Bamboo Report

bambooのつれづれ日記
小さな山荘の四季をメインに書いてみましょう

こんな経験初めて 怖ろしい雷!

2012年05月31日 | 小さな山荘から
5月29日(火)~30日(水)

皆さんのところはどうでしたか?
5月29日、午後3時半ごろ、岡山県備前市三石の標高400mの山の上の山荘で。
一瞬あたりが真っ暗に。途端に頭の真上から脳天を打ち砕くような雷鳴。ぎやぁっ!雨樋から溢れ落ちる豪雨。白い大粒の氷の塊が雨の中から飛び出す、雹だ。ガラス窓を雹が叩きつける。又物凄い雷鳴。私、じつは雷さん、好きなんです。山荘で経験する雷は平地のそれよりうんと迫力がある、いつも雷鳴と閃光を楽しんでいたのだが今回は違った、心底、怖ろしかった! 人へ、農作物などへの被害がなければいいのですが。
ベランダに飛び散った雹 大きいのは2㎝ぐらい


30日、5時起床、雲海を赤く染めながら昇る太陽に手を合わせる。
主人は畑の防獣ネットを外す。水やり、収穫、雑草抜きがやり易くなりました。私はササユリ6本の支柱立て。鹿がまた来たらどうするの?・・・考えないことにしましょう。



シャクヤク なかなか咲かなかったシャクヤク(鹿はシャクヤクを食べない)がやっと咲いた。


イブキジャコウソウ 鹿メに齧られてスッカリ姿を消したものと思っていたら、ヒョッコリ雑草の中から現れた。日本原産のタイムの仲間、増えすぎると【困ったチャン】雑草になりそう。でも花の少ない山荘には居ついてほしい子です。


ハコネウツギ もう少したつと色の変化がよく見えるのですが、でも今の方が爽やかでいいかも。


ツルバラ・ピース バラで咲いているのはこのピースだけ。もちろん下の方は坊主。八重桜・楊貴妃に巻き付いて上の方にほんの数厘咲くだけですが、葉陰でいっそう華やいでいます。


ギボウシの復活 ギボウシの復活がここでも見えます。まだまだ貧相な株ですが、鹿の食害から生き残った子たちです。来年はきっと立派なギボウシのシェイドガーデンを完全復活させることでしょう。


ササユリ 鹿やウサギに食べられないことを祈りながらササユリに支柱を立てました。なんと嬉しい作業でしょう。
 

アメリカ・ニューイングランドの旅

2012年05月27日 | お出かけ(海外)
5月9日(水)~5月20日(日)

コネチカット州・ウエストハートホードに住む長女夫婦を訪ねました。長女夫婦と一緒に過ごす、お婿さん(以下トトロさん)の仕事を見る、ご両親3人にご挨拶、ニューヨークとボストン、ロードアイランドの観光、アメリカの生活体験、などなど常に温かい心に感謝しながらの旅でした。
明石に住む次女もスカイプで日本からおしゃべりに参加。家族全員が揃った楽しい時間も忘れられません。


5月 9日 自宅~ベイシャトル・神戸~関西空港~NY・JFK空港へ
5月10日 JFK空港着~娘の迎えを受けてホテルへ~ホテル周辺散策(国連ビル、グランド・セントラル駅など)~ホテルで婿殿(トトロさん)と合流~旧知のマイケル君と5人でお茶~居酒屋・力で夕飯~夜のセント・パトリック大聖堂~クライスラービル~ロックフェラーセンター~トップオブザロック(GEビル)でNYの夜景を~ホテル
5月11日(ホテルに荷物を預けて)メトロポリタン美術館~セントラルパークを横切って~リンカーン・センター(トトロさんのお仕事本拠地)~(ホテルで荷物を受けて)グランド・セントラル駅~コネチカット・トトロさん宅
5月12日 コネチカット州の海(ミスティック・スト二トン)~ロードアイランド州の海(ワッチヒル)~Bill’s seafood restaurantテラスでsunsetと夕食
5月13日 スーパーでお買い物(母の日)~トトロさんご両親とディナー
5月14日 White Flower Farm(Litchfield)見学~弁護士が多いLitchfield の洒落たレストランWest Street Grillでお昼~生産農家でお買い物(お酒、はちみつ、メープルシロップ、ジャムなど)
5月15日 Beaver Pond Trail(Sessions Wood Wildlife Management Area)歩き~中華スーパーで買い物~マーク・トウェンの家~たこ焼きとデリバリーで夕食
5月16日 ゴミだし体験~巨大ホームセンターで買い物~エリザベス・ローズガーデン~トトロさんご両親宅でディナー
5月17日 トトロさん家のプライベート・パス散策~The Learning Trail 歩き~コリンズの町~トトロさん実母とディナーと焚き火
5月18日 ボストン観光(ボストン美術館~イザベル・ガードナー美術館~ハーバード大学)~カントリーサイドの隠れダイニング・The Landing Zone Grille で最後の夕飯
5月19日 トトロ夫婦とJFK空港へ(現役引退後のスペースシャトル本物を見る)~JFK~ありがとう!さようなら~帰国へ
5月20日 関空~ベイシャトル・神戸~自宅


旅の印象・思い、総まとめ:
1)アメリカ東海岸は遠い。アメリカは広い。
関西空港からJFK空港まで、チャイナ・エアラインの直行便で行きが13時間10分、帰り14時間15分のフライト。とにかく長い。
1)寂しい日本人の乗客数。
ジャンボ747、台湾・台北~関空~JFKを往復する。往復ともほぼ満席。関空でほとんどの人が台北へ乗り継ぎ。日本人は50人もいなかった。ここでも日本の衰退を実感する。
1)あっけないほど簡単な入国、出国、荷物ピックアップ。
覚悟していた厳しい入国・出国、『ええっ、これだけ?』人より先に荷物が出ていた!
1)安全なアメリカ
初日NYに泊まる。ホテルはミッドタウン(NYの中心セントラル・ステーションのすぐ近く)。以後も行動範囲はいずれも治安のよい地区ばかり。怖い思いはまったく無し。
1) 強烈なNYのタクシー・イエローキャブ
アメリカのタクシーは利用するには安全だと聞いていたが、その運転ぶりには肝をつぶした。世界の中心・NYのマンハッタンの運転、躊躇していたら仕事にならない。ドライバーのほとんどは移住者や外国人。死ぬ思いをさせられたドライバーはチベット人、中国の迫害を逃れてきたという。
1)ルールを守るアメリカ人
安心な地域、お店しか訪れなかったにせよ、日本では考えられないほどのルール順守。
地場産の海産物を求めてコネチカット・ミスティック・スト二トンの漁港へ行った。大きな冷凍庫にロブスター、エビ、ホタテの貝柱などの冷凍パックが入っている。顧客は勝手に自分の要る分を取り出し、料金箱にお金を入れる。普通は無人。大繁盛のお店のオープンテラスで食事。料金とチップは請求書と一緒にコップの下に置いて店を出る。ええっ、お金取られないの? 食い逃げや料金ごまかす人いないの?
1)緑いっぱい、自然いっぱい、花がいっぱい。
1)人種差別、貧富の差のアメリカ
貧富の差は街並み、道行く人を見ると歴然。人種差別は、マーク・トウェインの家のミュージアムで。「子供たちは入館させないでください」とある。館内に強烈なネガティブキャンペーン。「No Negro, No Jew, No Dogs」 Dogsは日本人を含む。「Monkey Obama」でオバマ大領領の黒いっ顔の風刺画。まだまだ残る差別。背筋が寒くなった。
1)なんと運が悪い
メトロポリタン美術館とボストン美術館、いずれも日本画や工芸品の膨大な収集で知られている。日本で見られない浮世絵、屏風画、絵巻物などなど、期待して胸弾ませて・・・but、メトロポリタンでは2日間だけ日本のギャラリーは閉鎖(改善工事のため)、ああ無情!二日間だけですよ!
ボストンの方は【ボストン美術館「日本美術の至宝」展】として2012年3月から13年の6月まで東京はじめ各地を巡回するため、ほとんどの有名作品は日本にお里帰り中(こちらは承知の上)。でも残り作品展示のなんと貧相なこと。また日本コーナーはどんどん縮小され、代わりに拡大は中国とのこと。ああ可哀相な衰退日本。
1)巨大な食品スーパーやホームセンター
豊富な品ぞろえ、安い価格。ポリの水ボトル24本で2ドル99セント。もちろんお肉はめっちゃ安い。TPPってどうなるの?
1)ハーバード大学に日本人学生の姿無し
これは今日だけのキャンパス風景なの? さらに言えばアメリカ人らしき人も少なかった。会うのは中国人(と思う)がほとんど。ここでも日本の地盤沈下。日本の将来を憂う。
1)トラックの走行が少ない。日本車は多かった。プリウスの健闘が目立つ。円高、でも頑張れ日本!
1)英語が聞き取れない、話せない、本当に情けない。(いつも横で娘が同時通訳してくれるので余計にしゃべれませんでした・・・言い訳)
1)海外から見る日本の現状
あまりにも違う報道内容や見解を知らされ唖然とする。私たちは真実を知らされているの?


アメリカ・ニューイングランドの旅 その1

2012年05月27日 | お出かけ(海外)
5/10 アップルの店 

グランド・セントラル駅構内にある巨大なアップルのお店。アップルの最新製品が卓上に並び、人々が自由に操作をしている。圧巻でした。日本にこんな所あるの?
娘が3年前に買ったアップルのノートパソコン、(なんかサッパリ判りませんが)4本の指を使ってタッチパット上で操作する(フラットで左右のボタン無し)。また機能も凄い。私の12年春モデル東芝ノートパソコンよりうんと進化してと思う。(日本製にこんな機能あるの?)

5/10 ニューヨークの夜景(ロックフェラーセンター・GEビル)

大変な人気スポット。入場時間が指定される。ロックフェラーについてお勉強のあと高速エレベーターで一気に最上70階へ。圧倒的な360度の夜景を楽しむ。さらに階段を2階分昇りトップオブザロック屋上展望台へ。言葉なし、南・真正面にエンパイヤステートビルディング! 世界一の都市NYの煌く夜景!

5/11 メトロポリタン美術館・ルノアール

たった2日間だけお目当ての日本コーナーが閉鎖というトホホはあったけれど、凄い美術館でした。世界の名画を堪能。写真もたくさん撮れた。お茶を含めて4時間滞在。見落とした絵や行かなかったコーナーもいっぱい。1時間の日本語ガイドツアーに参加(この間トトロさんは携帯とパソコンでお仕事)。

5/11 セントラルパークからビル群をみる

ビル群の左方面にトトロさんの仕事場・リンカーンセンターがある(リンカーンセンターはNYの総合芸術文化センター。メトロポリタンオペラ劇場、ジュリアード音楽院、ニューヨーク・フィルハーモニーやシティバレエ団を鑑賞するホール、シアターもある)。 広大なセントラルパークは、憩う人、遊ぶ人、ジョギングする人、行き交う人々が皆笑顔。

5/12 トトロさんの家

画像はガレージのある建物の側面から。道路を右にまわりこむと建物正面玄関に至る。左下にまわると地下室入口へ。画像二階中央カーテンのある部屋が私たちの過ごしたゲストルーム。この部屋の左がトトロさんの仕事部屋、右が娘の仕事部屋。敷地面積は6.7エーカー(8200坪)。一帯の土地はガーデナーが開発し、トトロさんの家もまた別のガーデナーの息子さんが建て造園をした。私道沿いも家周りも自然を生かした見事な植栽がなされている。日本の植物も随所に植えられていた。シャクナゲやツツジが咲き、ヤマボウシが咲き始め、ニッコウキスゲなどの花であふれていた! 家の周り、芝生の向こうはメイプル(砂糖カエデ)などの広葉樹の森。森の中を小川が流れ、エンレイソウやツマトリソウなど野生の花が咲き、小鳥がさえずり、怖ろし~いポイズン・アイビーが繁茂し、超恐ろし~いチックという虫(ダニ、毒蜘蛛?)が棲息する森、自然いっぱい危険いっぱい。森へは虫よけスプレーをし、ズボンの裾を靴下に取り入れ、携帯蚊取りを腰にして入る。トトロさんと森のプライベート・パスを歩いた。なんと楽しいひと時だったことでしょう!小川には水芭蕉に似たスカンク・キャベツが茂っていた(黄色の花が咲く)。ちなみに水芭蕉の英語はAsian skunk cabbageで、Skunk cabbageはザゼンソウのこと。


5/12 ロードアイランドの海岸で遊ぶ


5/13 トトロの森のシマリス 

可愛い!と私。可愛くないと娘。シマリスは穴を掘り種を食べロクなことをしないとか。リスも来る。あいつも来る、鹿の食害跡は随所に、大切なものほど食べる。

5/13 今日のディナー

トトロさんご両親を招いてディナー。やっとご挨拶ができた。5時間ほどの語らいは忘れられない思い出です。今日は母の日。トトロさん母にはアジサイ、私にはセントポーリアのプレゼント。セントポーリアは娘宅で咲き続けてくれるでしょう。

5/14 White Flower Farm

広大な植物園と育苗農園。素敵なカタログを発行しカタログ記載の花が販売されている。緑の季節、それは綺麗でした。夢見心地で見てまわる。ここにも鹿の被害跡発見。

5/14 凄く綺麗だった白い花の木、カンボクの一種・Viburnum pllcatum 'sheata'

街路樹にも利用されていた。欲しい、この木!

アメリカ・ニューイングランドの旅 その2

2012年05月27日 | お出かけ(海外)
5/15  Beaver Pond Trail(Sessions Wood Wildlife Management Area)

トレイルにあるビーバーが造った自然の池はまるで上高地の大正池みたい。コウホネも咲いていたよ。一か所、高いネットで厳重に囲まれた実験林があった。鹿や熊を排除した森が出来ている。鬱蒼と無節操に木が伸び絡み合い樹下は日が差さない。鹿たちがつくる明るい自然の森、森は動物たちと共に生きていることを学ぶ。

5/15  Beaver Pond Trailに咲くアツモリソウ’The Pink Lady’s Slipper’
 
北米北東部とカナダに分布。素敵な花。盗掘で激減している。馬鹿はどこにでもいる。

5/16 エリザベス・ローズガーデン

お義母さんのお勧めのエリザベス・ローズガーデン。バラの季節には少し早かったがローズヒップ(ハマナス)が満開。本当にいい匂い。シェイドガーデンが素敵。コマクサも見たよ。

5/16 トトロさんご両親の家のアイリス

お義母さんはお花が大好き、素敵な庭をお持ちです。すべての花の色が輝いている(緯度のせいかな)。庭にはコネチカットの州鳥・ロビンが遊び、葉陰にはカエルもいた。

5/16 眺めの良い部屋

トトロさんご両親のお家には、懐かしい人たちから受け継いだ大切な品々、思い出の品々がいっぱい。ディナーのメインはお父さんがオープングリルで焼いてくださった分厚いステーキ。

5/17 The Learning Trail

トトロさん夫婦が自転車で走る渓流沿いのトレイル。「One of the 10 Coolest Small Town in America」 というCollinsville の町まで往復する。
特徴ある美しいトレイルがいたるところにあるアメリカ、本当にいいなあ。

5/17 焚き火

トトロさんのもう一人のお母さん(実母)とディナー(ピアノに合わせて歌ったり踊ったりも)。お母さんが帰られた後、テラスで焚き火。薪は庭に落ちた木の枝。火の勢いを強めるために投げ込むのはピスタチオの皮。川のせせらぎがかすかに聞こえる。コオロギが鳴き出した。なんと温かい焚き火だったことでしょう。

5/18 ボストン美術館

名画の本物が目の前に!見たかった美術館所蔵の日本の名画はお里帰中とはいえ、悲しいほど少ない展示だった。
ボストン美術館の後、すぐ近くのイザベル・ガードナー美術館を訪れる。ここはトトロさん実母の推薦の美術館。ボストン大富豪の未亡人、イザベラ・S・ガードナーの個人コレクションが15世紀ベニスの宮殿風の館の中にぎっしりと詰め込まれている。レンブラントやアンジェリコの絵などたくさんあるが説明は一切なし、ここは撮影禁止。1990年に窃盗団に襲われ、レンブラントを含む貴重な名画を13点が盗まれ戻っていない。絵の帰還を待って額縁だけが飾られているところも。なんとここで日本の合戦絵巻、平安絵巻、襖絵などに会えた!イザベラさんは日本にも来た?

5/18 ハーバード大学構内

緑の大木と芝、赤い服に白い帽子のファイアマン(消火栓)、可愛いでしょ。(黄色帽子、赤い帽子、緑の帽子もいたよ)

5/19 満開のシャクナゲ

トトロさんの家に着いた頃は花の始まりだったシャクナが満開になった。固い蕾だったヤマボウシやアイリスも咲きだした。木々の緑もうんと濃くなった。素晴らしい花の庭はこれからも続きます。みんなありがとう!

5/19 スペースシャトル・ディスカバリー

最後のお仕事を終えて艇庫に羽を休めるディスカバリー、本物です。空港の往復で2度見ました

緑の山荘、平和な山荘

2012年05月25日 | 小さな山荘から
5月23日(水)~24日(木)

アメリカ・コネチカットに行っていました。18日ぶりの山荘です。
鹿の被害のない平和な山荘!なんと幸せなことでしょう。
あれほど鹿に食われた花たちが次々と再生している。ササユリもレンゲショウマもシラネアオイも。力尽き果て消えてしまった子たちは多いけれど、ひょっこり地上に顔を出し驚かせてくれる子もいる。今年中がダメでも来年もある。みんな出ておいで!
東側ベランダ前の白モクレンの枝が伸びすぎて部屋からの眺めがよくない。高枝切り鋏の届く範囲で枝を切り落とす。後ろのヤマボウシがよく見えるようになりました。
スナックエンドウの収穫、ササユリの支柱立て、お行儀の悪いクレマチスは起こして支柱を立て、雑草はワンサカ、することいっぱい。時差ぼけで不眠、ふらついている、ああシンド。(結局出来たのはスナックエンドウの収穫だけ)

エリゲロン  密に群生していたエリゲロンは鹿のおかげでポツポツ咲き。石とのコラボが素敵です。
 

ヘビイチゴ  これも密に群生していたヘビイチゴ、今はたった二株。黄色の花が可愛い。


ジャーマンアイリス  今年はジャーマンアイリスの花には会えないと思っていたのにまだまだ頑張って咲いていました。これは私の大好きな色、横には爽やかなスカイブルーも咲いています。


ギボウシ  ギボウシたちは本当に頑張りました。あちこちで綺麗な葉が見えています。この子は灰色がかった緑葉の大株(名札を失くした-rukaさん、ごめんね)ギボウシ再生のシンボルみたいな子です。


タマアジサイ?  タマアジサイのつもりで挿し木したのに、どうも違います。木陰で大きな木に育っています。野趣ある姿がいいです。


オガタマノキ  庭中にモチツツジの優しい香りがしています。あれっバナナの匂いもしている。見上げるとぎっしりと花が。木が育って花は上のほうに。撮影に苦労しました。


ベニバナウツギ  花が咲く予定の枝を強剪定したので今年の花はとても少ない。でもこの花はワンサカ咲くと暑苦しいので、この程度の花付きが丁度よろしい。


ヤマボウシ  山荘自慢の南側ベランダ前の大きなヤマボウシ、18日前には小さな緑の花弁をチョンとつけていたが、もう花は終わっていました。濃くなった緑葉の中に白い花が3つ。きっと私が来るのを待っていてくれたのでしょう。


ジャガイモの花  うちのジャガイモの花はピンク、メークイーンです(白い花は男爵)。この花の役目はなんだろう? 根に澱粉をためて実が出来、その実が種イモにもなるしね。昔は種を採って芋を作ったとして、今や無用のこの花、早いこと処分すべきかな。


スナックエンドウ  種から育てたスナックエンドウ、鹿の食害にもめげず凄い鞘をつけた。塩茹でした姿は緑の宝石、お味は最高!


初夏の花たち

2012年05月07日 | 小さな山荘から
5月4日(金)~5日(土)

連休後半二日を山荘で。3日から晴続きで今日も空気が澄みきっている。山荘に着く。屋根越し緑の山の連なりの向こうに海が見える、久しぶりに見る絶景。鹿の侵入跡なし、安らぎの山荘。緑したたる庭でウキウキ作業をする。シャクナゲの花柄つみ、枝の伐採、道補修、スナップエンドウの収穫etc。そしてお友だちNさんとおしゃべり。土手のほとんど枯れ枝状態のアジサイ群や裸地状態のミヤコワスレに、以前の庭をよく知る彼女は鹿被害の酷さを実感してくれる。
許せないこと:筆リンドウ盗掘。 秘密の場所のフデリンドウ、そのほとんどが盗掘された。鹿じゃない人間さまだ。丸く小さな穴がそこここに。いったいフデリンドウの生態を知っての盗掘だろか?もう少し待って種をいっぱい詰めた実を取るのならまだしも、許せん!主人と怒りまくる。

ベランダから見る山と海

海といってもほんのわずか、でもそれが嬉しい。向こうの島影は淡路島、山並みは赤穂の山。この景色、チョット前までベランダから見えたんです。今は山桜の大木が前の景色を隠してしまった。見えるのは葉を落とした冬季限定の景色。

平戸ツツジ

常緑の平戸ツツジを鹿は食べない。安心して花の季節を待っていた。まだ蕾が多く、大きな花の壁になるのはもうすぐ。本当にいい香りがしますね。

モチツツジ

野趣があっていい花ですね。ますます好きになっています。庭中に自生していて、こちらもいい香りを振りまいています。

ヤマツツジ

この子も山の自生種。花の色葉の色、たまらなく好き。もっと増えてほしい。
  
コデマリ
 
平戸ツツジの茂みに隠れて鹿の目から見事逃れたコデマリ。ものすごい勢いで枝を伸ばして花を枝垂れている。満開はこれから、綺麗だろうな。

ウノハナ(卯の花)
 
枯れ枝みたいなウノハナに花が咲いた。余りにも少しで見過ごすところでした。

ササユリ
 
我が家の秘蔵っ子・ササユリ。そっと隠しておくべきなのに…つい成長ぶりが嬉しくって。
シャクナゲの枝葉が守ってくれている。 庭で新たなササユリを2株見つけた。せっせと種を採り撒まきし続けた努力が報われたのでしょう。

スナップエンドウ
 
小さな若い鞘ながらエンドウの香りがします。まだ若い鞘・18個収穫。小さな鞘ながらエンドウの香りがする。鹿から守り抜いた味は特別でした。

ソラマメ
  
苗は主人の旧友からのところから来た。その20本が鹿メの食害で3本だけになってしまった。今花をつけて下のほうには鞘みたいなのがのが付いている。豆、幾つ出来るかな。

ジャガイモ
  
北海道の親友から届いたジャガイモ、食べきれず冷蔵庫の中で芽が出てしまった。ダメ元で山荘の畑に植えた。なかなか地上に顔をださなかったのに、姿を現すや猛スピードで成長、びっくりしました。

赤タマネギ

タマネギの苗は加古川の親友のご主人作。こちらは50本が20本に。お行儀悪いでしょ、他所の子みたいに真っ直ぐ伸びない。スタイルなどどうでもよい、玉ができればいいなあ。

ガマズミと蝶
  
白いガマズミの花、とても繊細で綺麗。蝶が優雅に羽を休めて。この季節白い花が多いですね。いずれもにいろんな蝶や昆虫が蜜を求めて飛んでくる。小さな花には小さな昆虫、大きな花には大きな昆虫が。こちらは羽音がうるさく気味が悪いほど。

山の自然が輝くこの季節なのに、しばらく山荘に来られません。留守中、誰に見られることなく花を終えるだろう可哀相なジャーマンアイリスとシャクナゲの今日の瑞々しい姿をアップします。

ジャーマンアイリス

一昨年は丸坊主にされたジャーマンアイリス、今年は鹿メの心変わりのおかげで生き延びてあちこちで花をつけそうです。この花への私の関心は花が咲くと途端に半減、蕾の時が可愛いのです。

シャクヤク

鹿が食べない希少種シャクヤク。今年も元気に蕾を膨らませている。こちらは蕾より豪華な花がいい。綺麗に咲いてね!

ちょっと早い、母の日

2012年05月06日 | シニアライフ
5月3日(木)

今年の母の日は13日。その日私は家にいない。明石の次女が母の日の花束を持ってきてくれた。本当に綺麗な花束でした。ありがとう!

次女はパソコンのベテランです。完璧にダウンしてしまったデスクトップ・パソコンからデーターを取り出してくれた。電源を入れると立ちあがることだけを頼りに、カチャカチャいろいろやって、セーフモードから修復に入り、CドライブのデーターをDドライブに移し、CDをセットをしてパソコンをリカバリーし、Dドライブに残ったデーターをCDに取り込む、CDのデーターを新しいパソコンに取り込む、データーが表示された、生き返った!
メールなどは取り戻せなかったが、これで十分。以後は次女の指示を守って、データーのバックアップを随時することにしましょう。
動きがウルトラ遅かった旧パソコン、リセットを終えて身軽になって動きが軽やかで速くなった。こうなると破棄するのが惜しくなりました。貰ってくれる人いないかなあ、なんて。貧乏性ですね。

バラ・マチルダ  自宅マンション・ルーフバルコニーのバラ一番花はマチルダ。ロマンチックな優しいピンク。バラはいいなあ。うちの過酷な夏、寒風の冬を耐えてくれる。新しいバラ、また買いたくなった。