力継続也

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三、深く考えず楽しく読むべし

わかりやすい保険のお話

2011年03月22日 | ただの日記
たまには真面目に書いてみようかしら。

①地震で家がなくなった時、保険っておりるの?
②地震が原因で死んだ時、保険っておりるの?

誰もが一度は気になったこの疑問にわかりやすく解説をしていきましょう

まず、①は、損害保険、②は生命保険で全く別ものってことを理解。
全然違う会社で、保険料の計算方法も
加入率も全く違うよってことを大前提に話を勧めます。

①については、火災保険、地震保険、などあるけど、
火災保険だけじゃ、保険金は一切降りないのよね。
残念ながら、地震保険を付帯している契約しか保険はおりません。
見舞金とかいろいろあったとしても、スズメの涙程度。
だから、地震保険って結構大事なのよね。
実は国もずっとずっと前から地震保険の加入を勧めていた。
損害保険料控除が地震保険に入っていることが前提になったりしたことも
それの表れ。
控除ってことは、国がお金面倒見切れないから、どんどん加入してねってことだから。
ちなみにσ( ̄▽ ̄)の会社は損害保険も扱っていて、
グループ全体では業界トップクラスなんだけど、
あれだけの家屋の被害があったにもかかわらず、
お支払の可能性はまだ8000件だってさ。
冷たい様だけどこれが現実

②続いて生命保険。
こっちが本業だから、こっちの方が詳しい。
生命保険について、死亡保障だけで言うと、
災害とか戦争で人が死んだ場合、保険は一切おりません。
だって、保険料って年齢別死亡率で計算しているから
災害とか戦争とか起きると、それはもう無茶苦茶になって計算が合わなくなる。
当然のことなんだけど、
保険は全体の収入と、全体のお支払の額はほとんど一緒。
ま、経費とかで引かれているのもあるけどね。
だから、60歳くらいの人が、保険にだまされた一切降りなかった!満期もない
とかほざいているのを見ると、あー知能指数の足りない人だなーって思う。
あなたが貰えなかった途中で亡くなった誰かに支払われているから。
この人は本当は幸せな人なんだけどそれを理解していない。

おっと話がそれた。
だから、本当は生命保険会社は地震による死亡事故に対してお金は支払わないのだけど、
生命保険協会加入の47社は全社この免責事由をとっぱらった。
今回被害にあった方は全額お支払いしますよと。
ちなみに共済とか全労災はここに含まれていないから、よく調べておくれ。
安い安いと言っていた保険との違いがここに表れている。
支払われるからよかった
実はそんなに簡単なことでない。

一体誰が請求するの?
被災者がはたしてそんなにすぐに保険を請求するか?
また、家族全員がなくなっていた場合は誰が請求するのか

本来、保険料が2ヶ月引き去られず、解約金も無ければ
保険は失効になっちゃう。
失効になったら、保険は意味をなさない。未加入と同じ。
そんな殺生なってことで、とりあえず、生命保険協会
加入の保険会社は2ヶ月間の保険料を半年間待ちますよと
一律で決まった。
半年間は保険料を払わなくても大丈夫。
でも、それ以上になったら、失効。怖い。
正直、兄弟がどこの保険会社に入っているかとか知らん。
だから、兄弟一家が全員亡くなったけど、どこに何を請求すればいいのか
わからん。
そんな人がきっと増えるはず。

保険会社としては機械的な管理がほとんどなので、
失効になったら、機械的に失効にしてしまうだけ。
そうならないように、そのような契約をどう取り扱うか。
それが保険会社の今後の課題だと思う。
生命保険会社も損害保険会社も。

地震で被災された方に
こんな時こそ役にたつ生命保険、損害保険。
そんな存在でありたい。
間違っても保険は詐欺でもなんでもない立派な商品で、
残された家族に希望をもたらすものなので、
取扱者は本当にこれから頑張ってほしい。
頑張ります。

あ、いい保険紹介しまっせ。

以上自己満足の日記でした。
他社誹謗中傷が隠れている事、わかりました?
コメント
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