でした』『シニアの旅は平日に』『でも良い旅でした』

乗鞍岳登山

2011年07月20日 | マイーペースの山歩き
7月14日(木)

乗鞍岳登山

3,000m級の夏山登山はもう体力的にキツクなりました。30年前、家族4人で登った乗鞍岳を最後の高い夏山として親二人で登ることにしました。昔の登山では私一人置いてきぼりで、もう死にそうだったなあ。
乗鞍岳登山スタート・畳平は標高2,702m、最高峰・剣が峰は3026mです。標高差324m。
登り1時間半で登れるとはいえ、空気は薄く、太陽は照りつけ、足場の悪いザレ道、浮石、岩場と決して容易な登山ではない。そこを2時間以内で登ったのですからエライ。(正直に言えば、私、肩の小屋辺りですでにリタイアしたかった)登頂は山の精気が後押しをしてくれたから。乗鞍は決して楽な山ではありません。

あかんだな駐車場

乗鞍岳登山口・畳平への道・乗鞍スカイラインへのバス始発あかんだな駐車場に近いということで前泊を平湯温泉にしたのに、なんとバスは平湯トンネルを抜けて延々片道25分かけて高山側・ほうのき平駐車場に行き、西からの乗客を乗せて同じ道を引き返し乗鞍スカイラインに入る。時間のロス。お金もロス(あかんだな500円、ほうのき平無料) 『もっとちゃんと調べとき!』

畳平・乗鞍バスターミナル

畳平は家族登山小屋泊まりと紅葉観光とで4度目になるのだが、立派な赤いターミナルの建物群に驚く。100円有料トイレ、無料の大休憩場などが大勢の人たちの利用を待っている。

登山道 バスターミナル~お花畑~肩の小屋~朝日岳(2,975m)~蚕玉岳(2979m)

肩の小屋先からいよいよ本格的な登山が始まります。左の白いトップ蚕玉岳(こだまだけ)までの道が大変です。ザレと浮石、慎重に慎重に一歩一歩トボトボと。

登山道 蚕玉岳~剣が峰(3,026m)

やっと来ました蚕玉岳。乗鞍の最高峰・剣が峰はすぐそこです。せっかく登ったのに少し下って、最後の急登に挑みます。昔のあの苦しかった最後の登りです。ゆっくり更にゆっくり息を整えながら。殆んど足元ばかり見ながら足を前に運んでいたらあっさり頂上着。

剣が峰

ここでお昼。3,026mの山頂は笑顔であふれています。眼下に広がる大展望、乗鞍に続く山々の稜線、青い空と流れる雲、風と空気、素晴らしい時間です。ありがとう!
今日は次女の誕生日。頂上より愛を込めておめでとうメールを送りました。

頂上より権現池

とても綺麗な池、日本最高地の池です。この池をもう一度見たくって乗鞍に登ったのです。

頂上より大日岳(3014m)と屏風岳(2968m)

岳人たちは乗鞍から続く山々を縦走します。又違った素晴らしい景色と感動が待っているのでしょうね。

乗鞍高原方面をみる

3回は乗鞍スカイラインで、1回は乗鞍高原側からマイカーで畳平まで登ってきました。
乗鞍高原も素敵なところでした。剣が峰登山はもう無理としても乗鞍高原ウォーキングなら大丈夫。キットいつか又。

畳平のお花畑散策

木道を一回り、お花畑で遊びます。霧が出てきました。いつ来ても雲上のお花畑は霧で幻想的です。高山のお花たちは更に鮮やかさを増しています。

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ 白いハクサンイチゲと黄のミヤマキンバイが最盛期


ショウジョウバカマ  高山のショウジョウバカマは最高!


チングルマ 何たって一番大好きなチングルマ。この花を見るために乗鞍に来たのです


コイワカガミ ピンクのコイワカガミを見つけると、ああ高い山に来たと実感します


クロユリ  たくさん咲いていた、嬉しい驚き

なかなかの美人なのに、傍で『ゴキブリみたい』の声。可哀相なコメント、でもチョッとそういえばそうかも?

ヨツバシオガマ  広いお花畑でやっと見つけたヨツバシオガマ、綺麗な色でした


お宿は新平湯温泉。全て大満足の温泉旅館です。又来ましょう。

凄い!綺麗! クリンソウの大群落を歩く

2011年05月20日 | マイーペースの山歩き
5月19日(木)

凄い!綺麗! クリンソウの大群落を歩く

兵庫県篠山・多紀連山:御嶽の中腹に広がるクリンソウの大自生地に行ってきました。
自然が創ったお花畑登山を3.5時間、そのあとは「篠山城址」散策、締めはいつものように源泉かけ流し「こんだ薬師温泉」入浴です。

・クリンソウは日本固有種とされ、比較的冷涼な湿地に自生するサクラソウの一種。一本の花軸に数段輪生して花をつける様子を仏塔の先端にある九輪に見立てて「九輪草」と名付けられた。
・兵庫県はこの多紀連山のクリンソウ自生地を規模、質的にも全国的価値に優れた植物群落として「湿地埴生Aランク」指定している。約4haの場所に17万株が自生している。
・最近は各地でクリンソウが増える傾向が見られるが、クリンソウはシカ等の野生動物が食べない忌避植物であるため、近年シカが増加したことで他の植物が減りクリンソウが増えたと推定される。-多紀連山のクリンソウを守る会パンフレットより-

せせらぎの脇で  木陰のクリンソウは凛として


緑の木立の隙間から 見えた見えた、次々と群落が 


わあ、いっぱいだ! 大きな群生を見ながらお昼


みんな揃って綺麗でしょ  でも今年は花も葉も小ぶりなんです


火打岩登山道入り口 オートロックされたドアと登山道

暗い杉木立の急な階段道と、落ち葉が積もり歩くと心地よい感触の急勾配の登山道500mはヘロヘロ歩きで頑張る。後は歩きやすい道が続き、1時間20分ほどで自生地へ着きます。
旅の疲れもあり今回は御嶽山頂(標高793m)までは行かず、クリンソウ鑑賞の山歩きです。

多紀連山のクリンソウを守る会の方と話しました:
登山道のすぐ傍にあるクリンソウの存在は前々から知られていたが、60年ぶりに笹の花が咲き全て枯れた笹の下からクリンソウの大群落が発見された。「これだけ大きな群生地を人に知られないようにしておくのは不可能。 群生を守りながら、 多くの人に鑑賞してもらいたい」と守る会を立ち上げ広く公開した。
この辺りは、鎌倉時代から室町時代の丹波修験道場が多くあり、宿坊、庵跡、お寺などもあった。そこで薬草として栽培されていたクリンソウの種が広がったのではないか。
シカが食べないとされるクリンソウだが今年も葉などが齧られる被害がみられる。篠山です、イノシシが多くハンターも多数いる。それでシカの数は抑えられている? うちの山荘では3回植えたが全滅。

今日の播磨アルプス

2011年02月22日 | マイーペースの山歩き
2月22日(火)

今日の播磨アルプス
1月24日から1月29日まで続いた山林火災で無残な焼け跡を見せている播磨アルプス。今日はいつもの加古川市志方町成井駐車場から小高御位山~高御位山~播磨アルプス縦走路・馬の背分岐まで歩いた。3月下旬頃の陽気ということで、平日なのに成井の駐車場は満杯、登山道下の車道はずらりと片側駐車が続き、駐車待ちの車が道を譲れ譲らないでチョッと口論する人もいたり。高御位登山は無傷の成井ルートを選んだ人が多かったからかな。
高御位山頂上より馬の瀬分岐への道で、播磨アルプス西側起点の鹿嶋神社登山口まで縦走する人たちがへっぴり腰で下る私たちを颯爽と追い越していく。縦走路を反対側から歩いてきた人が『火事の跡は痛々しいが縦走路は何の支障もなく歩けますよ』と話してくれた。私たちも次回は長尾登山口から播磨アルプス縦走だ。
画像は火災発生場所の鷹巣山方面

相の山(174m)登山 

2011年02月06日 | マイーペースの山歩き
2月3日(木)

相の山(179m)登山 (2010年2月4日のブログも見てね)

春の陽気に誘われて1時間ばかりのミニ山歩き。今年2回目の相の山です。相の山頂上すぐ東下に延びる岩の稜線を下る。岩尾根のあちこちに黒く焦げた山火事の跡に驚く。
今年の?去年の?もっと前の?私の近隣の山系ではこんなに山林火災が頻発しているんだ。

相の山から高御位山方面を

たくさんの溜め池が見える。
1月24日早朝の出火から火勢鎮圧までに34時間、鎮火に122時間を要した〔高砂市など三市大規模山林火災〕の対応の検証を専門家が判断評価しています。
『一帯には溜め池が多く、高砂の竿池や加古川市の志方町の大池からの“ピストン散水” (県の防災ヘリコプタ-で汲み上げる水は一機で約600リットル、陸上自衛隊の大型ヘリは一度に5000リットルの水を運ぶ)が効果を発揮した。この規模の山火事の鎮圧には3日程度はかかるのだが、2日間で鎮圧できたのは、近くに溜め池があったことが役立った。水が乏しい地域で、先人が築いてきた“遺産”が功を奏した』-神戸新聞2月5日朝刊より-

高御位山・山火事あと登山

2011年02月01日 | マイーペースの山歩き
1月31日(月)

高御位山・山火事あと登山

高砂市北部の山中から燃え広がった山林火災が29日午前8時、鎮火した。発生から実に122時間。鎮圧後も再び煙が上がるなどし、残火処理に時間を要したが、人家への被害なく収束を迎え、市民にもようやく安堵が広がった。消失は高砂、加古川、姫路市で計119ha。                  -神戸新聞1月30日朝刊-

山火事跡の状況を確めるべく高御位山(304m)に登る。いつものとおり成井駐車場~小高御位山~高御位山~成井駐車場のコース。
メインの階段表参道コースはまったく無傷。人々がたくさん登っていく。
獣コースも下りてくる人がいる。
私たちのいく小高御位コースでは『こんにちは』の挨拶がいつもどおりに交わされるが,その後に『ヒドい燃えかたですね。よく鎮火出来ましたね。怖かったでしょうね』と実際に見る山林火事跡の大きさに驚きの言葉が続く。
小高御位頂上までは小火跡が一箇所だけ。が、小高御位から西側山域を見て驚愕する。
断食道場や長尾地区の至近距離まで、馬の瀬、鷹巣山へと黒い墨色斜面が大きく広がる。高御位山頂上まで20,30mにまで火が迫ったということだが、広い岩道が火の延焼を遮断しているものの、その岩道の両側では下草が燃え尽きている。山上の高御位神社は岩の山頂の北陰に在るためまったく火の跡は無かったが、頂上の西側、播磨アルプス縦走路・長尾登山口合流点辺りまでも燃え跡があちこちにあり、まさに頂上直下まで火がきていたことを示していた。水の無い山頂での消火活動では、皆さん人力で山麓より水を運び体を張って頑張ってくださったことでしょう。高御位神社や山上トイレの前には地元成井の人たちや山岳会の人たちが担ぎ上げた2リットルの水のペットボトルがたくさん常備されているのだが、その水は消火活動に使われたのかしら? 寒いトイレの前に置かれた金属の桶に張られた水は厚い氷になっていていた。[氷は消火にはまったく役に立たない]ことに気づく。
無残な姿になった高御位山、でも春には焼け跡からも草木は芽吹き、山頂ではみんなの笑顔がこぼれていることでしょう。火を消してくださった方々に感謝しながら無傷の階段表参道を下山。

高御位山  
小高御位山から見た高御位山。黒くなっているところが焼け跡。右の白い稜線は小高御位山から高御位山への岩の登山道。真中は岩の頂上。頂上左の稜線上にも焼け跡。


高御位山から見た長尾から鹿嶋神社方
住宅真近まで火が迫っていたことがわかる。

元旦に家族揃って、この山麓の里道を歩いて鹿嶋神社へ初詣をした。

小高御位山から高御位山への登山路両側が広範囲に燃えていた


山頂近くの岩道から長尾登山道方面の焼け跡


高御位神社西側、播磨アルプス縦走路あちこちに焼け跡

阿瀬渓谷四十八滝&コウノトリの郷公園

2010年10月06日 | マイーペースの山歩き
10月5日(火)

阿瀬渓谷(阿瀬四十八滝)ハイキング

阿瀬渓谷(あせけいこく)は兵庫県豊岡市日高町の金山峠(標高760m)を源とする阿瀬川の最上流部一帯の渓谷の名称。阿瀬四十八滝ともいわれる数多くの滝と広葉樹の森林が3kmにわたる景勝渓谷を演出する。氷ノ山後山那岐山国定公園の区域に指定され、また「ひょうご森林浴場50選」、「ひょうご風景100選」にも選ばれている。

久しぶりの山歩き、チョッと張り切って出かけました。
紅葉の頃には人出も多いのだろうが、今日は駐車場には先着の車が一台だけ。単独登山のこの車の持ち主と私たち夫婦二人、合計3名だけの阿瀬渓谷でした。渓谷や滝の景観より秋の山野草の美しさに感じ入った山歩きでした。ツリフネソウ、ミゾソバ、ミズヒキ、タデ、ヨメナ、ゲンノショウコetc。

源太夫の滝とミズヒキとミゾソバ

小さな滝が3つ映ってるでしょ、静かな小さな渓谷です



兵庫県立コウノトリの郷公園

山歩きのあと、特別天然記念物コウノトリの野生復帰の拠点施設である県立コウノトリの郷公園を訪ねました。大空を飛翔するコウノトリを見て感動しました。想像してたよりうんと狭い範囲の水田地帯、地元の人々や施設の方たちのコウノトリ保護・繁殖と野性復帰への熱い思い、大いに感じました。

たくさんのコウノトリにびっくり
 
食事の時間です。餌を持つ係員をお迎えに来て、先導しながら歩くコウノトリたち


『熊出没注意』・・・阿瀬渓谷  
『園内にクマが出没しました!ご注意ください。自然観察路に入られるときには大きな音(鈴やラジオ等)を鳴らして人間の存在を知らせましょう』・・・コウノトリの郷公園
今日は行くところ所で上記の表示を見ました。異常気象で餌が無いのですね。

大雪・裾合平登山 姿見の池散策

2010年08月02日 | マイーペースの山歩き
7月17日(土) 雨、霧、晴れ

大雪・裾合平登山・姿見の池散策   
“完璧にお花モード山歩きでした”

7:10旭岳ロープウェイ姿見駅~裾合平~姿見の池散策~13:30ロープウェイ姿見駅

旭岳ロープウェイ山麓駅から山上姿見駅までは約10分。その間、ロープウェイ窓から見える景色は、大雪の主峰旭岳(標高2,291m)はもちろん、右手側には、忠別岳・化雲岳・十勝岳連峰が、左には、当麻岳から安足間岳の稜線を眺めることができるはずだが、今朝はガスの中。

裾合平へ 
旭岳ロープウェイ姿見駅の標高が1595m。駅から第三展望台を経て第四展望台に向かう途中にある裾合平分岐点から裾合平まで2.8キロ。約200mの登りというが、結構アップダウンあり、雪渓渡りが幾つもあり、木道歩きも要注意で、『この先は本格的な登山装備で』と書かれた看板が安易な山歩きを戒めている。

雨はあがり時折ガスが消えてぼんやりした太陽が顔を出す。晴れるといいな。
ガスの中で素敵なさえずりが。いい声、いたいた、岩の上でずっと鳴いている。こんな時はビデオカメラの出番です。バッチリ録音、ぼんやりながら姿も捉えたよ。希望を込めて〈ギンザンマシコ:♀〉とする。オスはとても綺麗な赤い鳥です。

ギンザンマシコ♀

氷河期の証人とも呼ばれるギンザンマシコは、 北海道の高山帯でのみ繁殖が確認されており、もともとユーラシア~北米大陸など高緯度の地域に生息していて、数万年前の氷河期に北海道へ渡ってきたと考えられています。その後、氷河期が終わり、徐々に低地が暖かくなり始めると、寒い環境を好むギンザンマシコは行き場を無くし、高山帯へ取り残されることになりました。このことから、過去に氷河期があったことを示す証人とも呼ばれています。-旭岳ロープウェイHPより

薄いガスの中にキバナシャクナゲが、エゾノツガザクラが、そして白いチングルマの大群落が夢のように現れる。ミツバオウレン、エゾオヤマノリンドウ、コケモモ、イワヒゲ、エゾノマルバシモツケ、エゾイソツツジ、イワウメ、イワツメグサ、メアカンフスマ、ゴゼンタチバナ、メアカンキンバイなどなど、いっぱいいっぱい。雪渓を10も渡る。木道を行く。そのつど後ろの旭岳の表情が変わる。お天気がどんどん良くなる。お日さまがあるうちに花や旭岳や大雪の山並みの写真撮影で大忙し。

雪渓と旭岳

木道


裾合平のチングルマは緑の絨毯だった。花の咲くのはまだ少し先のよう。少し残念だが満開のチングルマの大群落を想像するだけで満足。そんな裾合平を後にしてお日様いっぱいの帰路を歩く。往路、ガスと薄日の中で眺めた花たちはお日さまの下でまた違った表情を見せていた。鮮やかな色、パッチリ開いた素敵な顔、風に揺れて楽しそうに。見落としたミヤマリンドウがあちこちに散らばっていたね。

雪渓とキバナシャクナゲ

エゾノツガザクラ大群落

チングルマの大群落

エゾオヤマリンドウ

ミヤマリンドウ


姿見の池周遊コースへ

朝にはガスの中でぼんやり見下ろした雪の残った二つの池、鏡池と擂鉢池、二つ合わせて夫婦池の間を通って第四展望台~噴気口~姿見の池~第五展望台から姿見の駅まで、お花モード全開で歩く。立ち止まってばかりでとても時間がかかる。キバナシャクナゲ、エゾノツガザクラ、チングルマ、エゾコザクラ、ミヤマリンドウ、イワブクロなどの高山植物が咲き乱れていた。このコースを夏に歩くのは初めて。素晴らしい天空の花園。もっともっと年をとって山に登る力がなくなっても、この姿見の池までは登ってこれる。花々に、エゾシマリスにギンザンマシコにも会える。また来るね。

旭岳

湖畔のイワブクロ

エゾコザクラのコーラス

第五展望台のエゾシマリス ずっとずっとチョロチョロして、可愛い!


下山後は旭岳温泉・湧駒荘(ゆこまんそう)へ直行。湧駒荘は湯治場のような雰囲気だった昔からのお泊まり宿。今日は立ち寄り湯で。登山のあとの独り占めの露天風呂、なんて幸せ!

大雪・赤岳(標高2078m)登山

2010年08月02日 | マイーペースの山歩き
7月15日(木)快晴

赤岳登山(標高2078m)

7:00銀泉台~赤岳登山口~第一花園~第二花園~こまくさ平~第三雪渓~奥の平~第四雪渓~赤岳頂上~小泉岳分岐~赤岳~14:50赤岳登山口~15:00銀泉台

銀泉台の標高は1,485m、赤岳頂上は2078m。標高差は593mで累計標高差は697m。
さ元気に登りましょう。
登山口からしばらくは整備された登りやすい道。今年は雪が多くって第一花園も第二花園も雪の下。雪渓歩きは登山者の踏跡をたどって慎重に慎重に。

イワギキョウ


こまくさ平にでると一気に高山帯の花々が目に飛び込んでくる。あっちもコマクサ、こっちもコマクサ、どこにもコマクサで写真の撮りまくり。下山者いわく『少し先に行くともっと凄いコマクサですよ』。もっと凄い以上に凄いコマクサだった! 憧れつづけた大雪・赤岳・こまくさ平は夢のような花園でした。キバナシャクナゲ、イワブクロ、エゾツツジ、エゾハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、ヒメトラノオなども次々と、ああ大変、止まってばかり。

コマクサ

チシマツガザクラ

タカネオミナエシ(チシマキンレンカ)とウラシマツツジ


まるで雪の壁のような急斜面の第三雪渓は本当に長かった。奥の平でもうヘトヘト。花々を眺めながらアミノサプリほかでエネルギー補給。ああ、また雪渓だ~ぁ。最後の第四雪渓、頑張れ、頑張れ! 
雪渓を登り終えると岩場とガレ場が続き赤岳山頂も見えてくる。もうひと頑張りで赤岳。

ガレ場から赤岳を見る


赤岳頂上、お天気は快晴。旭岳、北海岳、北鎮岳などの表大雪の山並みがパノラマで広がる(残念ながら黒岳は雲にかくれて見えず)。思いっきり赤岳頂上に座っていました。

赤岳頂上より大雪の山並み


赤岳から小泉岳分岐に向かう。ここは起伏の少ない風衝地で、またまた見事な高山植物のお花畑。キバナシオガマ、エゾオヤマノエンドウ、タカネスミレなどなど、ああいっぱい。ホソバウルップソウはほとんど花を終えていた。でも一株だけ紫の花を付けて待っていてくれた。ホソバウルップソウのお花畑、満開の時ってどんなだろう、見たかったなあ。

花の終わったホソバウルップソウとエゾツツジ

カラフトルリシジミとウスユキトウヒレン

エゾツツジとエゾノマルバシモツケ

チシマギキョウ


小泉岳分岐から赤岳に、ここから登ってきたコースをたどって下山。ああ花が綺麗だ。
雪渓の下りってとてもオッカナイ。へっぴり腰で、とにかく滑らないように。そんな私の横を元気な若者集団が〈尻スキー〉で、キャァキャァ笑いながら滑って行く。わぁ速い!真似は出来ません、怪我をします。シニアは一歩一歩踏みしめて下りましょう。

雪渓すべり


銀泉台到着。湧き水の美味しかったこと。汗を拭って、靴の泥を落として、後ろを振りかって赤岳に『さようなら』
銀泉台から車を飛ばして層雲峡へ。入浴は〈黒岳の湯〉♪いい湯だな♪ほんとにいい湯。

アポイ岳(810.2m〉登山

2010年07月31日 | マイーペースの山歩き
7月9日(金) 晴れ 

アポイ岳登山(標高810.6m)

アポイ岳は北海道日高山脈の南端付近の西海岸よりに位置する山で,山塊は約1300万年前の日高山脈の形成に伴い地下数10kmの上部マントルが上昇露出した〈幌満かんらん岩体〉により構成されている。かんらん岩という特殊な土壌条件、また海に近く海霧や強風,冬季の小雪という気象条件により、低標高ながら高山植物が成立し、エゾコウゾリナなどアポイ岳固有種をはじめ、数多くの固有植物が生育している。

8:20アポイ岳登山口~五合目避難小屋~馬の瀬~頂上~15:40登山口

入山届けを出して心を引き締め、さあスタート。
アポイ登山口から五合目避難小屋まではシャクナゲがたくさんある松林の中を行く。

シャクナゲの登山道 花が少し残っていた、最盛期は綺麗だろうな。


時々足元に咲くお花をカメラとビデオに収めウキウキと登る。
イブキジャコウソウ


四合目付近からは緩やかな道も終わり、急な道を一気に登ると避難小屋のある五合目。
五合目よりいよいよ本格的な山登り。熊除けの鐘を威勢よく打ち鳴らし、リックの鈴をリンリン鳴らしながら六合目、七合目と急な岩場を登る。辛い登りも可憐なアポイの花々が応援団。エゾシマリスも私たちに挨拶してくれる。

登山道を振り返る

エゾコオゾリナ アポイ岳固有種

エゾシマリス


七合目展望台に立つと、馬の背につづいてデ~ンとアポイ岳への急斜面が目の前に見えた。とたんにしんどくなって登る元気が失せた。ああ嫌だな、しんどいな、馬の背までで止めたいな。

馬の背、頂上方面を


馬の背は素敵なところ、山と海の景色を楽しみ花々と向き合って、みるみる気力充実・元気回復。

ヒメエゾネギ アポイ岳準固有変種

サマニオトギリ アポイ岳固有種

アポイマンテラ  アポイ岳固有変種


八合目、頂上真下の九合目、賑やかな地元の6年生たちに抜きまくられながら、バテバテで足を進めて、頂上ゴール。

ジャリンコ登山隊


頂上でゆっくりお昼。小学生たちが下山して静かになったアポイの山頂で記念写真を撮り同じ道を下る。

登山道より下り

7合目の木陰で、先の小学生の女生徒が先生の付き添いで横たわっていた。暑さで倒れたとか。ここから五合目の避難小屋までは急な岩の尾根下り、そしてその先緩いとはいえ登山口まではうんと長い。このあと3パーティの救助隊?が私たちに子どもの様子を確め、上へ登っていった。あとで聞くと、時間的に少々キツい行程で女の子は昼食直後の下山でお腹にもきたらしい。一生懸命に70人余の生徒をガイド、サポートしていた先生方、でも彼らの責任になるのかな?
五合目を過ぎて樹林帯に入ると一気に気温が下り、安心して残りの水を飲んでしまった。これが間違い。登山口までは長いのだ。水を求めてひたすら下る。登山口到着。『水!』

下山後のお風呂は今日のお泊まりホテル・アポイ山荘。ここのお風呂は名湯で有名。